Hギザの大ピラミッドは、寸法の比率だけでなく、メートル値においても、円周率や黄金数との致を見せています。

 メートル法は、フランス革命後の1790年に、国民議会議員であるタレーラン=ペリゴールの提案によって、
 地球の北極点から赤道までの子午線弧長の「1000万分の1」として定義されました。

 メートル値を使って、2つの底辺の和から高さを引いた値は、314.16、これは円周率の100倍です。
 同じくメートル値で、底辺の2分の1と高さの和を出すと、黄金数の2乗の100倍となります。

 わずか50aでも大きさが異なっていたら、このような数式は成り立ちません。

 また、王の間の底辺の総和をメートル値であらわすと、円周率3.14の10倍、
 そこから短辺の一つを引くと、黄金数の2乗の10倍です。

 こちらも、5a寸法が違っていたら成り立ちません。