一過性の娯楽になってしまっているアニメだが、中には質の高さを議論できるアニメもある。

・攻殻機動隊 Ghost in the shell とその続編
・攻殻機動隊 Stand alone complex とその続編

・機動警察パトレイバー劇場1と2 特に2。3もまぁそこそこいいが除外。

・風の谷のナウシカ
・もののけ姫 宮崎駿のイデオロギーの総決算と言っていい。ジブリでは一番質がいい
・ホタルの墓 アニメ史上、一番悲しい作品。ガキ向けのアニメなのに全く救いが無い。ひでぇ。

・逆襲のシャア
・F91
 富野の作品はとにかく退屈。見せ場が無い。面白くない。しかし劇場作品だけはテンポがよく欠伸が出ない。
その上で富野クォリティが描かれているので、まぁなかなか。ロボットである時点で普遍性は無いが。

・千年女優
 それほど色濃くドグマが追求されている作品ではない。
 主人公がひたすら想い人を追いかける流れがツボにはまれば、強く感情移入できそうだ。

・ジーンダイバー
 ガキ向けの作品だが、不思議なことに質がいい。とは言え微妙だが。ラストはかなりいい。
 NHK作品の中では一番。ナディアもそこそこいいが、庵野クォリティは本質的に一過性の娯楽なので除外。

・青の6号
 嘘くさい正義感やら価値観やらをあまり振り回さないので、見るに耐える。

・serial experiments lain
 感情やセリフが驚くほど少ない。描かれない。
 押井・宮崎・富野と違い、言葉や感情を作るセンスが無い者は、この作品のようにあえて描かないほうがいい。
 才能の無い奴が感情やセリフを描くと、一発で安っぽくなる。

・氷菓
 原作つきの作品はあまり入れたくないのだが、ラインナップ。
 最近の萌え作品的絵柄でも、ちゃんとした作品が作れるのだな、と思ったので。
 感情やセリフ、論理的思考がどこまでもまともに追求されている。

・王立宇宙軍オネアミスの翼
 GAINAX作品の1号作品にして、唯一ちゃんとした作品。大人でもちゃんと観賞できるしっかりした作品。
 エヴァは面白いが、芸術作品として考慮できる類の作品ではない。

・VISTOR
 フルCGとか言う売りだが、映像ははっきりってどうでもいい。
 そこそこちゃんとした内容だったのでラインナップに追加してみた。