2017-08-10 05:12
 物を買うとき、特に大きな物や高価な物を買う際には勇気を必要とするが、物を手放したり捨てたりする時にも思い切りが必要になる。何を捨てて何を残すか、というのは人生の選択にも似ている部分がある。中国メディア・今日頭条は6日「日本で流行している断捨離が、中国人に与える啓示」とする記事を掲載した。
 
 記事は「断捨離」について、「収納の知恵であり、家の中のいらない物を片付けることで内心の不要物も整理し、心も環境もスッキリさせて人生の幸福を得るというもの」と解説したうえで、そこから現代の中国人がくみ取るべき「教え」について示している。
 
 まずは「断」だ。「買い物をする際は何度も考えること。独身祭りのセールにしろ、年末のボーナス時にしろ、すでに持っているものと重なるようなもの、あるいは不要な物を買ってはいけない」とした。
 
 続いて「捨」については「若い時に着ていたお気に入りの服も、ボロボロになったら捨てる。思い出の品も取っておけばゴミになるので捨てる。果断に、心を鬼にしてさえ捨てるのだ」と説明。そして「離」については「さまざまな物への執着を捨てることによって、自分が残した人や物に対する理解や愛、喜びがさらに深まる」としている。
 
 記事を読んだ中国のネットユーザーからは、「整理をするたびに気分が一新できる」、「意味のない人付き合いを捨てるのも断捨離だ」など、断捨離の考え方への賛同が多く寄せられた。また「これは新しい話ではない。中国には質素倹約の教えがある」との意見もあったが、複数のユーザーから「それが今の中国ではできていないから問題なのだ」というツッコミを受けている。

      ===== 後略 =====
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