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蝦夷の研究
0001出土地不明
垢版 |
2023/09/25(月) 12:24:39.98ID:MyRqq0nr
古代東北の蝦夷(えみし)に焦点を当てた特別展「蝦夷−古代エミシと律令国家」が9月21日〜11月24日、多賀城市の東北歴史博物館で開かれる。開館20周年と宮城県多賀城跡調査研究所の設立50周年を記念して企画された。出土品の展示に加え、第一線の研究者による講演会や連続講座で、東北の古代史を解き明かす。

 律令国家の支配に属さず蝦夷と呼ばれた人々について、最新の発掘調査や文献史料を基に、律令国家との争い以上に交易が盛んだったことを紹介する。

 年代は、多賀城が設けられる直前の7世紀後半から平泉藤原氏が滅亡する12世紀後半までが対象。国重要文化財「金装獅噛三累環頭大刀柄頭(きんそうしがみさんるいかんとうたちつかがしら)」のほか、蕨(わらび)手刀、柳之御所遺跡の「カエル板絵」など北東北を中心に出土した約300点を展示する。

 9月に「律令国家と蝦夷」、11月に「古代蝦夷研究の現在」をテーマにした記念講演会を開催。連続講座は9〜10月が「前九年・後三年合戦と平泉」、11月が「考古学からみた“伊治公呰麻呂(これはりのきみあざまろ)の乱”」などを題材に開く。

 24日にあったプレイベントでは、アニメ映画「アテルイ」が上映されたほか、元館長の進藤秋輝さんが「古代東北統治の拠点 多賀城」と題して講演し、多くの歴史ファンが訪れた。

 特別展は一般1200円、65歳以上1100円、小中高生600円。毎週月曜は休館(休日の9月23日、10月14日、11月4日は開館し、いずれも翌日休館)。連絡先は同博物館headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000013-khks-soci
0012出土地不明
垢版 |
2024/05/30(木) 10:16:13.00ID:st2zCYGL
近年、奥州藤原氏と蝦夷族長のルーツに関する研究が盛んになり、従来の「蝦夷の末裔」というイメージとは異なる興味深い事実が明らかにされています。

まず、奥州藤原氏三代のミイラについて、DNA分析の結果、渡来系であることが判明しました。具体的には、朝鮮半島南部にルーツを持つ集団と共通する遺伝子型が検出されています。

さらに、陸奥栗原の蝦夷族長伊治公砦麻呂(鳥矢ヶ崎古墳群)の発掘人骨も、一族ともに渡来系であることが判明しました。こちらも朝鮮半島南部との関連性が強く示唆されています。

同時代の陸奥胆沢の蝦夷族長阿弖流為(アテルイ)の人骨は現存していないため、DNA分析は行われていません。しかし、周辺地域の出土遺物や文献から推察するに、彼もまた渡来系だった可能性が高いと考えられます。

これらの研究成果は、従来の「蝦夷=純粋な縄文系民族」というイメージを覆し、東北地方の古代社会における民族交流の活発さを示唆しています。
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