1950年代の国産カメラ画像が上がるスレ
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1950年代のカメラはとても魅力的だ
気合の入りまくったった35mmフィルム機がたくさんでてきた時代だ
レンジファインダー機は着々進化したし、日本最初の一眼レフはこの時代に生まれた
二眼レフもまだまだ勢力が強かった
蛇腹だってますます大活躍
そんな時代のカメラの魅力が伝わるようなスレにしたい
特に若い奴はなかなか見る機会がないだろうから、ぜひ見て行ってくれ
で、先ずはこんな年表を作ってみた
これらの機種名を眺めるだけでなんだかワクワクしてこないか?
https://i.imgur.com/Gm5nArV.jpg >>123
お〜、超信頼性重視の布陣ですね
おっしゃる通りこれらならカメラ由来のミスなどは皆無で安心。良い選択となりそうです
それにニコンのマウントなら膨大な単焦点レンズとか選び放題ですし
FM3Aは持つ悦びは大きいけどちと高価いか・・・? 二眼レフに発光器をつけてみた図
1953年製のヤシカフレックスと1954年製のビューティフレックス
これらはそもそもM接点しかない
前者にはナショナル製、後者にはウエスト電気製をつけている
https://i.imgur.com/UjzArow.jpg ウエスト電気はのちにパナソニック傘下になるので、この2つの発光器はまあ兄弟みたいのもの 家にアンティークカメラ?になるのかどうかわからないけど古いカメラがあってこれって売れるのかな?
上のダイヤル見たいの回すとカシャッてシャッターが切れる音はするけどちゃんと撮れるかどうかは不明
調べてみたら以下のようなカメラ
MAMIYA 35 U(1:35 F=4.5cm)
1952年製
SETAGAYA KOKI
>>127
それなりの店に持って行けば、それなりの値段で買ってくれると思う。
ハードオフみたいな所だと、ジャンク判定されて100円ぐらいですかね。 >>128
ありがとうございます
それにしてもものすごい重さです
鉄の塊のよう >>127
マミヤ光機は歴史があって、特に二眼レフは他メーカーがどんどんやめていく中、最後まで改良しつづけ
ながら新作を出し続けた素晴らしいメーカーです
そのブランドが35mm用カメラとして気合を入れて作ったものがマミヤ35I〜III
とても頑丈で良いカメラですよ 自動でシャッターチャージするし1/500秒まであったのが特徴
同年代だと上に作例をあげたアイレス35IIが、レンズも4.5cm、f3.2だしスペック的には近いかな
ただ残念ながら、売っても数千円いくかどうか
プレミアがあって何万もするとかいった類ではないです >>131
専門業者さんで清掃分解調整されてやっとその値段になる、ということですね
高精度な特殊技能が要るので、価格の大部分が技術料に相当していると思われます ウエスト電気製のをもうひとつ、ちょっと高級タイプ(左)
やはり高級タイプのワルツ製も並べてみた(右)
https://i.imgur.com/R5FgVEe.jpg 次はちょっとユニークな機種を紹介
1961年製リコーオート35V
https://i.imgur.com/MuhLFgM.jpg
中古カメラ屋さんでもあまりみかけないので、レアな部類だと思われる とにかくデザインがあか抜けている シルバーと艶消し黒とのツートンカラー
その一年前の1960年にオート35というのがまったく同じデザインで出ていて、それをそのまま引き継いだ
今みても”なんか新しい”と思えるのがすごい
当時の人にとってもそうとうインパクトがあったのではなかろうか
https://i.imgur.com/hazmFYR.jpg
https://i.imgur.com/AGk28jw.jpg なぜユニークかというと
ASA感度の設定以外は数値をいじれないから
絞り値、シャッタースピードがそもそも設定できない レンジファインダーでもないので重ね像でピント合わせ
というものもない 露出関係は全部カメラ側がやってくれる
で、じゃあ何をすればいいかというと、被写体に応じて、遠い、近い、とても近い
この三つの中から選ぶだけ
これらのアイコンがそれぞれ、山、立ってる人、人の顔、というカワイイかんじで、ファインダー内に
浮かび上がっている これの一年後1962年にはリコーオートハーフというのが登場して大ヒットするんだけど、スタイルやしくみから
オート35Vはその兄貴分にあたる フィルムカウンターと巻き上げレバーは底部にあるので、革ケースもそれに応じて凝った造りになっている
それとストラップのカメラ本体への留め具は専用品なので、購入するならこれらが一式揃ったものだと良い
と思う
同年代の機種の中でも奇抜なので、所有する悦びがしっかりと感じられるカメラだ こういう3段階の調整のことをゾーンフォーカス式と言ったりする
一方、完全に1段階のみ固定でフォーカス合わせをまったくしないようなしくみは固定フォーカス式と言って
オートハーフとか写ルンです、みたいな製品に採用されている 閃光電球の話に戻って、
・・・というかやっぱり1950年代カメラと閃光電球は切っても切り離せない存在なので、部屋にディスプレイ
するにしても一緒にセットしとくのがカッコいいよ、と主張したい
閃光電球の不人気ぶりが不憫すぎる
https://i.imgur.com/huIwLEw.jpg
これらは東芝
右から順にP-3、P-3II、P-3IIIと揃っている 中身はまったくかわらない
最もポピュラーなタイプで、発光器を見たことがあるとしたら大体はコレだと思う 割と後期で、X接点用のもの
使える端子口金の形状が違ってて、閃光電球の中でもAGタイプのみ使えるようになっている
https://i.imgur.com/WUIawGL.jpg AGタイプというのはオールグラスの略で”ガラスだけだよ”って意味
とにかく安上がりで仕上げようや、ということで製造プロセスを簡略化したのでこういう形状になってる 日本民法の父、穂積陳重の『法窓夜話』を現代語に完全改訳
法律エッセイの古典的名著が短編×100話で気軽に読めます
リライト本です。「なか見検索」で立ち読み頂けます。原版は
国立国会図書館デジタルコレクションで無料で読めます0228
法窓夜話私家版 (原版初版1916.1.25)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BT473FB
(続)法窓夜話私家版 (原版初版1936.3.10)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BP9CP5V この東芝の発光器をつけた例として、オリンパスエース(1958年製)を
https://i.imgur.com/omclF5n.jpg もうひとつ これも既出だがスーパーフジカシックス(1955年製)にもつけてみた
この時代でももうX接点切り替え付きなんだ
https://i.imgur.com/9RiDHZt.jpg さらにこちらは1958年製のリコー300
これは個人的に特にお気に入りのカメラ 撮影も気合が入ってしまった
https://i.imgur.com/uZN0ZcB.jpg このリコー300は、既にでてるリケン35(1954年製)の直系の子孫にあたる
ずいぶん軽くコンパクトになったんで高級感は薄れたけど、いい姿をしているし写りも素晴らしいんだ リコーのこの時代のカメラというと、リケノンというレンズ銘が思い浮かぶかもしれないが、このリコー300は
リケンリコーという銘になっている レンズ供給元が異なってたってこと
このレンズは45mmのf2.8
https://i.imgur.com/MqFm0Rh.jpg
https://i.imgur.com/PVVRIOD.jpg 巻き上げやシャッターボタンの感触が若干チープさを持ってるんで、実は第一印象は良くなかったんだけど
ファインダーがゴロっとした精巧なプリズムになっていて抜かりがないのをみて好印象にかわった
しかも写りがいいもんで非常に気に入ってる
まあ異性でもそうだけど最初マイナスな印象からプラスに変化すると、より一層愛着が沸くというか好感度が
加速するってものだ くそスレ。安物しかねーし、作例もツマンネ、撮影技術も知識も薄っぺらい。いったいなんなん ここで、>>115御自慢のカメラと
写真がUPされます。 >>155
クラシックカメラに興味を持ち始めた者です
ぜひ高級品での、面白い作例満載で、撮影技術に長け、機材知識も豊富なスレを立てて頂けると幸いです >>159
ここは写真板じゃ無くカメラのスレだから
スレ違いだよ 近場の中古屋にリコーフレックスがたくさん入荷したのですが、買うときに見ておいた方がいい注意点とかありますか? >>162
まずは、レンズに曇りが無いかどうか。
次に、シャッターや絞りに油がついてないかどうか。
そして、絞りやシャッターがちゃんと動くかどうか。
それから、空きスプールが入ってるかどうかだな。
その辺が問題無いなら、多分使える。
光線漏れとか、距離の狂いとかあるかも知らんが
それは実際に使ってみないと何とも言えない。 >>163
ありごとうございます。
空きスプールは盲点でした。巻き取り側が無いと使えないですよね 多少高くても革ケース付きを選びたい
ミニポーチみたいのが付いてて、レンズフード有りだとなお良し
あとレンズキャップ >>165
うーん、そのお店は革ケースとレンズキャップはついてなさそうでした。
代替手段を探した方が良いかな。
そのお店でなくてもいいし、革ケース付きのところがあったらそこで買って見ます 巻き上げできないミノルタV2のジャンク品買ったら、ギア一枚が抜き去られてた
治せると思ったのにお手上げだガッカリ >>168
運が悪かったね 埃カビまみれのジャンクをあえて狙えば、そういうパーツ抜かれ個体に出会う確率は減るん
だろうけど、それはそれで重症な故障品に出会う確率もあがるし
うーむ こちらはヤシカ35、1958年製
尻に35がついてるものは総じて造りが良く、これもその例に漏れない
https://i.imgur.com/RUVEzSz.jpg
なんか勘違いしているヤツがいるけど、決してこれらは安物なんかじゃない
そりゃあニコンSとか海外勢とかに比べたらあれだけど、
裕福な家庭だったとしても、ほんと清水の舞台から飛び降りるほどの気合がないと買えない高価なものだった このヤシカ35にはF1.9のレンズがついてるので高級機
同時にF2.5レンズがついたちょっとだけ廉価な仕様も出ていた
ワルツの威風堂々とした発光器をつけてみた
このヤシカは接点MとXが選べる
https://i.imgur.com/jupFwMd.jpg ヤシカの35mm用のカメラへの参入はこの機種からなんで、他社と比較するとちょっと遅め
そのぶん二眼レフに注力してたってこと
だからヤシカの二眼レフの評判はいまでもとても高い >>171
フラッシュバルブって今でも手に入るの?
反射傘だけ近所で100円で売ってる >>173
地方都市のカメラ屋さんとか、骨董市なんかを根気よく回ってようやく見つかるかんじ
10球入り一箱(のうち3球くらいは使ったよ、って状態)で1,000円ってところか
ハードオフで発光器はよくみるけど閃光電球をみつけたことは一度もないなあ >>174
もう中古で限りある資源を食いつぶしていくしかない状態なのか
資料的価値として持っておくにはいいけど常用には使えないって感じか 発光器を買うなら内側にキャパシタっていう乾電池と似たような形のものが入ってることを確認したほうが良い
いちおうそれがあってはじめて発光器として成立するから
100円でも丁寧に清掃すれば十分ディスプレイできるレベルになると思う 22.5Vが出る電池があれば、光らせることはできるよ 電池をたくさん数珠つなぎにしてその電圧まで
持っていけばいいんで
でももったいないので常用なんてとてもとても・・・
自分の場合はもっぱらディスプレイ専用だね でも実際に光らせないとなると、じゃあほんとに1950年代カメラがシャッターと同期して電気回路がしっかりと
閉じてんの?という疑問が沸いてしまうので、
いちおうこんな風に普通のストロボを繋げてチェックはしてるってわけ
まあこの時代のカメラで、60年後の現在であってもきちんと光らないようなヤワな造りをしているカメラはない
https://i.imgur.com/wAKYv0D.jpg >>178
カッコいい!
2眼も35mm1眼レフカメラと同じタイプのX接点端子があるのですか? >>179
うん、二眼でも1954年くらいを境にしてX接点付きが登場してくるよ
というかセイコーやシチズンなど高級レンズシャッターにX接点が搭載されて、それを各社が採用したってこと
例えばこれは1954年製二眼の「シチズン-MXV」シャッター
MとX接点、それにV(←セルフタイマーのことね)が選べるよ、ってことでMXV
そのまんまかよ!ってツッコミが入りそうなネーミングだけどわかりやすくて良い
https://i.imgur.com/At8yvVo.jpg
ちなみに>>178の二眼は1954年以前のものなのでM接点のみ あ、ミスった
上のシチズンシャッターは1956年製
1954年製はこっちだった
https://i.imgur.com/pNzqdxv.jpg
SEIKOSHA-MX
そのまんまかよ!ってツッコミ二回目・・・と思いきや、M、Xの他にF接点が選べるので
なんでSEIKOSHA-MFXじゃないんだと小一時間(略 ヤシカ35が出たので、その後継機種を紹介
2年後、1960年にミニスターという機種が登場し人気シリーズとなる
ヤシカというとのちにエレクトロ35シリーズが爆発的人気となるけど、それ以前にも大ヒットがあったんだ
内蔵露出計つきでコスパ追求タイプ
キヤノネットがデビューする1年前だったってことも良かったんだろう
画像はそのミニスターシリーズの中でも、もっとも簡素な仕様で普及狙いのタイプ
ヤシカキャンパス、という 露出計はそぎ落とされてしまった
https://i.imgur.com/w4Cgyld.jpg
https://i.imgur.com/CS9pIGi.jpg まあ、大ヒットしたゆえにこれらミニスター、エレクトロ35、キヤノネットは現代においてはありふれた存在となって
しまいジャンク箱の常連組なのがちょっと悲しい
けど、しっかり手入れされたものはきちんとキレイに写るんだ
みかけたらぜひジャンク箱から救出してやって欲しいと思う
キャンパスで撮ったもの
https://i.imgur.com/OTsag6R.jpg
https://i.imgur.com/ipKgDxi.jpg
https://i.imgur.com/yu2jtWG.jpg
https://i.imgur.com/hJZ5FIl.jpg ヤシノン45mm f2.8というレンズ
なかなかいい色が出ると思っていてお気に入りカメラのひとつ
ほんと機能が最低限しかなくて、逆にいさぎよい
フタ開けるとフィルムカウンターが自動でゼロに戻る、とかシャッターチャージしたらお知らせマークが点く、とか
先代にあった機能がばっさり消えている
でも逆にいえばそれだけ先代が優秀すぎたってことでもあるかな 紹介してきたカメラの中で唯一シューがついてないカメラがあるんだ
それがアサヒフレックス
じゃあアサヒフレックスには閃光電球がつけられないの?と思ってしまうかもしれないがちゃんとそれ用のFP接点とX接点が
装備されている
そういう機種には「ブラケット」というアクセサリを使えばいい
https://i.imgur.com/DP3s9jH.jpg L字形の棒になってて、三脚取り付け穴にセットする
縦棒のところは持ち手っていうかハンドルになってて持ちやすい で、その上にシューが付いているって構造だ
使用例としてワルツ製の発光器+FP級の閃光電球
このFPというのはフォーカルプレーン(シャッター)の頭文字のこと
ケーブルはFP接点につなぐ で、X接点がついているし”電子式”発光器(=ストロボ)もつけちゃおう、というのがこの画像
アサヒフレックスのこんな姿もとても美しい
1950年代のカメラに一番似合うストロボは、個人的にはソリゴール製だと思うがいかがか
https://i.imgur.com/aiyd2XE.jpg ソリゴールっていうブランドはミランダカメラのアクセサリ販売部門のことで、ストロボとかレンズなどで有名
アサヒフレックスとミランダは国産最初期の一眼レフでライバル関係だったので、この組み合わせは
なかなか味がある・・・のかな?
レンズはミランダ用に限らずいろんなマウントに合ったものを手広く作っていたので、持ってる人は多いだろう
自分はミノルタのSRマウント用を持ってたりするけど、とても造りが良い
このロゴマークがカッコよくてとても高級感があるんだ >>185
L時のブラケットは使ってるとプロっぽく見えてかっこいいな
アサヒフレック、たまに中古市で見かけるけどSVやSPよりも更に古典となるから
動態を維持するのは大変そうだ >>187
ストロボもそういう当時物のほうが雰囲気出るね
俺のなんてSPや67にX接点コネクタつけて無理やり今のTTL(TTL機能はしないけど)ストロボつけてるから
サイボーグ化したお爺ちゃんみたいだ >>190
おー今の高性能ストロボをつけるのはすごいな
>サイボーグ化したお爺ちゃんみたいだ
あるある 古いカメラにカーボンの最新鋭三脚とか取りつけたりもそうだよね
SPだと、やっぱりこんな純正品が似合うのかなあと思っている今日この頃
https://i.imgur.com/TKwd4XS.jpg 既出だけど、もう一回オリンパスエースの画像をあげてみる
以前UPした時点では不動品だったんだけど、整備できたもので
ずっと押し入れかどこか暗い所にいたであろう個体を、きっちり使える状態にして緑が萌える外の世界に
連れ出すというのは、自己満足かもしれんがなかなか美しい行為だと思うんだ
https://i.imgur.com/UR6JbqT.jpg
https://i.imgur.com/yPcwLFX.jpg 繰り返しになるけど、このエースはレンズシャッター式でかつレンズ交換式だった
これってメーカーとしてはとてもチャレンジングで大きな賭けのようなもの
そういうカメラはやっぱり独特の魅力を放っている
独特の魅力、という意味では
1958年のまったく同じ年にアイレスからアイレス35Vというのが登場するんだけど、これも同様に
レンズシャッター式でレンズ交換式
アイレスは多大なコストをかけて発売したけれどもチャレンジ失敗で、これが元で倒産することとなるんだ
この35Vは自分の憧れ いつか手に入れたいな >>194
ミノルタのスーパーAもこの時期ですね。
スーパーAもあまり売れず、ミノルタスカイの酷評とあわせて、一眼レフシステム開発に舵を切るきっかけになったとか。
どれかのメーカーのレンズ交換式レンズシャッター機がヒットしてれば少し違った未来になったかもしれませんね。 >>195
そう! おっしゃる通りで、もっと多様化した面白い未来になってたかもね
ミノルタAの丸っこいボディも魅力だけどスーパーAの丸っこさ+メカニカル感増し増しなかんじもほんと美しい
1957年製なのでミノルタはオリンパスより一年はやかったみたい
1960年とちょっと遅れてリコーからも999というレンズ交換式の機種がでてる
これは以前紹介したリコーオート35Vと同系統のちょっとあか抜けたデザイン
挙がった4機種を全部揃えたら、けっこう自慢できるコレクションになりそうだなあ
クッソ渋いな。
オリンパスのレンジ機はハードオフでジャンク棚の常連だけど、どれも状態が悪くて手を出しづらい・・・
というかレンズ無しのばかりでレンズが手に入らない・・・ >>197
オリンパスはうちの方じゃあまり見ないな<ジャンク棚
ペトリとか多い印象 そろそろ、このスレの影響で1950年代カメラ買ってみたよっていう報告があったりしないかな?
もしあるととても励みになるんだけどな >>199
https://i.imgur.com/rbqUVjv.jpg
先月だけどヤシカフレックスモデルC買ってきた。
シャッターは切れるけど外装の状態があんまりよくない
一応使えるけど、120フィルムの手持ち在庫が切れたから作例は無い
60〜80年代カメラはバケペンやらSPやらCONTAXやら持ってるんだけど、
50年代は流石に初めてだわ。一度内部も分解清掃してみたが構造が単純なのがいい。
シリコンスプレーで外装を吹いたら艶が出てきたけど、レンズ周りの錆びを落としたいけどどうすればいいかわからん。 >>200
ありがとう
モデルCは、上でUPしたAIIの一年後のモデルなんだけど、シャッターがボタン式になってたり1/200秒が1/300秒にかわってたり
進歩があるね
錆はカリカリと母体を傷つけないように剝いでいったあと、アルミナ粉系のコンパウンドで磨くのがいいんじゃないかな
でも貼革の接着剤が流れ出てきてるようにもみえる、もしそれならエタノール含有のウエットティッシュで拭き取れるはず キヤノンの一眼レフを紹介
キヤノフレックスRPという1960年製(左)
その一年前、1959年にキヤノフレックスというキヤノン初の一眼レフが登場したんだ
だけどその年はニコンFが登場して大好評、キヤノフレックスは影の薄い存在になってしまった
高級機だったんだけどライバルが強すぎた
そこで、少しスペックダウンしてやや安く発売したのがこのRPという機種
https://i.imgur.com/r20at01.jpg この二台は兄弟で、RPの二年後に出た露出計内蔵モデルがRM(右)
どちらもRマウントだ
R→FL→FDマウントと移り替わっていくので、一般的になじみの深いFDマウントの前の前の世代ってこと この兄弟、デザインの傾向が統一されててとても美しい
弟のRMのほうはペンタ部が下方に潜り込んだかんじになっててちょっと違和感を覚える人がいるかもしれないな
露出計を軍艦部に入れ込んでこういうデザインになっている
兄のほうはスタンダードな姿で落ち着いたイメージ この時代のレンズは絞りリングが二個ついていたりして、いい雰囲気を出している
構図決めの時の絞り値と、実際撮る時の絞り値を設定するわけだけど、シャッターを切ったときにこの両者の切り替えを
機械的に瞬時に行うのがスーパーキヤノマチックという機構だった
この言葉の響きが、当時の最先端っぽくてかっこいいんだ この兄弟で最大の特徴というのは、巻き上げレバーの配置が違うという点だ
RPでは底部についているのに対し、RMでは上(完全にてっぺんではないけど)についている
”やっぱ右親指を使うのが一番やりやすいんじゃね?”という市場の声というか潮流が反映されたようだ
↓この角度だとよくわかる
https://i.imgur.com/iC1iCgB.jpg
爆売れしたキヤノネットがRMの出る一年前に登場してるけど、やはり初代は底部巻き上げ方式で二代目以降は
上側に移動してる
つまり1961年を境に底部巻き上げ方式が廃れていくってわけ 逆に言うと、1950年代は底部巻き上げ方式カメラがイキイキと青春を謳歌していたってこと
この時代のカメラならではの魅力のひとつだと思うんで、あえてそういう機種を選んで手許においておくってのもアリかと
ちょっと集合〜
https://i.imgur.com/Frnsnzv.jpg
手前のヤツは超異端児として有名なフジカ35SE 相当おもしろい機種 >>208
イキイキじゃなくて各社とも模索していたって状態だね
コニカは鏡胴に付いたレバーで巻き上げてた
https://imgur.com/a/k6TFlKB
これはかなり重たくてしかも2ストロークなんで新型コニカでは廃止されてる >>209
おお〜コニカIIIAだ しかもヘキサノンf1.8がついてる高級機じゃないですか
1958年製だね 重たいのか初めて知った
そうか、模索って表現が正しいな
模索しながらだんだんひとつの解に向けて収束していくとして、その模索中の段階っていろんなアイデアに
触れられるから魅力あるよね、ということが言いたかったんだ 底部巻き上げはシステム拡張性を損なうから廃れた、という説がある
各社フラッグシップ機にはモータードライブをつけられるようにするという流れがあった
そうすると、あれ?底にレバーあったら邪魔じゃん、となる
フラッグシップ機が上側を選択する以上、下位機種もそれに従うよね >>209
後ろに見えているスピーカーは三菱の2S-305ですな。
NHKのモニタースピーカーで、これも1958年発表だわ。
すごいね。 リコーフレックスYを買ってきた
分解して洗浄したが、レンズの後玉のカビ跡が残ってしまった
写りに影響するかな?
構造が単純だから分解しやすいのはいいね。
https://imgur.com/a/KSMrQEk >>213
おめでとう 綺麗な個体だね
1953年製で赤窓式かな
汚れを落とした後、レザー用ワックスをうすくつけてから乾いた布でしっかり拭き取ってあげるといいかんじに
艶がでるよ
分解洗浄の前後ではスリガラスに浮かぶ画像の鮮明さが全然違っててうれしくなったりするよね >>214
ありがとうごうざいます。
フィルムカウンターの窓は赤窓です。
このカメラは私の親と同じ年代ですか感慨深いなあ・・・
外装は綺麗です。
レンズがカビていない個体を探しているのですがなかなか出てこないですね。
後玉を外してカビを落としたらカビの跡がくっきり残ってしまいました。 思ったほど影響は出ないものですよ<カビ跡
そこよりはモルト張替えのほうがよほど影響度大きいです
吊り環の形状が独特っぽいんで、うまく本体にくっつけられるストラップがあればいいですけど モルトなんてあったっけ?
Ricohflexは球数豊富で安いから良いレンズと交換しちゃえばええさ
この前アイレス3c買ったけど言うほどM3じゃ無かった https://imgur.com/a/3jGMEaB
買ってきたリコーフレックスYの裏蓋。モルトていうか遮光部に毛糸が接着されてる
ボロボロにもなっていなく、比較的新しい感じ。前のオーナーさんが貼り換えたのかな?
もしも一度も交換されていなかったらこれが60年以上も前の状態を保っているというなら凄い 純正は黒の毛糸だったから張替え済みかね
前シリーズ持ってるわけじゃないけどね
戦前の乾板用フィルムホルダーに貼られてる毛皮とかも特に問題無く使えてる そんなに持つものなんですか。
それならモルト張り替えする前の銀塩カメラのストックいくつかあるけど市販のスポンジモルトより毛皮や毛糸使った方が
長持ちしそうだ。まあ、次の交換時より先に自分の寿命が来るだろうけど >>220
どこまで行っても毛だから、ゴミの問題もある
なのでモルト化も1つの手かな
好みの問題かも知れない >>217
アイレス35IIICですか〜いいね
35IIなどが少し縦長な印象なのに比べて、縦が短くなった分横長でスマートにみえるんだよね
M3に似てると思ってたけどそうでもないんだ?
奇遇なことに自分は35IIISを入手したばかり こっちもなかなかいいスタイルだよ >>220-221
うん、純正の毛糸は黒だね
自分は粘着テープ付きのモルトに替える派ですね 自分で貼り替えると、なんというかそれを以って自分の愛機になった!
みたいな気分になるんで、儀式のような意味合いも含んでたりするかな リコーフレックスニューダイヤの裏蓋内部
蓋が閉じるのを阻害しない範囲で肉厚なモルトをチョイスしてる
https://i.imgur.com/2buQtoQ.jpg ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています