酒とタバコやらなければ長生きするんだろ:

毎日酔うと5年早く死ぬ…?大型研究が暴いた「酒に適量なし」の現実
10/26(金) 14:00配信 現代ビジネス

この論文では、19の高所得国(high-income countries)でのべ60万人を対象に、アルコール摂取量と健康への影響を調べた結果を掲載。

 少量の飲酒は心筋梗塞のリスクを下げることが確認された一方で、脳卒中や大動脈瘤、致死性の高血圧性疾患のリスクを有意に上昇させ、総合的には寿命を縮めていると報告しています。

 具体的には、1週間の飲酒量が純アルコール換算で0〜100グラムのグループを基準に、平均余命への影響を以下のようにまとめています。

 【40歳時点での平均余命】
・純アルコール量が週に100〜200グラム → 6ヵ月の余命短縮
・純アルコール量が週に200〜350グラム → 1〜2年の余命短縮
・純アルコール量が週に350グラム以上  → 4〜5年の余命短縮
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つまり何を何杯飲むと危険なのか

 アルコール含有量の計算は『お酒の量 (ml) ×(度数(%) /100)× 0.8』で定義されます。

 アルコール度数5%のお酒350ml缶に含まれる純アルコール量は14グラムで、1週間毎日1缶を飲むと、摂取するアルコールの量は98グラム。

 つまり、毎日ビールの350ml缶1本程度の飲酒量であればそれほど問題ないものの、それ以上の飲酒量ではアルコール量に応じて健康リスクも増大していきます。