インターンシップをやってる会社は、以前何社か見かけたことがあります。
大体、給料は無し、生活費住居費その他諸経費は自腹、お泊りした時の宿泊費とかも自腹、それに加えてインターン費用として日本円で数百万円と言う感じでした。
海外のパイロット情報交換掲示板とかの意見では、最後の手段としてはありかもしれないが、
そもそも働いてるこっちが何で全部自腹な上に金まで払わなきゃいけないんだ!!てな感じだったと思います。
Bondに加えて生活費から何から自腹となると、負担はかなり大きくなりそうです。

インターンではありませんが、うちの会社ではBondは最初の時点で払えないなら、訓練パートナーと相互に保証人になって、
もしどちらかが辞めたらもう片方がその金額を払う、と言う風に出来ます。
そして、給料が出るようになったら、給料から源泉徴収の形で毎月一定額が一定期間天引きされて、指定期間を経過すると引かれてたぶんが全額払い戻されます。
インターンをやっているところでも、こんな感じの方法を取っているところは、あるかもしれません。

インターン中の生活費は何とか工面しないといけませんが、早期に退職した場合の罰金についてはそれほど大きく考えなくてもいいんじゃないでしょうか。
ある程度経験が貯まって転職可能なタイミングになったら、もっと待遇のいい会社に移れば、300万ぐらいなら大きな負担にならずにペイできますよ。

100時間、路線によって(あと、勿論自分の体力も)キツいのかできるのかが変わってきます。
飛ぶ路線の多くが1時間前後だとしたら、月100時間は割とハードかと思います。
2時間前後となると、別に大したつらくないと思います。
私の感じとしては、80時間程度じゃ全然足りないです。95ぐらい行くと「今月は割と良く飛んだな」って感じです(もちろん個人差があります!)
でも、仮に短い路線が多かったとしても、大変とはお思いますが何はともあれキャリアをスタートできてる訳ですし、いいんじゃないでしょうか。
そのペースで飛べば1年で1000時間ですから、Bond払っても転職すればいいわけですし。
それに、数多く(長時間ではなく)飛べると言うのは、短期間で技量を向上させる事ができる絶好の機会ですよ。
せっかくどえらい苦労してFOまで漕ぎ着けたのに、月に50時間も飛ばないとか長距離ばっかりでひと月に離着陸が数回しか出来ないなんて、
少々高い給料をもらったって、将来のことを考えたらまったく割に合わないですよ。

100時間飛んだって、楽しく飛べてりゃ苦じゃないですよ!
インターンは最後の手段、まだ諦めんな!他の人もやるような楽な道だったら、みんな殺到してチャンスが無い。皆がビビる様な道だからチャンスがある。


PS
ここまで言って最後に言うのもアレですが、お金の工面は計画的に。