0001ばーど ★
2024/02/14(水) 10:52:44.62ID:fznFBaZG1月14日に固体燃料式の中距離弾道ミサイルの試験発射に成功したと主張。
さらに1月24日からは、開発中だとする新型戦略巡航ミサイル「プルファサル」をはじめ、巡航ミサイルの発射を10日間に4回という異例の高い頻度で続けた。
ミサイルだけではない。
1月5日には、朝鮮半島西側の黄海にある韓国の延坪島とペンニョン島の北側に向けて、200発以上の砲撃を実施し、周辺海域ではその後、1月7日まで砲撃が続いた。
韓国軍も対抗措置として。海上の軍事境界線とされる北方限界線の韓国側で射撃訓練を行い、島民には北朝鮮の反発に備え、避難命令が出された。
長く北朝鮮を研究してきた韓国の専門家は、南北関係の現状を「崖っぷち」と表現し、元韓国軍の軍事専門家は、兵器の開発状況が「周辺国にとって十分な脅威になる」と危機感を募らせる。
緊張が高まる南北関係の今後の見通しと、北朝鮮の兵器開発をめぐるポイントについて、韓国の識者に聞いた。
■韓国総選挙に標準を定めた「サラミ式」挑発
かつて韓国軍合同参謀本部に所属し、現在は北朝鮮のミサイル開発などを専門に分析するシンクタンク・韓国国防安保フォーラムの辛宗祐(シン・ジョンウ)事務局長は、年明け以降続く一連の挑発について、「4月に行われる韓国総選挙を狙った“サラミ式”挑発」だと語る。
“サラミ式”は、外交交渉術として北朝鮮が常とう手段としてきた手法だ。
1本のサラミを薄く何枚にも切って食べるように、段階を細かく区切って交渉し、その都度見返りを求めることで、より大きな成果を得ようとする方法だ。
韓国国防安保フォーラム・辛宗祐事務局長:
北朝鮮の“サラミ式”軍事挑発は、細かな挑発を継続的に行い、韓国内での不安を増大させることを指す。対北朝鮮で強硬姿勢をとる尹錫悦政権に対する国内での不満を高め、総選挙での与党敗北、ひいては政権交代につなげたい狙いがある。北朝鮮が実際に攻撃を仕掛けてくるときには、インパクトを大きくするために「奇襲」作戦をとることが多いことから、継続的な挑発を行っている現状では“衝突”に発展する可能性は低いが、北朝鮮の軍事力は着実に脅威を増している。
■来年にリミット迫る「国防5カ年計画」…兵器の役割と開発の進ちょくは
北朝鮮は1月14日、「極超音速機動型制御弾頭を装着した中長距離固体燃料弾道ミサイル」の試験発射を行い、成功したと発表した。
極超音速で滑空するというこの弾頭は、レーダーによる探知・迎撃が難しいと考えられていて、日本や韓国などのミサイル防衛網をかいくぐって標的をたたこうという目的とみられる。
さらにこのミサイルは、従来の液体燃料に比べ発射までの時間が短縮される「固体燃料」である。
液体燃料から固体燃料への置き換えは、短距離・中距離・長距離(大陸間)弾道ミサイルすべてで進んでいる。
北朝鮮の弾道ミサイルは、その射程距離から、短距離は韓国や在韓米軍、中距離は在日米軍やグアムの米軍基地、長距離はアメリカ本土を標的としているとみられているが、固体燃料への置き換えによる脅威を、辛事務局長は次のように話す。
辛宗祐事務局長:
(固体燃料への置き換えにより)戦争が起きれば、北朝鮮はすべてのトンネルをミサイル基地として使用することができ、奇襲攻撃が可能となる。周辺国にとって、十分に脅威になり得る。(さまざまな種類のミサイルを持つことで)北朝鮮は、南北間での戦争が起きた際、朝鮮半島にある在韓米軍と韓国軍を消滅させるだけではなく、アメリカ本土などからの増援戦力をも壊滅させるという力を誇示し、参戦意思をくじかなければならないと考えている。
数々の実験や訓練を通じて兵器の性能向上・実戦配備を進めているとみられるが、そのベースにある国防5カ年計画(2021年発表)について、辛事務局長は「順調に進んでいる」と見方を示す。
北朝鮮が、2023年4月に固体燃料式ICBM(=大陸間弾道ミサイル)「火星18型」の発射実験を行い、11月には2度の失敗を経て、初の軍事偵察衛星の打ち上げに成功したと主張する中、辛事務局長が次に注目するのが、“海中戦力”だ。
以下全文はソース先で
FNN 2024年2月13日 火曜 午後9:40
https://www.fnn.jp/articles/-/656888