2023年9月25日、中国の著名コラムニストが同国のSNS・微博(ウェイボー)で、日本の少子化の状況について「明日の中国だ」と紹介したところ、ネットユーザーの間で議論を呼んだ。

著名コラムニストの老徐(ラオシュー)さんは25日、自身の微博アカウント「老徐時評」を更新し、日本の少子化に関する日本メディアの記事を紹介するとともに「現在の中国の出生状況を見れば、今日の日本は明日の中国になる可能性がある」と評した。

紹介した記事には、日本で今年18歳になる05年生まれの女性のうち、一生子どもを産まない人の割合が42%に、子どもを作らない男性は5割前後に達し、1970年生まれの女性の27%に比べて2倍近くにまで上昇するとともに、先進国の中でも非常に高い割合になる可能性があることなどが記述されている。

この件について、中国のネットユーザーは「その『明日』は割とすぐやってくるぞ」「日本は先進国になったが、われわれは豊かになる前に老いてしまうのではないか?」「日本は富裕化した後に高齢化した。わが国が似ているのは、高齢化の部分だけだ」「中国の出生率はすでに日本よりも低くなっているので、もっと大変なことになる」「今の子どもは受験のために1日6時間しか寝られず、大人は長時間労働を強いられ、高齢者は医者にかかるお金すらない。この先人口減少が急激に加速すると思う」「日本を見習ってはいけない。兵役は男の義務、子どもを産むのは女の義務だ」「人が少なくなるのは良いことでは?1人当たりの給料も福利厚生も良くなるし、家の値段だって合理的になる。中国なんて3億人ぐらいいれば十分だと思うが」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)

https://www.recordchina.co.jp/b921179-s25-c30-d0193.html