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雑脳には無理だった

ひなたと安子は「偶然」映画村で邂逅した
しかしこの偶然は、2人のキャリア形成の成り行きからは必然ですらあった
・ヲタが高じて映画村へ就職し、時代劇制作現場に身を投じたひなた(その意味で侍に憧れるちびひなたの仕込みは重要)
やがて英語を身につけて、ひなたは外国人観光客案内の役目を果たすようになった
(50回目ー1994年の終戦記念日におけるカムカム平川との「出会い」が決め手)
他方、身バレまで視聴者は知りようがなかったが
・ワシントン州立大学で英語と演劇を学び、平川の後を追うようにハリウッドキャスティングディレクター
となった安子inUSA
・2人の人生はお互い何ら交錯しないまま別個に進行していたところ、条映とハリウッドによる日米合作時代劇
「サムライベースボール」の企画が持ち上がった(2003年公開「ラストサムライ」がベース。これも年表的事実を忠実に反映)
英語に磨きをかけたひなたは、視察のため来日し映画村を訪れたハリウッド一行の通訳に抜擢された
(1999年7月ーノストラダムスの「恐怖の大王」が舞い降りる月)
その一行の中には「運命の女神(フォルトゥナ)」アニー平川がいた
この間、ひなたとはラジオ英会話、ラジオ体操の話題から「英語を学び続けてください、
あなたを新しい世界へ連れて行ってくれるでしょう」(ロバート→安子のリフレイン)などの会話を交わし、アニーはいったん離日した
2001年、オーディションのためアニーが再来日
一番の目的は虚無蔵のスカウトにあった(究極の目的はるい探しだが)
稔との思い出の初デートムービー棗黍之丞シリーズのファンとなった安子は、
渡米後見た「世紀の駄作ー妖術七変化」で圧巻の立ち回りを見せた虚無蔵に感銘を受けたのだろう
ひなたから大月回転焼きの差し入れを受けたアニーは、そこに懐かしい味がするのに気づいた