【写真】カビが生えたゆで卵
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日中の体感温度が40度に迫る猛暑の中で開催中の2023セマングム世界スカウトジャンボリー大会をめぐり不満が噴出している。

ジャンボリー大会に参加中の学生の保護者Aさんは3日、MBC(文化放送)ラジオ『キム・ジョンべの視線集中』のインタビューで「最近の子どもたちはとても大切に育てられている。いくらジャンボリー精神だといっても、最低限衛生的にきれいにしてやるなど基本は守って野営をさせなければならないのでは」と怒った。

中学生の息子をジャンボリーに行かせたというAさんは「子どもたちが一番嫌がるのは暑さで、その次は行事がどのように行われるのか事前に情報がないこと」と話した。また、トイレやシャワー施設などに不備が多く、就寝用テントはとても狭苦しいとAさんは主張した。暑さに加えて飲み物や食べるものも足りないと話した。

Aさんはテントについて「最近の子どもたちは体格が大きい。2人が入って寝ることもできない」とし「安全に問題がないというが、では昨日熱中症患者がなぜ出てきたのか」と指摘した。雑草が生い茂り、前日の大雨によって水たまりができた地面にプラスチックパレットを敷いてテントを張った点も安全などを考慮すると不適切だったというのがAさんの主張だ。

Aさんはトイレや洗面台などに関しては「シャワー施設が足りずビニールテントで作られている。ビニールで仕切っているので横から丸見えだという」とし「トイレも男女分けられているところもあるが、共同で使うところもあると聞いた」と伝えた。また「掃除をしていなくて汚いと言っていた」と付け加えた。

成人指導者としてジャンボリーに参加したというBさんもオンラインコミュニティに今回のジャンボリー大会に対して「嫌韓製造祭り」と批判した。

Bさんは「トイレの絶対数が少なく人数は多いので、ひたすら待たなければならない」とし「詰まっているか、水が出てこない。シャワー室も同じ」と主張した。また「エアコンどころか扇風機さえない。どうやって乗り切れというのか分からない」としながら暑さによる問題も大きいと伝えた。

主宰側が提供した食事に対しても問題があった。韓国メディア「ニュース1」によると、ジャンボリー参加者は組織委員会から食材を支給されて自炊するが、40人余りの隊員が受け取った燻製卵80個のうち6個からカビが見つかった。情報提供者は「卵をむいてみると黒いカビがついていた」とし「さらに定刻に食材が届かず午前の日程が遅れて支障が出た」と主張した。

「ぼったくり」という声も出ている。生活必需品や食べるものを買うためには長い行列に並んで会場内コンビニエンスストアを利用しなければならない。このコンビニエンスストアではトイレットペーパーが1ロールで2000ウォン(約220円)で、外で2300ウォンのコーラは2500ウォンで販売されていると参加者は伝えた。これさえも品揃えが悪くて購入が簡単ではないという。

セマングムジャンボリー大会には1人当たり900ドル(約13万円)に達する参加費を出した159カ国4万3225人が参加中だ。参加者(青少年スカウト隊員は韓国基準で中1~高3年生)のほとんどは各自の学校でリーダーとして活動中の学生たちだ。

全北警察庁によると開営式が開かれた2日、ジャンボリーの現場でめまいなど熱中症の症状を訴えた参加者は83人だった。開幕初日の1日にも400人余りの熱中症患者が発生した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/18aafb09f27aeaadf992336c0e2898f301fcaf71

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