あのさー、整流管のVI特性見ると、数百mA流して数十Vの電圧降下がある。
これに対して、半導体ダイオードは、せいぜい1V程度。B電源、直流電圧としては、
整流管方式は、これだけで電圧変動のある、性能の悪い直流電圧電源と言える。
しかし、有名、整流管を使った電源だと、音がよい?などという。結局、電源変動が
音を良くしているというのです。
増幅器の設計では、DC等価回路と、AC等価回路で設計する。DC等価回路は、電源
電圧が一定に保たれていることが前提条件となる。ところが、この電源電圧が安定しない
整流管方式では、きちんとした設計が成り立たなくなるというのが、通常の設計法である。
これを、しいて電源変動の多い整流管方式で音作りをするというのは、カナリのテックニック
なのか、苦肉の策なのか・・・・ようわわからんが。