スピーカーの周波数特性がこれで
https://www.audiodesign.co.jp/image/focal-826v-freqmid.jpg

アンプの周波数特性がこれ
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/879/50/N000/000/018/151661081794782922178_45_single1_freq_1W.GIF

スピーカーの違いは確実にあるが
アンプなんかで違いが分かるわけないんだよ
ましてやケーブルやDACでの音質向上など追いかけても無駄

1、2mのスピーカーケーブルを変えて音が劇変すると強弁するなら
伸ばせば100mくらいもありそうなLCネットワークのコイルの銅線をなくせばとんでもないことになることくらいわかるだろう

つまり、スピーカー内のネットワークコイルが音を劣化させる一番の原因だったのです
従来からのDACやアンプをいくら替えても音が聴き分けられないのはここがボトルネックだったわけ
https://www.phileweb.com/magazine/audio-course/uploads/06-03.jpg

LCネットワークを採用すると、そのインピーダンスが影響してスピーカーの制動電流が流れ難くなります。
特にクロスオーバー周波数近くではインピーダンスが非常に高くなるため、かなりの影響が出るようになります。
さらに、LCネットワークを採用する場合にはアッテネータも使用することが多く、そのインピーダンスまでも影響してきます。
この制動電流の音への影響はウーファーでなければ少ないと思われがちです。
しかしながら、スピーカー・システムが高音質になればミッドレンジやトゥイーターでも鮮鋭度に対する影響はかなり大きくなり、
制動力の低下によりぼやけた感じの面白くない音になってしまいます。
そして、スピーカー・システムがこのような問題を抱えた場合、音質の進化はそこで止まってしまいます。
ということで、ここではLCネットワークの採用によって、制動に影響するインピーダンスがどの程度まで増加するのか調べてみることにします。