金馬奨授賞式に日本からゲスト続々 北野武監督はリン・チーリンとタッグ/台湾

11/8(水) 18:24

台北市で25日に開かれる映画の祭典「第60回ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)授賞式の運営者は8日、式典のプレゼンターを発表した。日本からは北野武監督や俳優の役所広司、妻夫木聡、満島ひかりが出席し、各賞の受賞者を発表する役割を担う。

4人は台北金馬映画祭(9日開幕)で開かれる業界向け特別講座「マスタークラス」で講師を務めることが先日発表されていた。マスタークラスで業界関係者や学生に経験を伝えるだけでなく、授賞式にも参加し、式典に華を添える。

北野監督はモデルで俳優のリン・チーリン(林志玲)とタッグを組む。チーリンは日本語が堪能で、金馬奨授賞式の司会を2度務めた経験を持つ。

役所は俳優のシルビア・チャン(張艾嘉)とステージに立つ。妻夫木は台湾映画「黒衣の刺客」(刺客聶隠娘)で共演したチャン・チェン(張震)と、満島は来年公開の台日合作映画に主演するグレッグ・ハン(許光漢)とそれぞれ共に登壇する。

この他、香港の映画監督、アン・ホイ(許鞍華)や台湾の俳優、リー・カンション(李康生)、イーサン・ルアン(阮経天)、クー・チェンドン(柯震東)、リン・ボーホン(林柏宏)、リウ・グアンティン(劉冠廷)、フェンディ・ファン(范少勳)らがプレゼンターとして出席する。

今年の金馬奨審査委員長は映画監督のアン・リー(李安)が務める。