>>443
ケイが僕には記憶があるから自分は自分でいられると言ったけど、相麻は自分ではそうだと思えなかったということだと思う。
あの屋上の扉の前での会話は、相麻がケイと出会うまで自分の能力をどう思っていたか、
自分が持てなかった強さをケイのどこに見出して救われた、あるいは救ってあげたい、救ってほしいと思ったかを説明してるんだと思うな。
相麻の中ではこの三つの感情がごちゃ混ぜになって自分でも訳が分からない衝動に突き動かされていたんだと思う。

相麻は暫定では自分の願いを「生への執着」だと分析してもしかしたら違うかもしれないと言っていたけど、本当の所はどうなんだろうね。