東海市
ワルツは本日一番の出来。これまでに聴いたどのワルツより素晴らしい演奏に歓喜の鳥肌を立てながら聴くことができた。
まず冒頭のクラリネットが完璧。作為的な表現やテンポ設定は一切無く、自然な流れの中にワルツの浮き立つリズム感と高揚感が生まれている。
またアンサンブル部分の飄々とした雰囲気と終盤とトゥッティのゴージャスなサウンドの対比も見事。伴奏上手い。
自由曲の孔雀も圧巻の一言。多少の傷をもろともしない豪快かつ豊かな音楽を客席にしっかりと届けており、これぞ東海市吹と唸りました。
フルートソロbravoです。大サビの部分はたっぷりとした歌が広がり、木管がビンビンと響いていた。
この団体の演奏は良い意味でコンクールであることを忘れさせてくれます。金予想の金。

番狂わせの主役となる可能性を大きく感じたが、コンクールを審査する面では評価の分かれるか。白子の緻密な演奏に審査点が及ばなかったようですね。