ただおまけとはいっても、ロレ以外のブランドは巻き上げヒゲは量産出来ず(ロレ以外はヒゲゼンマイ職人の勘と手作業頼りで品質もバラツキが大きくせいぜい年間数百本程度しかつくれない)
年間数千本以上つくっている50〜150万円の価格帯の基幹ムーブに本格的な巻き上げヒゲを採用する事が出来ているブランドは今までロレ以外になかったので(IWCの自動巻き7日巻きは巻き上げヒゲだが低コストで製造が容易な簡易ブレゲヒゲ)
セイコーがその壁を破った事(正確にはこれからだが2021年の9SA5は年産数千本はいくだろう)には結構意味がある。