西洋哲学史
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哲学ではなくて、哲学の歴史
世界史板でやろうとしたら、「哲学板でやれ」と言われた 銃弾や爆撃に晒されたりあばら骨が浮き出た幼子がバタバタ倒れ死んでいくイエメンやらシリアのような状態も神の憐れみなのか >>475
それは神のあわれみではない
人間の悪業だ 全てのものが神の憐れみによって存在するなら人間の営みも神によるものになるじゃないか そういうことになるだろうな
アウグスティヌスの世界観では、人間はまるで無力なんだよ アウグスティヌスの神に対する犬のような根性は人間の尊厳を傷つける 若い頃、性欲がガマンできず欲望のままに生きていた
そのため、「人間は性欲をガマンできない無力な存在だ」と感じたらしい 好むと好まざるとにかかわらず、それかが西洋哲学の土台 古代ギリシャに比べて、哲学史では目立たない古代ローマ
なんといっても聖アウグスティヌスが巨大な存在だ でも、古代ローマの主流派哲学といったら、ストア派だろう ストア派(ストイシズム)は、ヘレニズム哲学の一学派で、紀元前3世紀初めの古代ギリシャでゼノンによって始められた 禁欲的な人を「ストイック」という
ストア派はそれくらい禁欲的な人たちだった ストア派の創始者はゼノン
有名な哲学者には、セネカやエピクテトス、皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスもいる
古代ローマの哲学といえば、これだ。
もちろん、ストア派だけでなく「四大学派」と呼ばれるものがあったが、代表格はなんといってもストア派 【闇】統合失調症患う(両親の主張)娘を10年以上監禁して凍死させた両親…“無罪主張”したが控訴棄却 [和三盆★]http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1618835198/
1和三盆 ★2021/04/19(月) 21:26:38.47ID:xJrn3QAW9
プレハブ小屋に長女を10年以上監禁して凍死させた罪に問われた両親の控訴審で、大阪高裁は懲役13年とした1審判決を支持して両親の控訴を棄却しました。
柿元泰孝被告(58)と妻・由加里被告(56)は、統合失調症を患っていた長女・愛里さん(当時33)をプレハブ小屋に10年以上監禁し、十分に食事を与えずに凍死させた保護責任者遺棄致死の罪などに問われていました。
1審の大阪地裁は2人に懲役13年を言い渡しましたが、2人は判決を不服として控訴し、無罪を主張していました。
4月19日の判決で大阪高裁は、犯行について「行動の自由を制限して尊厳を著しく損なうもの」とした上で、量刑についても「事案に相応で合理的なもの」として、控訴を棄却しました。
http://www.mbs.jp/news/sp/kansainews/20210419/GE00037911.shtml
過去ニュース
33歳長女、体重19キロ
起訴状によると、両被告は07年3月ごろから監視カメラや内側から解錠できない二重扉が設置された自宅内のプレハブの小部屋に愛里さんを監禁。17年12月ごろまでに急激にやせ衰えていたのに十分に食事を与えたり、医師の診察を受けさせたりせず、同月に凍死させたとされる。
検察側は冒頭陳述で、愛里さんが12歳のころに不登校になり、それ以降、中学まで登校しなかったと説明。両被告は愛里さんに愛情を抱けず、一緒に生活したくないと考えて監禁し、粗雑な扱いをして死亡させたと主張した。小部屋の大きさは1.6平方メートルと畳1枚分程度で窓はなく、亡くなる直前の小部屋の温度は10〜12度。食事は1日1回、水はチューブを通して与えていたと指摘。衣類を着せず、入浴や歯磨きもさせず、死亡後の解剖結果では愛里さんは身長145センチ、体重が19キロで、歯はぼろぼろでいくつかは抜け落ち、ひざがまっすぐに伸びない状態だったと述べた。
http://www.asahi.com/amp/articles/ASN273G2KN27PTIL001.html ストア派は、ヘレニズム哲学の一学派で、紀元前3世紀初めの古代ギリシャでゼノンによって始められた。
自らに降りかかる苦難などの運命をいかに克服してゆくかを説く哲学を提唱した。
例えば、知者すなわち「道徳的・知的に完全」な人は、判断の誤りから生まれる破壊的な衝動などに苛まされることはない、と説いている。 ギリシャ哲学の延長線上にある
でも、セネカやマルクスアウレリウスは、ローマ人 アウグスティヌスと同様、ストア派も近代哲学に深い影響を及ぼした
「デカルト哲学の元ネタはアウグスティヌス」というのは生前から指摘され、デカルトがそれに反論したこともある
「スピノザ哲学の元ネタはストア派」というのは、それ以上に明白でよく知られた事実
もちろん、近代ヨーロッパの哲学は古代ローマとは大きく異なるので、「元ネタ」は言いすぎなのだが スピノザの汎神論は、ストア派の世界観とよく似ている 「スピノザはユダヤ人だったからな」と誤解する人もいるが、そうではない
スピノザはユダヤ教会から異端とされ、破門されている 「デカルトの元ネタは聖アウグスティヌス」
「スピノザの元ネタはストア派」
これらは有名な話
「ヘーゲルの元ネタはヘラクレイトス」とも言われるが、これはコジツケっぽいところもある >>489
コンスタンティノープルが建都された時代にはストア派なんてもう下火だわ
6世紀にはほぼ壊滅 ネオプラトニズムというとプロティノスばかり挙げられるけどイアンブリコスとかプロクロスの方が重要だと思うんだけどな ストア派を知らずして、西洋哲学を語るわけにはいかない 人々は、古代ギリシャにばかり注目しすぎだ
もっとストア派とか、ボエティウスとかアウグスティヌスに目を向けるべき 日本で人気のある近世哲学者たちは、みんな聖アウグスティヌスやストア派をよく読んでいた >>505
当時にとって哲学の古典とはそれだったんだから当たりめぇだろクソハゲ ミネルヴァ書房から出ていた西洋哲学史の近代編、科学の形成と近代思想の展開
を読み返そうと思う。 日常的な日本語でどのように表現できるのか考え直すことなしに
西洋の哲学史の用語を多用するようになると、見慣れない、
よく分からない言語表現を哲学史のテンプレートに合わせて
使い回すことになるだけで、思考を助けるどころか、むしろ、
考えるべき問いを覆い隠すようになる。 造語に対しては文脈とか文体の雰囲気を感じ取るしかないわな 金子晴勇の『ヨーロッパ思想史』(筑摩選書、2021年)もお勧めだな。 『「オイディプース王」を読む』は、古代ギリシアの世界観を、
キリスト教のフィルターを通して見て解釈しているような印象を受けたけどね。 キリスト教を信仰している人が、その信仰というフィルターを通さずに
ヨーロッパの思想史を解釈することができるのかどうか 「オイディプース王」を読む
の著者は川島重成氏ではないか。
金子晴勇氏は「初期アウグスティヌス哲学の形成」で文学博士号を取っているので、
哲学にも通じているのではないか。 まあ、キリスト教を知らない人が西洋哲学を理解するほうが、ずっと難しいのは確実だけどねえ
でも、信仰による先入観は哲学の妨げになるな 西洋哲学者の話には「神」がよく出てくるけど、あれは普通のキリスト教信者が信仰する「神」とは異なる
イスラム哲学ではそのことが明確で、宗教の神は「アッラー」、哲学の神は「ハック」と呼ばれて区別されていた
哲学者にとっての神には、人格がない。
旧約聖書の神みたいに怒り狂って愚かな民を虐殺するとか、そういうこととは無縁
もっとずっと抽象的な存在だった キリスト教を信仰している人は自然と、キリスト教の神と矛盾しない
ことを神の働きが認められることの要件としてしまう。しかし、占いに
よって神意を知ろうとすることがごく自然なこととして認識されている
時点で、そのような神の働きは、キリスト教の神とは異なる。 普通、スピリチュアル系の人が哲学や宗教を語ると、思いっきりスピ系っぽくなるんだけど
当方はそうならない
むしろ逆だ
哲学マニアがスピリチュアルを語っている ヘレニズム時代の哲学はストア派(stoicの語源)、懐疑派(scepticalの語源)、エピクロス派(epicureanの語源)などの哲学者たちが研究していた。
彼らは精神の平静を求めていた点では一致していたが、その方法論は異なっていた。
まず神については、ストア派は自然現象の寓意、エピクロス派はこの世界には影響はしないと考えていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています