>>827 >>832
福岡空港に限らず、羽田、成田、中部、関空なども離発着回数は10年間で約3〜4割割増加
現在の滑走路が1本しかない福岡空港が円滑に発着できる回数、空港の処理能力は、16.4万回(35回/1h)とされるが、18年は(ヘリコプターを除いて)17.4千回(37回/1h)と、国交省より『混雑空港』の指定を受ける状況下にある

増加の中心はLCCによる国際線で、2018年に日本全体で訪日客(インバウンド)は3000万人を突破したが、政府は6000万人を目標に掲げ
特に福岡空港は主要な航空企業より、2018年の700万人(4万回/y)から、30年間で1600万人(9万回/
y)への大幅増加、増便を期待され、既に18万回以上(38回/1h)を申請中だが
ビジーな発着状況は、特に朝夕のピーク時への新たな就航便の受け入れの妨げ、引いては九州経済の発展の障壁となっている

25年3月以降、2本目の滑走路完成に伴い年18.8千回(40回/1h)に拡大する予定だが、再度の過密化は時間の問題
21.1万回(45回/1h)まで拡大可能とされてはいるが、現状においても、発着が重なる時間帯には、滑走路を利用できず待機するケースも少なくなく、待機時間が増えれば、離発着の遅れを生じさせる

ビル街や住宅街の密集地に近接する都市型空港としてのそもそもの安全性軽視も好ましい事ではない
24時間営業も可能な佐賀空港の拡張とアクセス改善による、LCC中心のハブ化は、柳川市以南の人口減少などの南北格差是正の意義も含めて、健全な九州経済発展のための絶対条件と言える