ゴダールの晩期の作品が結構好きなんで
初期の
「勝手にしやがれ」 
「きちがいピエロ」
を借りた。

てゆうか
この人技巧ないね。下手。
モノローグ風映画というスタイルは同じでも、
見せる技術がない。

今のほうがずっと洗練されて巧くなってる。
トリュフォー ルイ・マル アラン・レネ といったヌーベルバーグ作家は
ちゃんとした技術があってしっかり魅せる。
ゴダールの初期は気持ちだけ前にでて
単に好き勝手やって破たんしている映像が多すぎる。
ベルイマンがこけおどかしの作家といったのは当然。
イタリアのフェリーニ アントニオーニのような熟練した技巧の
足元にも及ばない。

初期の作品でも軽蔑は巧かったんだね。
後期の作品は技巧がともなってきたので
独特の映画スタイルがかなり生きてきた。

この人が高松宮殿下記念世界文化賞もらったということは
日本では熱狂的支持者多かったんだね。