韓日関係改善と新型コロナウイルスの沈静化の影響で韓日間の航空路線復活が本格化している。

航空業界によると、5月の韓日首脳会談でコロナ禍前の水準への航空路線回復を約束した後、実際に早い回復傾向を見せている。

2019年まで韓国系航空会社が就航する日本国内の空港は24カ所だった。しかし両国関係悪化後に日本製品不買運動が拡散し、コロナ禍まで重なったことですべての路線が中断された。昨年から路線が段階的に回復しているが今年5月の首脳会談前までに韓国系航空会社が就航する日本の空港は13カ所だった。

しかし韓日首脳会談後に路線拡大が本格的になされている。チェジュ航空が6月に仁川(インチョン)~大分、7月に仁川~広島路線をそれぞれ再開した。9月にはティーウェイ航空が仁川~佐賀路線を、アシアナ航空が仁川~宮崎路線を再開する予定だ。10月にはエアソウルが仁川~米子路線の再開を計画している。このほか岡山と茨城への路線再開も見込まれる。釜山(プサン)と清州(チョンジュ)、大邱(テグ)など地方発の日本路線も拡大しているだけに、業界では来年初めにはコロナ禍前の水準に路線が回復すると期待している。

日本の知事の訪韓も続いている。鳥取県の平井伸治知事と香川県の池田豊人知事らが韓国を訪れ航空路線拡大を話し合った。このほかも熊本県と佐賀県の知事もティーウェイ航空を訪れ交流活性化を協議した。

旅客数も着実に増え6月の韓日間運航便数は8629便、旅客数は152万2391人となった。月間基準で今年に入り最も多い。5月の旅客数は147万8600人、4月の旅客数は133万4500人だった。

7/19(水) 11:44 中央日報日本語版
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