>>572
バランス回路のNFBのかけ方はいろいろあるが、ホット側とコールド側との差を見る方式がある(他にホット側はホット側、コールド側はコールド側だけを見る方式などもある)。
ホット側とコールド側の差だけが問題ならこれでいい。
しかしそれなら別に信号がバランスしている必要はなく、単にホット側とコールド側の差を見てNFBをかければいいだけである。
ここでいうコールド側とはグランド側のことで、たとえばパワーアンプ出力側なら-端子のことである。
この-端子とグランドの間にノイズやクロストークが乗っていても問題ない。