http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062601001030.html
古代の「太陽の船」引き上げ開始 エジプト、復元へ保存処理

【カイロ共同】エジプトの首都カイロ近郊ギザで古代のクフ王(紀元前2589〜同2566年)の
副葬品「第2の太陽の船」の発掘をしている吉村作治・早稲田大名誉教授らのチームは25日、
船を納めた石室から木製の部材の引き上げを始めた。エジプト考古省が発表した。

船は約600片の部材に分解して納められており、これまでのサンプル調査で、
劣化のため触ると容易に崩れる状態のものが多いことが分かっている。
復元に向け強化剤などを使った保存処理を進め、その後組み立て作業に入る予定。
考古省によると、復元には2〜5年かかる見通しだ。

2013/06/26 09:43 【共同通信】

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 25日、カイロ近郊ギザで、船を納めた石室の底部から簡易エレベーターで
木製の部材を引き上げる関係者(エジプト考古省提供・共同)