。。。。。平井一夫社長のお仕事。。。。。
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・国内外事業所、販売営業の視察訪問 (廃止、売却できないか確認)
・事業ポートフォリオをなんとなく眺めて暇を潰す
・ダーツを投げて当たった事業、資産の売却を決定する
・社内では奇策はない!コツコツやれと指示するだけ
ストリンガーより仕事しているかぁ・・・・・・・・・?! ソニー消滅!!
みんな
週刊ダイヤモンド読んで 消え行くソニーにさよならを言おう
VAIOうりぱらってテレビ分離してなにがワンソニーだよ
イエスマンばかり回りに侍らせたわんわんソニーのバカ殿様 ソニー本社ビル売却で仲介手数料惜しいので
ソニー不動産作りました。
次はソニー解体、ソニー廃棄物処理株式界社たちあげます
ヒライ エレキ分社化の発表はいつですか?
(旧)ソニー株 ⇒ソニーホールディングス株式会社
エレキ部門 ⇒ (新)ソニー株式会社
・
VAIO株式会社
BRAVIA株式会社
ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
ソニー・ミュージックエンタテインメント
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
・
・ 日経 ビジネスTODAY ソニー「公約」崖っぷち
ttp://blogs.yahoo.co.jp/news_matome4946/15325749.html
成功にあぐらかけている企業の行く末の例
=====
ソニーの社長兼最高経営責任者(CEO)に平井一夫(53)が就いて4月1日で3年目を迎える。
主力のエレクトロニクス事業は米アップル、韓国サムスン電子などに押され2013年度まで
3年連続の営業赤字。パソコン事業の売却とテレビ事業の分社、5000人の人員削減に追い込まれた。
正念場の平井はソニー復活へ導けるのか。
パソコンの撤退が伏線
2年前、平井がまず掲げたのがエレキ事業の黒字化だった。スマートフォンやゲーム機では
ヒット商品も出たが、不振のテレビ事業は04年度からの累積赤字が7000億円を突破。
パソコンも不振で、エレキ事業は13年度も赤字見通しのまま。さすがに3度目の公約倒れは許されない。
崖っぷちに立たされた平井が白羽の矢を立てたのが、インターネット接続子会社、
ソネット社長だった吉田憲一郎(54)だ。
元CEOの出井伸之の秘書で、ベンチャー投資を成功させた実力者。
一見温和な「気配りの人」だが、一皮めくると「冷静な合理主義者」だ。 伏線は昨夏にあった。
不振のパソコン「VAIO」の存続について平井が経営陣に問うと、当時の
最高戦略責任者(CSO)の斎藤端(60)の提言は「存続すべき」。
改革の必要性を痛感していた平井はその後、
水面下で吉田に打診。
すると「タブレットの普及などパソコン市場は激変した。ソニーは撤退すべき」との答えが返ってきた。
平井は動く。12月には斎藤に代えて、
吉田をCSOに抜てき。
進言通り、
今年2月にパソコン事業売却を決めた。同時期に決めたテレビ事業の分社と5000人の
人員削減も吉田が中心となってまとめたものだ。平井は4月1日付で、吉田を
CSOの役割を任せたまま代表権を持つ最高財務責任者(CFO)まで一気に引き上げた。
「4月から本当の平井体制にかわる」。あるソニー幹部は指摘する。これまでの2年間は
前CEOのハワード・ストリンガーが選んだ斎藤とCFOの加藤優(62)が平井の後見役だった。
今後は同世代の吉田と二人三脚で辣腕を振るう環境が整う。 ソニーが次に目指す姿とは何か。それは実は米アップルでも韓国サムスン電子でもない。
「フィリップスを見習え」――。今、ソニー幹部が徹底的に調べあげているのは、
蘭フィリップスの経営改革の手法だ。
テレビ売却観測も
フィリップスはかつてテレビなどAV(音響・映像)機器でソニーのライバル。
だが最近10年で看板のAV機器からほぼ撤退した。
今や収益の柱は医療機器だ。02年12月期に32億ユーロの純損失を計上した業績も
13年12月期は12億ユーロの純利益を稼ぐまでに復活した。
平井はテレビ事業について「売却プランは全くない」と否定する。
だが、実は先生役のフィリップスはテレビを台湾企業や船井電機に売却した。
関係者の間ではテレビ分社も「将来の売却への布石では」(金融機関幹部)との見方がくすぶる。 ソニー、好調PS4でも消せない市場の不安
2014/3/18 6:00
それは最近明るいニュースの少なかったソニーに久々に訪れた「祭り」のにぎわいだった。
2月22日に国内販売を開始したPS4が好調だ
2月22日午前0時。東京・銀座で時ならぬ「順番待ち」の列が出現した。
タクシー待ちではない。約30人の熱狂的なファンが待っていたのはソニーの
「プレイステーション(PS)4」の発売だ。記念イベントには、元サッカー日本代表の
城彰二氏や女優の河北麻友子さん、お笑い芸人のバイきんぐなども参加。
100人以上が「PS4祭り」に沸いた。
全国の家電量販店でもいち早くPS4を入手しようと、列ができた店もあった。
「待ち遠しくて仕方がなかった」、「早く家で遊びたい」――。欧米で先行発売されたのは昨年11月のこと。
既に世界57カ国・地域に投入済みで、日本が最後となっただけにファンのうれしさもひとしおだった。
同機をソニーの家庭用エレクトロニクスの「最後の切り札」と位置づける会社幹部も
安堵したはず。当初の販売計画は3月末までに500万台だったが、3月2日時点で
既に600万台を売っており、国内でも37万台を販売した。
ゲームを楽しむハードとしては、スマートフォン(スマホ)の台頭が著しい。
専用ゲーム機はライバル任天堂の「Wii U」をはじめ苦戦を
余儀なくされるなか、PS4善戦の秘密はどこにあるのだろう。 答えの1つがコントローラーに付いている、ある「ボタン」にある。これを押すだけで、
ネットにつながり自分のプレー動画を簡単に他人に見せることができるのだ。
共有された動画はスマホでも閲覧可能で、「離れた仲間と楽しむ」というSNS(交流サイト)の
発想を取り入れた。動画の共有は米国で圧倒的な人気を誇り、うまいプレーヤー同士が対戦する
動画などは、スポーツ観戦のように楽しまれている。ソニーによると、PS4のプレー動画はこれまで
世界で1億回以上共有されているという。購入台数の600万台で割ると、1台につき平均17回程度
ゲーム動画が共有されていることになる。専用機の前で1人で「するもの」だったゲームは、
今やネットを通じて不特定多数と「シェアするもの」に変質したのだ。
「PS4効果」は収益面でも期待できる。ソニーは機種ごとの損益を公表していないが、
社内幹部によると「前モデルPS3は1台売るごとに赤字だった」という。ハードではなくソフトで利益を出すという、
そもそもの戦略のせいではあるが、肝心のソフトの売れ行きがはかばかしくなかった。
過去の失敗を繰り返さないと誓ったPS4は「ハード1台だけでも黒字を確保できる」(同幹部)つくり。さらに有料の
会員制ネットサービス(月額470円から)も人気だ。毎月配信されるソフトで遊んだり、ネットを通じて他のユーザーと
同時プレーしたりすることが可能。PS4購入者の約半数が同サービスに加入しており、課金収益による利益
押し上げ効果も見込める仕掛けがある。
11月のPS4発売を挟んだ、13年10〜12月期のゲーム事業の営業利益は180億円と前年同期比4倍弱に増加した。
13年4〜9月期では150億円規模の営業赤字だったわけだから、PS4の貢献の大きさがよく分かる。
フルに貢献する15年3月期のソニーの全体の営業利益は、アナリスト予想の平均値(QUICKコンセンサス)によると2291億円。
14年3月期の会社予想(800億円)の3倍弱に回復する収益のけん引役と位置づけるアナリストもいる。 とはいえ「祭り」のにぎわいは、ここまで。ソニーの現状の収益基盤では、
いくらPS4が好調でもむしろゲーム事業の利益が他の事業に食いつぶされる懸念が拭えない。
実際、リーマン・ショック以後のソニーの歴史は、金融事業や映画・音楽など好調な事業の黒字を、
テレビやパソコンなどの不振事業が食いつぶしてきた歴史でもある。「今回も同じかもしれないという
不安を市場は払拭できていない」(メリルリンチ日本証券の片山栄一調査部長)。
むろん手を打ってはいる。2月にはテレビ事業の分社化やパソコン事業の売却、国内外での
5000人削減などのリストラ策を発表している。それでも、市場関係者の評価はそろって「不十分」。
特に、1年前に抜本的なリストラを実施し、選択と集中を徹底して業績のV字回復を実演してみせた
パナソニックに比べると「踏み込む覚悟が感じられない」(外資系証券)という厳しい声は、まだまだ多い。
テレビにはなお赤字懸念が残る。単価下落や海外勢との競争が激しい。事業責任を明確にするために
分社化したからといって「黒字化を目指す」という説明通りにいく保証はない。
ほかにもデジタルカメラやビデオカメラなど、市場が縮小傾向にある製品については販売部門などの
余剰感を指摘する声も多い。「この規模の構造改革は打ち止め」と言う平井一夫社長の言葉を信じる投資家は少ない。
株価が市場の不安を映している。17日終値は1728円。今期の業績悪化懸念から1530円まで売り込まれた
2月上旬からみると、PS4効果で戻してはいる。それでも過去1年ではわずか4%高とパナソニック(74%高)に
大きく水を開けられている。
PS4には過去のウォークマンに代表されるようなイノベーションの片りんがみえる。ゲームだけでなくカメラ用セ
ンサーやスマホなど、好調で伸びしろのある事業はしっかり残っている。市場にこうした成長事業の成果を素直に
好感させ、成長フェーズに入ったことを納得させるためには、「もう一踏ん張り」のリストラが必要なのだろう。 リストラは
代表執行役 EVP CFO 吉田 憲一郎
業務執行役員 SVP 十時 裕樹
この2名に任せたので
平井はお茶飲むだけに
なりましたよ ソニー平井社長に社員ア然…大赤字でもトップ人事手つかず
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150220
> みんなが“決断”を待っている
> ソニーの大赤字決算を受け、社内外で「平井一夫社長(53)はなぜ責任を取らないんだ」という怒りが渦巻いている。
> 14日発表したソニーの14年3月期は、売上高こそ前年を上回ったものの、本業の儲けを示す営業利益は264億円
>で前年比88%減だった。純利益は1283億円の赤字とボロボロだ。
> 平井氏が社長に就任したのは約2年前の12年4月。当初から、中核ビジネスの「エレクトロニクス事業を黒字転換さ
>せる」と言い続けているが、14年3月期も赤字だった。
> 「エレキは3期連続で赤字です。公約を守れないのだから、退陣論が浮上して当然でしょう。ライバルのパナソニック
>やシャープが回復基調なので、平井社長の無能さがいっそう目立ちます」 14年3月期営業利益の内訳
スマホ▲750億円
ゲーム▲80
デジカメ263
テレビ▲254
センサー▲129 25円配当X10億株=250億円の負担/年
しかも、CB発行で1割負担増。加えて3週間後には、1100億円の償還。
で来年赤字。
電機業界のユニチカ? http://diamond.jp/articles/-/54170
> 例えば、ソニーの金融事業。このセグメントについては、他のセグメントと比べて安定した収益を稼いでいる、という評価が高い。
> ちょっと待てよ。そううまくいくものなのだろうか、と調べた結果が、次の〔図表 1〕である。
http://diamond.jp/mwimgs/3/6/600/img_36a5d0f361b87a72e267f77f2b18ee5376896.jpg
>〔図表 1〕上段 を見ると、2013年09月期以降、損益分岐点売上高とCVP固定費とが、
>ともにマイナスになっている。ソニーの金融事業に一体、何が起きているのだろうか。
>一見したところでは、目眩が起きそうだ。
>> ソニーの金融事業も壊滅的な状況にある 株主の質問 「従業員が減ったり、増えたりしているが、イノベーションに携わる社員がきちんと残っているのか」
平井社長 「エレキ事業で技術者は大事な資産。さまざまなテーマに取り組み成果が市場に出て、感動してもらえるかが、社内で重要だと思っている。
新しいアイデアが商品につながらないのはモチベーションがダウンする。いかにアイデア、チャレンジを推進するのが重要だと思っている」
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140619/biz14061912150009-n2.htm 元NSAのスノーデンがiPhoneに盗聴機能があることを暴露したそうだ。
サムスンと停戦しソニーの総力を結集してここをどんどん世界的にステマしていかんと。
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1402618866/
ランキングもiPhone失速の兆しが出てる。スマホで逆転すればまさかの大復活も可能だぜ。 2001年(平成13年)、週刊東洋経済10月13日号上で、業績の下方修正に対する秋草直之社長の責任を問われ、
「ソニーの業績が悪いのは従業員が働かないからだ。」という回答を行った。
このインタビューは各方面に大きな反響を呼び、ソニー経営陣では「経営の責任放棄できる!」などと模倣された。
2003年(平成15年)6月、秋草直之は業績悪化の責任から社長を退任したものの、
なぜか代表取締役会長に昇進。
富士通を迷走させたまま、同社の再建は後任社長の黒川博昭に託されることとなった。
2003年(平成15年)6月、秋草直之は業績悪化の責任から社長を退任したものの、
なぜか代表取締役会長に昇進。
富士通を迷走させたまま、同社の再建は後任社長の黒川博昭に託されることとなった。
出井ストリンガー平井の富士通の猿真似
富士通官庁システム癒着で仕事無限大で黒字出来ず
ピットクルー嫉妬君お疲れチョン 12 名前: 名刺は切らしておりまして 投稿日: 2015/01/29(木) 00:55:41.26 ID:nXxSVxbS
平井「ハイエンドスマホで勝負」
赤字ですね。
平井「沢山売れば黒字になる、ローエンドも作る」
でも公言している8000万台は無理でしょう?
平井「中国で売る」
2000億円の大赤字になりましたね?
平井「ローエンドやめる」
これからどうしますか?
平井「ハイエンドスマホで勝負」
ループしてませんか?
平井 2016年に回復する
具体的にお願いします。。
平井 1000人首切りする
それでどうにかなりますか?
平井「イオンに格安スマホ投入する」
黒字になりますか?
平井「2017年に黒字になる それまで辞めない、批判も受け付けない」 イマココ 670 :名無しさん@線路いっぱい:2015/02/19(木) 21:33:05.03 ID:cqR7pZ/K
今から30年ぐらい前、総本山が高田馬場にあった頃の話だ。
初めてNゲージを始めるといった感じの親子が一式買いに来てね、当時小学生だった俺はその一部始終を何となく見てたんだ。
で、車両は何にするかという話になった時に息子が「山手線がいい!」と。
あーはいはい、といった感じの総本山スタッフ、何を言い出すかと思えば…
「山手線もいろいろありまして、103系低運転台に高運転台、201系試作車もあります」と。
その説明にイラッときた親父さん、「山手線は山手線だ!(当時主力だった103系高運転台)」と言い放ってね、言葉足らずながらもよっぽど説得力があったように感じた。
というか、小学生の俺でさえ実に優しくないスタッフだなと思ったよ。
どう考えたって、これからNゲージを始めようとするビギナーが201系試作車のウグイスなんて買う訳があるまい。
山手線を想定した架空の車両だぞ?
結局その親子が買っていったのは西武新101系…何となく山手線が嫌になっちゃった様子だったしね。
Nゲージライフの出鼻をくじかれてしまった彼らは今頃どうしてるんだろうか… ローンスター 米ファンドが韓国政府に5000億円の賠償を請求
F1 違約金120億
平昌
UAE原発違約金などなど もう韓国経済崩壊寸前
在日の財布に目を付けてるよっぽど韓国政府は困窮してるのよ
そりゃあ孫さんや矢沢など日本で成功して金稼いでる奴から狙うのは当然よ
ボンビー在日なんてどうでもいいのじゃあ何で8●3の幹部や孫さんが日本から逃げるのよ
考えれば解るだろ? 東芝西田社長の、黒字へのチャレンジ
ソニー平井社長の、黒字へのチャレンジ 東芝西田社長の、黒字へのチャレンジ
ソニー平井社長の、黒字へのチャレンジ ソニー・平井社長の報酬5億円突破 開示義務後の最高額に ソニー、「ラストワンインチ」で次の成長を。営業利益5,000億円へ。平井社長が新PS4に言及
ttp://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1007618.html
平井の
「ラスト ワン インチキ」
に期待してくれ! 突然2年後の話をしだしたのは、
2016年度はどれだけ実績を下方修正しても辞めずに報酬をしっかりもらうという意思表示か? 今日もロックフェラーからきついご指示とおしかりが・・・ すげー自信満々で別人、別人格に変身したようにも映るな
大経営者として永劫讃えられるのかなあ 【TOSHIBA】元社長・西田厚聡さん死去 米原発WH買収を決断
http://www.asahi.com/articles/ASKD95RGMKD9ULFA003.html
↑TOSHIBAをSONY、SHARP以下に凋落させた本人www
平井一夫SONY>手腕無しの西田TOSHIBA(笑) 僕の知り合いの知り合いができたパソコン一台でお金持ちになれるやり方
念のためにのせておきます
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
7ZC55 ソニー 平井会長 昨年度の報酬は27億円 2018年6月19日 23時28分
ソニーの平井一夫会長の昨年度の報酬は執行役としての退職金などを含め27億円で開示が義務づけられて以降、会社として最高になりました。
これはソニーが19日、提出した昨年度の有価証券報告書で明らかにしたものです。
それによりますと、ことし4月に社長を退いた平井一夫会長の昨年度の報酬は
役員報酬が8億9100万円。
執行役としての退職金が11億8200万円、
それに自社株を購入する権利いわゆる「ストックオプション」など株式の形で得る報酬が6億2700万円分で、
合わせて27億円でした。
これは、役員報酬の開示が義務づけられた平成21年度以降、ソニーでは最高額です。
昨年度の営業利益が過去最高となるなど、ソニーの好調な業績が業績連動の報酬に反映されました。 ソニー、確定拠出年金に完全移行 エレキ事業3万人
ソニーは2019年10月、社員約3万人を確定給付年金から確定拠出年金に移行する。補填金としてこれまでの積立額に会社側が
平均4割を上乗せする。ソニーは20年間業績が乱高下してきたが、構造改革が奏功し18年3月期に営業最高益を達成。
短期的な現金支出を伴っても年金運用の悪化による財務への影響を取り除き、長期的なリスクの芽を摘み取る。
製造業の主要企業では確定拠出型と確定給付型の併用が一般的で、過去分を含めた確定拠出年金への完全移行は珍しい。
金融やエンタメをのぞくエレクトロニクス事業の社員が対象で国内社員の約6割。OBは従来の確定給付年金に基づく給付を
続ける。労働組合に打診済みで、18年度末までに対象者の3分の2以上の同意を得て厚生労働省への認可申請を目指す。
確定拠出年金は01年に導入された企業年金制度。企業が毎月一定額を掛け金として拠出し、加入者が選んだ投資信託などの
金融商品で運用する。転職や独立時に資産の持ち運びが容易となるなど利点があるが、運用次第で将来の受取額が変わる。
企業側には年金債務の増減や積み立て不足が財務に与える影響をなくす利点がある。
ソニーは積立累計額に異例とされる平均4割の補填金を用意し、社員の同意を得る考え。補填額は確定給付年金と想定運用利率の
差分や移行でなくなる終身年金分などに相当し、残りの運用年数などに応じて2〜6割を拠出する。「業績の良い今だからこそ
十分な補填を用意できる」(関係者)と判断した。
ソニーは12年にも財務負担の低減を目的に年金制度を改革し、確定拠出年金を一部導入した。その後マイナス金利などの
運用環境変化を受け、国内で将来の年金や退職金の支払いに向けて用意しておくべき金額(退職給付債務)は18年3月末時点で
1兆105億円とマイナス金利政策が始まる前に比べ1割以上膨らんだ。
年金制度の改革で一時的には現金支出があるが、退職給付債務は現時点から4割程度減る見通しだ。
運用環境の変化で積み立て不足が生じた場合に、ソニー側が年金費用の負担をする必要もなくなる。4月に就任した
吉田憲一郎社長は長期視点を重視している。現金支出を伴ってもリスクとなりうる年金制度を変え、長期的に安定的な
経営を進める体制を整える。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています