その頃になると、ヨーコはオカルトに夢中になり、専属のタロット占い師を雇うまでになった。
七〇年代後半には、コロンビアのカルタヘナ島に行き占い師の会社、
リナ・ザ・ウィッチ【←おや?】に一週間通った。

 長年における麻薬とオカルトへの異常な関心の結果、一九八〇年のジョン・レノン暗殺事件の当時は、
ヨーコは新時代の退廃的な哲学に夢中になっていた。相変わらず手の施しようもない麻薬中毒であった。
進んで麻薬・ロック・セックスの裏文化に入り、今やその道にかけては世界的に有数な伝道者とも言える人物になっている。
ヨーコこそ、まさに日本の新時代の寵児と言えよう。

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結局、菅野沖彦さんはクラシックも理解できなかったし、ジャズやロックの意味も全くわからないまま
成金人生を終了してしまいました。