日本初
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008070401000244.html

日本航空は4日までに、欧州エアバス製の超大型機「A380」を
購入する方向で最終調整に入った。
2012年以降、ビジネス需要が伸びている欧米向けの路線で就航する。
燃費効率が優れる最新機で大量輸送することで、燃料高騰に対抗する狙いがある。
日本の航空会社で初の導入となる見込み。
A380は総2階建てで、客室空間が500−800席と広いのが特徴。
今年5月にはシンガポール航空が成田−シンガポール間で日本に初就航した。
個室に近い「スイート席」など富裕層を意識した設計で、利用者の関心が高まっていた。
日本航空は当初、米ボーイングの次世代中型機「B787」を導入して、
成田、羽田両空港の発着枠が拡大する10年をめどに欧米路線を増便し、収益を拡大する計画だった。
しかし、B787の納入が再三延期されたため戦略を転換、
既に運航実績があるA380を導入し、大量輸送で利用者を取り込むことにした。