【美学】判断力批判について考えるスレ【目的論】
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佐藤康邦の『カント『判断力批判』と現代』で齧っただけの俺だけど、
岩波のカント全集の判断力批判の巻を手に入れたことだし、
色々語り合えるかと思って立てます。 純粋理性批判の翻訳で好評の高峯一愚は、
判断力批判注釈を書いているけれども
これの値が高いのが難点。 岩波書店から出ているカント全集8、9巻=判断力批判の翻訳者は牧野英二だが、
高峯一愚の判断力批判注釈を参照したと書いている。 美しい国日本というフレーズの背景に、まさかあるとは思わないけれども、
ブレーンによるカントの判断力批判からの援用があったりしたら笑えない。 三批判書の中で最後のものだから、どうしてもインテリたちの間でも
手付かずのままになってたりするんだろうな。 先験的
ていう言葉が気にならなければ、
篠田訳でいいのかもしれん。 佐藤康邦は田辺元の『カントの目的論』とは立場を異にしていたな。 「カントが、世界の根源的意味を、合目的性という考え方によって解決を図ろうとした
点は、当面問題外としておく」(渡邊二郎『ニヒリズム』75〜76頁。指示語は置き換えた。) 目的論もまた全体主義の一つと見られるかもしれないが、
ハイデガー的な全体主義への寄与はもう沢山という人多いだろうからなあ。 哲学者の著作は時期的に最後の方になればなるほど重要かもしれないが、
最初の方の著作が後の方の著作を規定するという点で、
純粋理性批判や実践理性批判の理解が判断力批判の読解に不可欠なのだろうな。 17倉石須2022/02/06(日) 18:28:14.260
アニメは秋葉原だとオタクだけど、アメリカやフランスに持って行くと芸術ということだね
18考える名無しさん2022/02/06(日) 18:32:19.920
アニメーターの仕事は一種のartだろうな。
カントの判断力批判的に考えると、
アニメの制作は各部門が有機的に連関して合目的的であるからして、
意義ある崇高なものであるが故に、単なるお子様のお遊戯とは程遠いなんつって。 ここで質問していいのか分かりませんが質問させてください
感性の衰えと審美眼の関係について何か適当な書物はないでしょうか
美学は門外漢なものでどこから手をつけたらいいのか分かりません
よろしくお願いします >>16
ありがとうございます
知恵袋で
坂崎乙郎「絵とは何か」
林武「美に生きる」
杉本秀太郎「絵 隠された意味」
をお勧めされて読んでいる段階です ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています