───ここはマダヤタウン。ここに今日新たなボクモンマスターを目指す為一人の男が旅立とうとしていた。

しかし、事件は唐突に起きる。

「ここに3匹のボクモンがいます。この中から好きなものを選んで下さい」
「んっ!アンタさァ!!この中から選べってゆぅの????」

机に座っている3匹のボクモン。どれも愛嬌のある眼差しで智史を見つめている。しかし智史の目には納得できるボクモンがいなかったのである。

「いくらタダでもぉ、ァタシには選べないワケ!!!こんなのとても選べないわよォん!!!」

智史は愛苦しいボクモンが座っている机を倒す。物凄い音を立てて机が倒れていく。上にいたボクモンは突然の衝撃と恐怖にここの博士の趣味であるパチンコ台の裏に身を隠す。

「唐突ですが、木村はパチンコが大好きです。」

何処からか発せられた言葉と共に陰から博士が姿を現した。

「…そうか。お前には強力な相棒を連れていかなきゃ気がすまないようだな!!」
「キッ、キム!?」
「ならば、俺の遺伝子を使おうじゃないか」

博士が下着を脱ぎ、威力130の25cmメガトン砲が姿を見せる。
そしてそれを直接智史のトロマンにぶち込んだ。

「オラァ!!」
「ンッ!!!ギッ!!!」
あまりのサイズにおびただしい出血が隙間から零れる。

「んぎっ!こ、これは...しびれる感覚だワ!!!」
「いいか。これが状態異常という物だ!これを駆使する事で戦闘を有利に立てる事が可能である」

50分弱にも渡る行為が終わったかと思うと、博士は謎の薬が入った極太のピストンを先程の穴に差し込む。
急速に受精卵を成長させるふしぎなクスリを智史のトロマンにねじ込む。

「ア、ア、アイイイッ!!!!イッ、アイイイイイイイイイ!!!!!」

そして“もんじゃ”がトロマンから溢れ流れる。リンパ液に混じった肉や骨が研究所内に飛び散り壁にへばりつき、床に広がっていった。更に脳の一部のような物や脈を打ちながら肥大化している内臓らしき物も混じっていた。

それを木村は手で掬い、再び智史のトロマンに流し込み再び25cmメガトン砲を挿入するのである。

研究員「う、うわあああぁぁぁぁぁ!!!!」

あまりの狂気に研究員達は研究所を飛び出した。
そんな事に目もくれず

「今回は失敗作だったか。だがこんな簡単に終わる筈がない。ボクモンは甘くねえんだよ!!オラオラオラァァ!!!」
「ギッ!グッンンッ!!ギッギムアァァッ!ンッ!!!」

度重なる過激な行為に智史の骨盤及びトロマンは完全に限界を迎え意識もほぼ破壊されてしまったが、それでも木村は繰り返し繰り返し行い辞めようとはしなかった。

「...いいか、もう一度言う。ボクモンは甘くない」
「イッ......ア...............イ...」
そして再び、“厳選”が始まる。