【NHK夜ドラ】ユーミンストーリーズ【夏帆 麻生久美子 宮崎あおい】 ★2
夜ドラ「ユーミンストーリーズ」
[総合]午後10:45~11:00 [再](金)よる11:45~翌0:45
3月 4日(月)~ 7日(木)第1週「青春のリグレット」
3月11日(月)~14日(木)第2週「冬の終り」
3月18日(月)~21日(木)第3週「春よ、来い」
[BSP4K]午後9:00~10:29(89分)
3月8日(金)(前編)第1週「青春のリグレット」、第2週「冬の終り(前半)」
3月15日(金)(後編)第2週「冬の終り(後半)」、第3週「春よ、来い」
公式サイト
https://www.nhk.jp/p/ts/GJMV8PWM6R/
※前スレ
【NHK夜ドラ】ユーミンストーリーズ【夏帆 麻生久美子 宮崎あおい】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/tvd/1709650340/ こういう説明不足なドラマとか有難がっちゃう層もいるんだよなぁw
いいアイデア思い浮かばなかったから単に視聴者に丸投げにしてるだけなのに 誰かを思い家族をつくる、誰かの思いを受けて私はここにいる
春よ、来いを見終わってぼんやりとこんな感想が浮かんだ
いろんな見方があると思うけど私はどちらかというとカナコは多英の娘と受け取ったクチかしらw 夏帆のやつはまあまあで最後まで見た
麻生久美子のやつは没頭からつまらなくて消しちゃったけど宮崎あおいのやつは面白かった?
時間泥棒なら消す 「青春のリグレット」不愉快。まあまあ。
「冬の終り」不可解。まあまあ。
「春よ、来い」不思議。面白い。
どれも「何だかなあ」と思ってしまったがw
「何だかなあ」の度合が一番高いのが「冬の終り」で、一番低いのが「春よ、来い」だった。 冬の終わりは4人に仙川さんが加わる予感で終わったろ
一緒にカラオケ行って冬の終わり合唱すんだよ
ラップの合いの手入れてw 音楽の作り方に似ている。
第1、第3に比べて第2楽章は小休止。メインは第3楽章。 >>334
その前に職場放棄した仙川さんクビの危機w
ま不倫西岡さん切ったばかりだからクビまではなさそうだけど 白鳥玉季と稲垣来泉が共演したらすごいものが作れそうな気がする。少女漫画の王道。
稲垣、明るい系、白鳥、クール系 >>333
そうだね
描写からなりみはきたろうの娘で多英は孫だと確定できるけど
なりみも多英も草平さんと呼ぶので?となってたけど
公式に相関図あった あのじいさんが迎えに来てもどうにもならないと思う。 青春のリグレット
登場人物がクズで感情移入できない
歌詞の内容には一応合わせてる
冬の終わり
暗い、オチがない
浅田美代子が救い
ユーミン関係なし
春よ来い
役者豪華
ストーリーわかりにくい
一応カタルシスあり 宮崎あおいの夢になんであの子出てきたのか全然わからん このドラマは純文学的なのでそういう人たちには受け入れられない >>336
脱走した仙川さんを追いかけるよう、そそのかした鮮魚パートの2人もいるけど
あれ追いかけなくても、仙川さんは多分戻ってきたよねw
クリスタルケイがとても自然で明るくて癒されたわ >>342
宮崎あおいの母役も
白鳥たまきが演じたシーン >>315 〜 >>312
第3週『春よ、来い』劇中の「一族が持つ“あれ”の力」>>4の
“あれ”ってどんな超能力を指すのか理解できなかった。
最終回で海辺でセンザキにカナコ(宮崎あおい)が「センザキさんに“あれ”を使った」と自白して
いたがカナコは「幸せって何だろう」と自問とも。Endingでユーミン歌う『春よ、来い』が流れたが
セリーグの阪神岡田監督じゃあるまいに
“あれ”とは結局何を指していたのか?誰か教えて欲しい!
♪淡き光立つ俄雨
♪いとし面影の沈丁花・・・・・ >>349
そこは明確に説明されてる
わかりづらいのはそこじゃない 春よ来い では一人の女子中学生に3人の超能力者がそれぞれ念じていたが
念力の無駄遣いでは?
せっかくの貴重な能力を一人のために使ってしまって
不幸な子は沢山いるのに カナコの夢になぜ多英が出てくるのか?
そこがわからない 普通、ドラマではBGMで終わってしまう曲たちが、ここではおかあさんが好きだった曲だとか友達になりたいだとかで使われてる。 あれは夢だったのか。ほんとに多英ちんが自殺しようとしてたのか。 「静かな子だったね」「静かすぎる」たましいの抜けた状態?たましいを宮崎あおいが見た。 あのあと小野花梨が時々訪れて、池松とつきあうようになれば 今4話見直した、半ば彼岸にいってしまってる多英の三者三様の見方
池松は半分消えかけた多英に戻ってこいと願った(最初はボーと見てたので消えかけてるの気付かなかった)
田中は倒れた時にみた静かな場所に多英はいるように感じ敵を呪った
宮崎はアルバムの写真の母と重ね合わせ波打ち際にいる多英(思念か魂が存在した)にしあわせでいてねと願った(副音声字幕で見ると夢は少女で最後のこの願いは多英に対して)
多英が海岸で死にたいと願ったその思念が漂っているのかと思ったけど見直したらそういう様子でもなかったなあ >>358
イケイケの叔母が一緒に寝てるのに抜けだしたらすぐバレる
入水自殺はイメージか願望
ただそれを全く無関係のカナコが見るのが不自然
そういうとこが未熟なのよな脚本が >>349
「あれ」のことや発動する時の条件については、田中哲司が2話の始めの方で語ってた
・叶う願いは一つだけ
・自分のことを願っても叶わない
・自分の血縁や友達恋人なんかの近しい者に関する願いも叶わない
・地球を救ったり、世界を滅ぼしたりするような大規模な願いも叶わない
ただ、「あれ」という特殊能力については物語を通して
ドラマ世界の中で本当に存在するのかしないのか
どちらともいえないように描写されていた 「あれ」という願いをかなえるいわゆる特殊能力は、ドラマ世界の中で本当に実在していたのか?
→実在していなかった可能性もある
理由としては
・冒頭に「春の国」を読んでいた(1話) →寓話を示唆
・宮﨑あおいのママが願った「あれ」は、佐野史郎の嫁に効いていなかった(3話)
・宮﨑あおいが「あれ」について、「分からない。でも今はママ・・・母の空想だったんじゃないかって思ってる」(3話)
・宮﨑あおいが「不思議な夢の中」で、「あれ」を使った対象はママであって、白鳥玉季ではない(4話)
白鳥玉季は、あくまでも「不思議な夢の中」の映像的イメージ
・池松壮亮は、物語全編を通して「あれ」をいまいち信用しているようにはみえなかった
・池松壮亮「「あれ」の力って大規模な願いには使えないって言ってたよね?」
田中哲司「言ったか?そんなこと」「どう使おうと俺の自由」と言っていた(1話)
・田中哲司が「あれ」について、「条件がどうのこうのより、まずこの話自体を疑えよ」と言っていた(2話)
・田中哲司が「大体、俺は「あれ」のことなんて信じてない」と言っていた(4話)
・池松壮亮「「あれ」のことだけどさ、叶ったかどうか分からないなら、別に何回願ってもいいってことじゃないの?」
田中哲司が「どう捉えるかは、おまえの自由だ」と言っていた(4話) 作者は「あれ」をイメージさせて、このドラマにどんな思いを込めたのか?
・「春よ、来い」の歌詞からインスパイアされた要素
→願い、思い、想い
→ドラマでは、願いを叶えるという「あれ」を軸に展開
・「あれ」を必要とする人を探すために、宮﨑あおいは他者を観察するように過ごしてた
・宮﨑あおい
「幸せって何だろう。思えばずっとそのことばかり考えてる」(1話)
「幸せって何だろう。思えばずっとそのことばかり考えてた」(4話で過去形に変わった)
「今は思う。誰かの幸せを願うとき、私もまた幸せなんだということを」(4話)
・「あれ」の条件
・自分のことを願っても叶わない
・自分の血縁や友達や恋人なんかの近しい者に関する願いも叶わない
・地球を救ったり、世界を滅ぼしたりするような大規模な願いも叶わない
・使わないまま亡くなった人も多いそうだ
→他者に無関心でいてはいけない
→誰かが見知らぬ誰かの幸せを願って行動すれば
回り回って皆が幸せに暮らせる世界が訪れるだろう(1話冒頭の「春の国」の寓話) 正直 どれもたいした話じゃなかったな
いい役者ばかり集めましたみたいな
雰囲気ドラマ 白鳥玉季は、柄本時生のドラマのカノープスのような明るいキャラもできるんだが。 2にやたらハマったわ
不倫の噂話でギスギスした職場で
藤田さんのどうでもいい悩みを救おうと動いてくれた数人の物語
続編が見たい NHK お気に入りの女優陣
夏帆 星とレモンの部屋 主演
宮崎あおい 篤姫 主演 北斎の娘 主演
麻生久美子 オリバーな犬など ちょこちょこ出演
白鳥玉季 どうする家康、岸辺露伴は動かない むしろ小野花梨の谷川なりみ主演ストーリーを観てみたかった スノードームということで、杉咲花のテラリウムみたいには、なりそう 堤真一、ボトルシップ
杉咲花、テラリウム
小野花梨、スノードーム
NHKって ちまちました趣味やらせるね >>340
主役オーディションで負けたのかもな
大島美優もあの役十分できるだろ 春よ来いは思わせぶりなファンタジー感がなかなか良かったけど
宮﨑あおい無しでも全く問題なく物語としては成り立つよな きたろうのせきこみって山月記に質問したかったから?
いくらなんでもやり方が 宮崎あおいの夢と中学生がつながれば腑に落ちるけど、ここが全然つながらないからすごい無理感あってモヤモヤする >>384
あの少女の魂が海岸に漂っていたのでカナコが母親の姿と重ね合わせて
念じたと解釈したが、どうもしっくりしない
理屈をつけることに無理があるのかもしれない おじいちゃんのせいでいじめられてるのにおじいちゃんに怒りをぶちまけない多英ちんいい子。 稲垣来泉
白鳥玉季
毎田暖乃
根本真陽
伊東蒼
豊嶋花
落井実結子
當真あみ
粟野咲莉
平澤宏々路
浅田芭路
横溝菜帆
清水香帆
今の所 オーディションにかけるまでもなく大島美優のランクは10人にも入らない >>387
別におじいちゃんのせいでいじめられてるわけでもないんじゃね?
いじめられてる子だからおじいちゃんのせきもいじめのガソリンになってるだけで
理科室で多英が自分な好きなものをいろいろあげててたけどやっぱりちょっと変わった感性の人って描写だからそれでなんとなく浮いていじめられてたんじゃね? >>389
理科室で多英が自分の好きなものを色々あげてたときに
「春よ、来い」の歌詞を思いだしたわ
淡き光立つ俄雨
愛し面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつひとつ香り始める >>384,386
カナコが「不思議な夢」を見たって言ってたから
不思議ではあるけど多英がでてきたということでいいんじゃないかな
「春よ、来い」の歌詞にも幻想的な雰囲気もあるし
それはそれは空を越えて
それはそれは明日を越えて
いつかいつかきっと届く
夢よ浅き夢よ カナコが見た不思議な夢の中でママに向けて喋っていたことも
「春よ、来い」の歌詞っぽい
君に預けし我が心は
今でも返事を待っています
どれほど月日が流れても
ずっとずっと待っています
それはそれは明日を越えて
いつかいつかきっと届く
春よ遠き春よ瞼閉じればそこに
愛をくれし君のなつかしき声がする
春よまだ見ぬ春迷い立ち止まるとき
夢をくれし君の眼差しが肩を抱く こういう中途半端なドラマ見ると
きちんと説明してくれよ言いたくなる人の気持ちはわかる
脚本が悪い 実父や祖父を名前呼びするのは何か意味があったのだろうか
公式読んでなかったので小野は白鳥の若い義母?(ギボムス的な関係)とか
きたろうは白鳥の父方の祖父で小野とは血縁関係なし?とか色々考えてしまった
単に実の娘や孫にお父さんやお爺ちゃん呼びして欲しくないような変わり者だから
孫娘の学校でも浮いていじめを助長させてしまった? 不倫相手がアレで亡くなった訳ではないことを知って胸のつっかえが取れたんだよね
あの写真の母のようにどこか寂しげなあのこに
幸せでいてねって素直に願えるくらい 春よ、来い
家族関係はわかりにくかったけどテーマはシンプルだった
こういうのもいいね >>388
みんな本名?名前がスッと読めないのはいかがなものか
大島美優って子ここで初めて知りましたがどこに出てきてた子かサッパリ思い出せん ドラマ 春よ来い は理屈で解釈しようとすると難しい気がする
春よ来い の歌詞のファンタジックな情景からインスパイヤされて書いた短編という感じ 春よ来いは本当に「アレ」が使えるのかはともかく
初対面もしくは会った事ない女子中学生の心の闇を全員が感じ取れた時点で
何らかの特殊能力を持った一族なのは間違いないと思う スレあったんや
3話は良かったで、好きだわああいうの タイトルを隠してドラマを見せて、
ユーミンの曲名からタイトルを付けさせれば、
1話目に「青春のリグレット」を選んだとしても、
2話目と3話目には誰も「冬の終り」と「春よ、来い」を選ばないと思う。 >>405
作家の創造性は大したもんだね
普通の人とは次元が異なるわ 2話目のタイトルを「春よ、来い」で、3話目のタイトルを「冬の終り」でも違和感はない >>408
一応歌詞の内容無関係ではないから違和感はある この連作ドラマは別にユーミンの歌とあまり関係ないし、
無理やりタイトルをユーミンの歌に結び付ける必要もなかったのではないか? >>411,408
それぞれの歌詞からインスパイアされた要素を軸にドラマは描かれていたので
歌とドラマの関係はきちんとあったよ
>>69
「冬の終り」からインスパイアされた要素
→過去に何かの出来事があって、もう一度話し合いたい
→その誰かと話したい人達の友情の物語
>>369
「春よ、来い」からインスパイアされた要素
→願い、思い、想い
→ドラマでは、願いを叶えるという「あれ」を軸に展開
→誰かを思う気持ちが春を連れてくるあたたかな物語 俺は特別ユーミンファンじゃなかったから冬の終わりって曲知らなかった
で、このドラマのおかげで俺の中での名曲ライブラリーが一曲増えた
まあ唯一の収穫 >>413
ジジイのライブラリーとかどうでもいいんだよハゲ ユーミンを聞きながら出来上がるストーリーと中島みゆきを聞きながら出来上がるストーリーはやはり違いがあると思う
春よ来いのストーリーは春霞みのようなフワッとした感じが特にユーミンぽかった
冬の終わりにはユーミンにとらわれないテイストではあったけど結論が???のフワッ~とした感じはユーミンかも
リグレットは軽薄さと軽さとオシャレ感とかかつての娘の価値観がザ ユーミンだったような 「青春のリグレット」 →人生の青春から朱夏が描かれた物語
「冬の終り」 →ドラマの中の季節は秋から冬にかけての物語 →冬の終り頃には友情も深まっていると想像できる物語
「春よ、来い」 →誰かを思う気持ちが春を連れてくる物語
3作で春夏秋冬が描かれていた その時ハートは盗まれたっていう
知る人ぞ知るドラマをリアルタイムで見てた奴どのぐらいいるんだろうな
内田有紀がレズであのキムタクが蚊帳の外って先取りすぎるだろ 【タイトル】 Yuming Tribute Stories 新潮文庫(280ページ)
「あの日にかえりたい」小池真理子……いまも私の心は学生時代を過ごしたあの場所にいる。
「DESTINY」桐野夏生……………………大学職員の独身男子が心奪われた「運命の人」とは?
「夕涼み」江國香織………………………かつて暮らしたポルトガルのあの光景を忘れられない。
「青春のリグレット」綿矢りさ…………離婚直前の私の心を占めるのは元彼への悔恨だった。
「冬の終り」柚木麻子……………………友情とも憐憫ともつかない同僚への感情の行方は?
「春よ、来い」川上弘美…………………一度だけかなえられる能力をもつ人々が願ったもの。
見落としてるかもしれないけど原作を読んだというレスがなかったと思う
(原作ものでは非常に珍しい)
いまさらながら図書館で借りて原作を読んだのでドラマとの違いをアップ
(別にユーミンファンというわけでもないけど)
読解力がないのと文章力がないのはご勘弁を
連投、長文失礼します 「青春のリグレット 綿矢りさ(30ページ)
原作では菓子(夏帆)が心から愛したが、愛してくれなかったら浩介(中島歩)から
結婚10周年の年に離婚を言い渡されたところから始まる
菓子が1人寒いキッチンで本気で愛してくれた陸(金子大地)との
思い出をふり返る構成になっていて(ドラマから浩介との旅行をカットした感じ)
思い出はうすうす別れを感じている陸が手配した夏の旅行で
菓子は別れるつもりでついていく
将来は色んな所へ旅行して暮らしたいという菓子が言った夢を
陸が夢のプランの具体化を述べようとするのを歌詞にあるようにはぐらかし
別れ話になり喧嘩をする、あざができるほど菓子の首を絞める陸
旅行から一ヶ月あと陸に連絡して再会
ドラマと同じように十年後にまた会おうよという菓子
別れ際に菓子はこれからどうするのと聞く陸
つぎに付き合う人と結婚するかもねと菓子
無理だよと陸
寒いキッチンであの夏の日が蘇るが泣いたりできないし後悔してる
謝りたいなんて伝えられない、いまさら会いに行けないと菓子
(これで原作は終了する。浩介との旅行はドラマオリジナルで
大学生(青木柚)は出てこないし百葉箱や時計を返す離婚後の陸との再会も無し
原作が短いのでドラマでは尺を埋めるためにうすうす別れを感じている菓子が
旅行を手配するという対比をさせオーバーラップさせた) 「冬の終わり」柚木麻子(38ページ)
ドラマと基本的には同じだが藤田朋巳は39歳であり仙崎も同じくらい
コンタちゃんの西岡(不倫のおばちゃん)は男性正社員であり不倫はない
コンタは撤退が噂されるほど暇である
朋巳と仙川のシフトが重なるのは週3回のみだが朋巳は話しかけるのに苦労する
朋巳の子供は娘であり茉莉といい2才でありドラマのように5才で発達障害ぽくもない
定岡は六十代であり、みつきはどうみても定岡より四十歳は若いという情報だけで
高校を中退したとか元同級生が訪ねてくることもない
朋巳は冬の終わりのCDを手に入れ歌えるほど聴きこんでいて
定岡の所へみつきと行きCDラジカセでテープに録音し前田にかけてくれるよう頼む
息子は出て行ったというだけ
仙川の父親は脳梗塞で半身不随になりもって一年と言われている
父と麻雀をするとえげつない勝ち方をする人間で冷酷でわがままではないかと思うようになる
仙崎は父に勝つためにコンタで暇なのをさいわい目の前の宙に図を描いて牌の打ち方を
研究している(こんなこと国士無双の聴牌シーンだけではわからんだろ)
冬の終わりのイントロが流れたとき思い浮かべていた雀卓の中央に母が突然現れ走り出す
母らしき高齢女性に叫び走るが幻影は捕まらない
母親の声を最後に家で聞いたのもこの曲が流れていた「その時、ハートは盗まれた」
のセリフ「裕子あの日わたしがいちばんみじめだった~」がドラマのTV内で聞こえていた
(これ今回録画見直して初めて気づいた))
母親が消息を絶っていたのは半年ほどでその後祖父母の元へ戻ったが精神不安定になり
離婚成立、何度か会ったがその後再婚
仙崎は「朋巳はコンタにはもったいないような人であり暇が嫌で仕方ないよう」に感じている
誰かに似てるんだなと思ってたが、昔の母だ、今度は自分から話しかけよう
(みつきの退学と訪ねてくる友達の関係は冬の終わりの歌詞っぽくてうまく取り込めば
よかった気がするけど、おばちゃんの不倫や子供の発達は要らんかったな) 「春よ。来い」川上弘美(89ページ)
原作では「あれ」が使われる場所がユーミンの苗場のライブ会場だが
ドラマでそれはできないからペンションと海岸に変更
それ以外は大きな改変はなくうまくまとめられていると思う
永井カナコ 衣笠雄大 上原多英 永井カナコ 衣笠雄大 上原多英
の章立てで順番に時系列に4ページ位づつ各人10章ほど綴られいく
永井カナコ 三十八歳(全11章)
カナコの母親は繊細な性格で二人はとても仲が良かった
カナコの二十五歳になった日が命日になった
千崎(保険の営業)と一緒に父親を訪ねるまではドラマと同じでその後もう一度父親を訪ね
将来結婚することを報告、翌日、千崎がとってくれたユーミンのコンサートがある苗場へ
コンサートが終わりベッドの千崎の隣で目覚め窓の外を眺めると
女の子が空を見上げていた、まだ夢をみているのかと思った
女の子が突然こちらを見た。ママがときどきしていたのと同じ表情
ママがみせてくれている夢なのか、ママに似たあなた、しあわせでいてね
気が付くと女の子はいなくなっていた その次に目覚めたら千崎の隣で布団にくるまれていた 衣笠雄大 二十九歳(ドラマでは三十三歳)(全10章)
原作では会社内の派閥のことがそれなりに書かれているが
ドラマでは「派閥争いみたいなやつに巻き込まれていつのまにかはじき出されていた」
とうまく一言でまとめている
父親も会社勤めであり閑職になり二週に一回くらい電話をかけてくる間柄
ある日父親を訪ねて飲みながら「あれ」について語り父親は
「メキシコの麻薬王が自然死するように願う」と強く言った(ドラマでは「武器会社が潰れろ」)
翌日ネットで調べるも死亡記事は無し
その後父親が脳梗塞で倒れ右半身と口がスムーズに動かなくなって雄大は実家へ戻る
二ヶ月ほどで父親は会社復帰
雄大がユーミンの苗場のチケットを会社の女の子からもらい父親を誘うと
三十五年前に母(がユーミンの大ファン)と行ったと打ち明けられる
父親はホテルの部屋に入ると「春よ、来い」を口ずさんだ
コンサートが終わり雄大に父親は斜め前に座っていた少女に「あれを実行した」と言った
その少女は脳梗塞で倒れた時に見た「静かな場所」にいるような気がしたと
そんな場所に引き込まれているとしたらまずいのではないかと父の本能ががんがん警告を出した
それで「子どもの敵を呪った」(雄大は「あれ」を使っていない、父は信じ僕は信じてない) 上原多英 十三歳(全9章)
三年前に両親(父が学者)をヨーロッパ(於:学会)での車の事故で亡くした
その時に多英を預かっていたのが草平でそのままの状態が続いている
なりみはドラマでは多英の母の妹だったが原作では父の妹
多英は最初は中学校が少し退屈程度だった、一つ上の理科教室で会う深海さんがいるし
校庭のウサギ小屋にウサギのシズカもいるし
ある日草平が苗場へユーミンのコンサートへ行こうと提案した
ユーミンの大ファンだった祖母と草平は苗場プリンスへよく行っていた
最後に行ったのは祖母が亡くなる前の年(5年前)
多英の学校が大変になったのは深海さんが盲腸で入院してからであり
深海さんがいないことの不安をいじめっ子たちが感知してはっきりと攻撃しだした
さらに草平がドラマでは茶の間で言ってたこと「物語の主人公の心情を~」を
授業参観終了時に先生に直接質問したことで本格的ないじめが始まった
学校へは行けるけど保健室へ、深海さんから「スマホ買いましたラインしたい」と
深海魚のスタンプが送られてきて多英はウサギのスタンプを返した
この帰りいじめっ子らに会ってすごく傷つき足がふるえた
ユーミンのコンサートの間じゅう「死ね」って言葉が心でひびきわたっていた
そのうちに音楽が言葉の意味をなしにしてくれる感じだった
うしろのせきにいるおじさんがじっとみていることに気づいた
一回だけふりむいてみた。おじさんはウインクをした
「あぶないおじさんがいるね」なりみがささやいた
夜が明ける少し前になりみと多英はゲレンデに出て空を見上げた
どこからか、だれかにみられてる感じがした、あぶないおっさんに見られた時と同じように
あたしはきっとだいじょうぶだ
帰りの新幹線で深海さんからライン「こんどあそびにいっていい?」「うれしいです」と返す
次の月、三回学校へ行けた、いじめは変わらないけど、あたしは今は死にたいとは思っていない
「春よ、来い」を口ずさみながら草平が部屋に入ってきた
(ドラマでの深海さんのスタンプ深海魚だったんだと原作読んで気づいた
だからお土産は深海魚のキーホルダーだったんだと、原作ではお土産は無し) >>421
麻雀そういう流れだったのか
そりゃわからんわ >>420
ありがとう!
原作が気になってたから、とても興味深く読ませてもらいました
リグレットの脚本の岨手さんってやっぱり脚本上手いんだなと思った
『あのこは遺族』も原作の雰囲気は壊さずに原作にはないシーンでととも良い効果を出してたし、
『そこにいた男』も新宿のホスト刺した女が血まみれでタバコ吸ってた事件でTwitterに流れてきた写真から想起したストーリーも良かった >>419
興味深いものをありがとう
原作を読んだというレスは確かになかった
普通の原作ものだと原作とドラマはここが違うだのなんだのと不満を書く人がいるのにw >>420
>原作では菓子(夏帆)が心から愛したが、愛してくれなかったら浩介(中島歩)から
ドラマではこの一行を膨らませて旦那との旅行を描いて
徹底的に現在と過去を対比した脚本が見事だった
離婚後の菓子と元カレのエピが描かれたのもよかったね