http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130501/t10014305661000.html

大手電機メーカーの「ソニー」は、エレクトロニクス事業の不振が続いていることから、すべての役員が、今年度の
賞与を全額返上することになりました。

今年度の賞与を返上するのは、平井一夫社長をはじめソニーのすべての役員と、一部のグループ会社の社長の
合わせておよそ40人です。

ソニーは、昨年度、業績不振の原因となっているエレクトロニクス事業の黒字化を目標としていましたが、達成が
困難になったことから、平井社長が、報酬委員会に、すべての役員の賞与の返上を申し出て了承されました。

ソニーは、昨年度も執行役以上の役員7人が賞与を返上していますが、その後、従業員の削減など大規模な合理
化を行ったことから、今回の賞与の返上によって役員の責任をさらに明確にしたということです。

ソニーが役員全員の賞与の返上を行うのは、初めてのことです。