78 :社会学者:02/03/01 14:51 ID:???
犯罪って言われて、アートじゃないって言われて、下らないって言われて・・・。
そうしているとグラフィティーは、よりコアな方向に向いていきます。外国のどの都市でもそうです。
要するに、世間の目がグラフィティーに対して温かいと、グラフィティー作品自体がマスターピース化していきます。
世間の目がその逆だと、タギングやスローアップが増えるという、皮肉な現象が起こります。

グラフィティーは絶対になくならないものだから、いかに共存できるかを考えられる都市が、最終的に勝つと言えます。
とにかくハードコアなライターたちは、確実に「犯罪」を犯しているという認識の元動いているわけであって、そこを指摘しても焼け石に水な訳です。「そんなもん知ってる」と言われるのが関の山です。
でも日本人は特にロマンチストだから、グラフィティーの無い世界を夢見てしまうんですね。愚かです。
日本での世間のグラフィティーに対する考えは、南米やヨーロッパ諸国より20年は遅れています。