滋賀 琵琶湖西岸の松ノ木内湖(滋賀県高島市)で1日朝、東映京都撮影所(京都市)の撮影クルーが
水鳥が飛び立つシーンを撮るため爆竹を鳴らした問題で、約180羽いたコハクチョウが2日朝、
姿を消したことが「日本野鳥の会滋賀」の調査で分かった。
メンバーは「ねぐらが危険と判断し、逃避した可能性が高い」とみており、秋に戻ってくるか心配している。

コハクチョウを観察している同会員や地元住民団体によると、コハクチョウは通常、
日の出後に餌を求めて松ノ木内湖を飛び立つが、日の出前の2日午前6時20分ごろに既に姿を消していた。
天候にかかわらず、普段は周囲の田んぼで餌をついばむ姿が見られるが、確認できなかった。
通常、一斉に姿を消すことはないという。
http://mainichi.jp/select/today/news/20120302k0000e040176000c.html(毎日新聞)