世界的に機械式が復権したのは90年代半ばで80年代終わりにはその兆候があったから
セイコーも90年代初頭に52系を復活させ4Sとしてリリース始めたわけでそれが普及機ではローレルとかメカサス
クロノグラフの6Sも開発してクレドールフェニックスとして若者を意識したモデルをリリースした
じゃあ売れたか?といえば残念ながらあまり売れず早々にブランド消滅
その一方でロレックスやオメガやタグ・ホイヤーは日本で人気が出て高騰を続けた
90年代前半の不人気時代のロレックスを知ってる人からしたら今の人気と価格にはみんなビックリでしょ
あの頃のロレックスなんてあまりに売れずOH永久半額とか抱き合わせしてたくらいだったし
で、2006年に6Rをリリースしてメカニカルシリーズを発表、6R15〜27、4S36、4L25、8L38といろんなのを展開したけど
4S36、4L25、8L38など準高級機は売れず残ったのは6Rシリーズだけで、それがプレザージュに引き継がれた
けっきょく4Sとか4Lとか8Lとか準高級機をリリースしても一部のマニアには受けるけど
一般層からは「セイコーでしょ?」となるだけだしロレックスやオメガみたいに高額でも売れるかというとそうじゃない
過去の事例からもコスト掛けて準高級機をリリースしたってセールスに結びつかないのは明らかなんだよ