幻聴の症状で印象的だったのは、母国語(日本語)以外でも話しかけられることを体現してくれた点です。
それを体現し確認させた上で、それ以降はずっと母国語で話しかけてきていました。
症状を発症するまで、国家という概念そのものが全く理解できませんでした。
換言するならば「日本国に居ながらも入国している気がしない、無国籍感があった」。
国籍は何も出生届けを提出したり大使館に連絡する事で手に入るものとは限らないでしょう。
ですが警察・教育機関・裁判所・メディアなどの情報発信で、私は聴力をおかしくされてしまった。
今はめっきり幻聴はなくなりましたが、貴重な体験だったと思います。