県立高部顧問の女性教諭(28)が今年8月の強化合宿中、言葉遣いが悪いなどという理由で、
同校を含む3高校の女子生徒6人と中学の女子生徒1人の髪の毛を切っていたことが19日、分かった。
同校は「あってはならない指導」として9月に教諭を顧問から外し、教諭とともに生徒や保護者に謝罪。
県教委は教諭を厳重注意した。県教委によると、合宿は県内の強化選手を対象に8月16〜22日にあり、
10人の女子生徒と、責任者として教諭が参加。教諭は生徒らが雰囲気を乱す言葉遣いを注意したが、
改善されなかったとして、最終日の夜に7人の髪の毛を1〜3センチ、はさみで切った。その場で納得しなかった中学生2人には自分で切るよう指示し、
2人は自ら切ったという。教諭は「選手を強くしたいというプレッシャーがあった。申し訳ない」と反省しているという。