1ramune ★2021/04/06(火) 20:54:31.36ID:zWbDk/ca9

日本のアニメスタジオが、中国企業の下請けになるケースが増えている。
新聞記者の中藤玲さんは「中国の求人サイトによると、アニメーターの平均月収は杭州では3万4062元(約52万円)。
一方、日本では月収17万5000円でも業界平均よりずっと高い。中国と日本の関係が逆転しつつある」という――。

■町田市の雑居ビルで若い日本人アニメーターが描いているのは…

 東京都町田市の住宅街にある雑居ビル。エレベーターで5階にのぼって一室に入ると、数人の若い男女が液晶ペンを使い、大きなタブレット画面に神社のような絵を描いていた。

 ここはカラード・ペンシル・アニメーション・ジャパンというアニメ制作スタジオだ。

 実は彼らが描いているのは、中国のヒット作品「マスターオブスキル」などの作画。
そう、カラード社は中国重慶市のアニメスタジオ・彩色鉛筆動漫の日本拠点であり、中国アニメの制作をサポートするために2018年に設けられた。

 最近では彩色鉛筆動漫のように、日本に拠点を作って日本人アニメーターを抱え込もうとする中国企業の動きが増えている。

(中略)
 つまりこういった中国の巨大企業が、日本の制作会社を傘下に持つことで、
豊富な資金力を活用してクオリティーの高いアニメを自前で制作し、自社のプラットフォームで独占配信できるというわけだ。