押井守 110©2ch.net
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■押井守の「世界の半分を怒らせる」。
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■ 関連サイト
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映画『東京無国籍少女』公式サイト
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前スレ
押井守 109
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若者に向けたのにあのオチはないな。
美しくまとまっていて好きではあるけど、
大予算ぶっ込んでやる映画じゃない。 「スカイクロラ」は犬映画でいちばん観てる回数が少ない映画だなぁ
たぶん、通して観たのは劇場での一回だけだ >>880
オチはあれ以外ないけどな。ティーチャー倒してハッピーエンドはクソ過ぎるしw
若者に伝えたい事って「それでもリスク取れ」って事なんだろうけど。説得力はないな。
「若者に伝えたい事がある」っつって期待した割にいつもの押井映画だったという、ガッカリした映画でもあったわ。
やはりメジャーにはなり得ないんだよな、押井って。 スカイクロラのキルドレって、使い捨てにされる派遣の比喩だったのかな?
エヴァの綾波みたいに「私が死んでも代わりはいる」位にインパクトのある描写ってわけにもいかないかな。 >>883
キルドレの設定は原作の森博嗣のだよ。
さらに言うと原作と映画でテイストは全然違う。押井の方が全体的に瑞々しいし、原作ではティーチャーと対決すらしないし、カンナミは死なない。 何かと戦う話は大抵が仕事のこと描いてるからなあ。
エヴァに乗って使徒と戦って勝つのが当たり前で、とか日本の職場のことだし。
あんなのがヒットする日本は最低だと思うけどw
押井監督がキネ旬でダンケルクのこと変な映画だと言ってて安心した。 のん気にオタク続けてる人らの比喩だから使い捨て派遣ではないよ
>日本の職場のこと
チュッチュしてまで発奮させようとする上司や
ツンデレや命かけてまもってくれる女の同僚なんかいないよ >>886
『戦争のはらわた』とか中間管理職が上役殴ってくれるとか最高だよな。
社畜のみなさんは死ぬけどw >>886
キネ旬見当たらない…
「ダンケルク」は確かに変だな
でもリッチだよね
「コヴェナント」は真っ当だった
主役は坂本真綾だった
こちらもリッチな絵がたくさん >>882
次の世代と銘打った実写パトがアレだったし
若者は年寄りの為に斯くあるべしって言いたかったんじゃね?
割とマジで >>885
映画のほうは意外にポジティブなんだけどね
辛い毎日の同じような繰り返しでも、
ちょっと変わりたい、変えたい思いは確実に日常を変えるって
メッセージ
エンドロールのあとまでちゃんと観ずに席を立っちゃうと
そこんところのメッセージが理解できない >>890
クロラの方が前だけど、高齢化社会、頑張って老人を支えろ、みたいな?
>>891
だから押井の方が瑞々しいって書いてる。あと、「変えたい思いは確実に日常を変える」とまでは言ってない。実際変わるところまでは描いてないし。
それよりも「変わらないかもしれない、でも、あきらめるな」って事じゃないかな。
だからこそカンナミはティーチャーに戦いを挑むし、カンナミが死んでもクサナギの最後のセリフがある。
原作はそんなメッセージは無いから、もっとドライだね。 色んなものに比喩を求めるのは愚行
んなもん、視点によっちゃ何にだって比喩に見えるし、なんだって比喩だとこじつけ出来る
そんなもんをありがたがってるから駄目なんだよ
何でもかんでも教訓や説教、新しい見方の概念の提示を欲したり、それがまた分かりやすいと有難がったり
頭でっかちにならないでもっと純粋に楽しみなさいよ
揶揄とか、純粋な娯楽を提示できない奴らのハッタリなんだから
純粋な娯楽を恐れるな 比喩って別にそんな御大層なもんじゃないよ
比喩って言葉が嫌いなら見立てでもいい、表現のありふれた手法
純粋な娯楽と対立するものとも思えない、比喩でそういう話をしているだけで >>894
一連のレス見ててもずっと思ってるけど、比喩っていうか正確には隠喩、メタファーの事だよね。
少なくともメタファーについては僕は何にも語ってないから部外者なんだろうけど。ストーリーの解釈だし。 >>895
純粋な娯楽と比喩は対立はしてないよ
純粋な娯楽を提示できない奴が、純粋な娯楽では足りない容量を満たそうと作り手と受け手が能無く放り込むのが多くの比喩だよ
純粋な娯楽で容量が満ちていて、更に比喩を持ちだして来て更に楽しむのは全然あり
押井の映画にはその娯楽成分が圧倒的に足りない
で、日本ではなんの教養も得られないような(気がする)純粋な娯楽は堕落してるとみなしてるフシがある
そこを満たそうと純粋な娯楽は後回しになって、足りない部分は余計なもので満たして満足してしまう
ソレが比喩的な説教だったり教養の押し売りだったり、衒学的なものであったり
作り手、受け手ともに自惚れを満たす自慰合戦をやってる
まずは純粋な娯楽を十分なレベルで提供するべく努力しなきゃ
で、そのためにはちゃんと映画を勉強しなきゃ >>896
そうメタファー
あなたに言ってるわけじゃないよ
エヴァがサラリーマンだとか、そんな比喩通して見てるやつなんか全体のどれくらいるよ?とね
思春期少年記だったり謎解きSFアニメだったりで見てる奴が大半でしょう?と
あんなもん、ウルトラマンをハードSFでコーティングして、思春期成長期絡めましたでしょ?
それをサラリーマンの比喩で、それがヒットしたから最低とか、頭でっかちにも程がある って感じ
映画にそういうの求めるのは淀川長治を初めとした、地上波ロードショー番組で解説やってた映画評論家のせいだと思ってる
毎回映画評言わなきゃならんから「この映画が言いたいことは〜」とか安易な評を乱発してた
作り手が言いたいことなんざどぉぅでもいいだよぉ〜という長年の反発が個人的にはある
こういう視点が重視されだしてどんどん日本の映画がつまらなくなった >>898
あぁ、ちょっと共感できるかな。ただ、日本にはむしろ純粋な娯楽、悪く言えばただの娯楽が増えすぎて逆につまんなくなってる気がするけど。
テレビも映画も、 押井の場合は自分から『メッセージ込めた』とか
『観たら自分が言いたい事分かる』とか言いはじめるからアレなんだがな
結局使い捨ての少年兵の無意味な死に込めたメッセージや
劣化した世界の劣化コピーでしかない次世代の意味とは? 『観たら自分が言いたい事分かる』
それはあくまで営業上のトーク >>897
何かを提示できない奴らの文章例ですか? ラスト原作通りに草薙を撃ち殺して終わっていたらどうなっていたかね? >>901
要するにメッセージなんて込めてないし
何か考えがあったわけでもないけど
嘘ついて客寄せしたってことか
納得 キルドレのやるせない気分って実際あるよね
ああいう角度から切り取っただけで勿論別の解釈もあるから
若者に向けて作ったと言っただけで
社会を達観してつまらなく感じてる部分に寄り添った 俺は好きだなスカイクロラ。
絵も台詞も。
最初に感じた下手くそな声優も意図を感じたら、あゝって。 >>904
実はクサナギ撃ち殺してないみたいよ。エピローグで「殺した」って言ってて、ずっとカンナミの一人称だからややこしいけど。
エピローグだけ違う人物なんじゃないか、もしくは「彼女」がクサナギではない。
エピローグでは「彼女を殺した」としか言ってないし、直接クサナギが死んだ描写はないし、スカイイクリプスって短編にその後のクサナギが出てくるっぽい。クサナギって名前では登場しないけど。
質問の答えだけど、押井的には原作自体好きじゃなかったと思ってる。映画手がけたのは娘が興味示したのがキッカケみたいだし。実際、押井自身が上手い事内容を全然変えたって言ってる(原作者は映画を評価してる)。
あそこでクサナギをただ撃ち殺す方が無意味だと思ったんじゃないかな。原作では撃ち殺す方が(殺してないけど)優しいって描写だったよね。
スカイクロラの登場人物の倦怠感とか厭世観を肯定してそのまま表現するのは嫌だったんだろう。 連投スマソ。質問に直接答えてなかったかも。要するに、クサナギを撃ち殺して終わり、は押井が手掛ける上ではありえなかったと思う。選択肢としてない。 今やってるビルドは、『戦争』がテーマになっているとPが発言していて興味深くはある
3分割された日本の三都の混沌とした様子は今の極東の国際関係をモデルとしてるのかな
東都は自衛できる力があれば良いという考えと軍備増強が必須という反する2つの考えが内在してるのは現代日本を見てるようだな
あと西都と北都、首相は言及してなかったけど裏でめちゃくちゃ軍事国家になってそう スカイ・クロラの映画は原作がまだ完結してなかった?からラスト改変で終わったけど
原作ではクサナギは生きてて幸せそうだったから映画の改変は原作読んだら蛇足だな。
映画の影響で一気に原作読んだけど、まあ空中戦の描写が呪文唱えてるみたいで
それが面白い、くらいかな。あと日本のフィクションに良くある思春期から抜け出せない
大人(子供)のテーマくらいか。 >>913
呪文?人それぞれですな。俺はポエムだと思ってた。 >>899
TV局が局あげて宣伝したり
ジャニーズやタレント女優つかって作るような物や
漫画原作のコスプレ映画は娯楽映画じゃなくてファストムービーだよ
無駄なく作って出して儲けて逃げるだけが目的 >>915
じゃあ純粋な娯楽映画って絶滅寸前なんでは?
変にマニアックだとか、海外の映画祭狙いなだけの作品と、ファストムービーでほぼ100%今の日本映画は形成されてるような。 たけしは一部を除いて純娯楽だと思うし、シンゴジだってジブリの借りぐらしやポニョだって純娯楽だと思うよ
リングから始まるジャパニーズホラーにも多いと思う
ホラー映画なんて特に『怖がる』娯楽で成り立つ映画だからね
ファストムービーも純粋な娯楽として容量が足りないから、タレントのネームバリューや漫画原作のファンブーストに期待して作られてるから同じジャンルと言えなくもないけど
こっちは映画としての容量すら気にしてない気がする 俺は、押井が娯楽から逃げているとは思わんがな。
どの作品も娯楽色はあるよ。 >>917
なるほど、たけしなら座頭市とかはエンタメだね。シンゴジ、ジブリもわかるな。
個人的には日本映画の質の低下、つまらなさは映画評論家のウンチクによるものじゃないと思うな。
あくまでプロデューサー、スポンサー含めた制作側の意識の低下、才能不足じゃないかな。監督だって新作に客呼べる奴そんなにいない。実写だけなら10人もいないよ、多分。
見る側だって脚本、監督を重視しない。最近は俳優、女優すら危うい。使い回しが酷くてさ。
あと、業界の体質的にはファストムービー量産の流れは変わらないだろうね、残念ながら。
ある程度の利益が見込めるし、ジョジョ、東京グールの大コケがあっても続く気がする。
もはや芸能界が事務所のパワーゲームに化してるし、現役の監督にも期待できないし。
三池、大友含めて。
>>918
攻殻なんかは特にエンタメしてるよね。天使のたまごくらいかな、芸術オンリーって。 >>919
>個人的には日本映画の質の低下、つまらなさ
楽に仕事が片付いて、かつ酷い失敗にはならない方法を選んでいるせいな気がするな。
しかもそれで成功していた時期が有るからよけいにね
BDやパト1は当然ながら、パト2も攻殻も、クロラも充分娯楽作していると思うんだよなあ
天たまは見たこと無いからわかんね >>920
>楽に仕事がかたづいて〜
それ含めて意識の低下だよ。
天たまは僕も見た事ないw
ただ、本人も芸術として撮ったみたいだから。
押井作品は変にカタルシスがなくて、そこが好きなんだけどね。一般的なエンターテイメントではないと思うな。カタルシス最高、感情爆発してなんぼ、みたいな映画ではない。 >>921
わかる
カタルシスがない
最初から最後までそれらしい見せ場みたいなものがなくて淡々と進む
見た人間に判断を委ねている感じが強く
俺には合わない カタルシスがあるのと溜飲が下がるのは微妙にニュアンスが違うだろう 娯楽って脳天気にケラケラ笑って見てそれで終わりってものじゃないよ
人間ドラマだって娯楽だし、純文学だって娯楽だし、詩の朗読会だって娯楽
押井に娯楽がないわけじゃない
ただ、表現の質が低すぎて映画として娯楽部分が物足りないから、ソコ補うように衒学で覆ってみたり比喩で煙に巻いたりしてる
で「その意味を探れ」的な構図を作って誤魔化してる
ブレードランナーはオリジナル公開版でちゃんと完成してて評価もされ、その後にいろいろな版や検証で楽しめた
押井の映画は端から大量の予備知識で情報を満たさないと耐えられない
その予備知識、付随情報なしで楽しめるように作品作らないと
その点、攻殻もP1も良かった 初期作品の栄光しかないじゃん
実写もアヴァロン以外見れるのないし
アニメでずっとやってればよかったのにってみんな思ってるでしょ いやイノセンスやスカイクロラの時点でもう押井にアニメで作りたい(作れる)ものなんなもう何も無かったと思うよ。
押井守は文筆含めればクリエイターとしてはえれぇ多作。
それはもう本業でやることが無くて、それでも押井守のテーマとやらが"作り続けること"らしいので無理矢理手を変え品を変え煙に巻いてる。 ビューティフルドリーマーでもお馴染みの「亀の上で象が大地を支えてる古代インドの宇宙観」
なんてものは実は存在していなかったという話
誤解だらけの天文学史 〜「古代インドの宇宙観」を例に(PDF)
http://www.wakayama-u.ac.jp/~okyudo/delme/tenkyo/5-04-4.pdf >>926
確かに、押井の新作は思いつかないな。パト実写も結局パト2の焼き直しみたいだったし、ガルムは20年前の幻の作品だから、実質の新作ではない。
アサルトガールズ、東京無国籍少女は別としてw
押井も歴史的には役割を終えた監督なのかもなぁ。
多分、押井作品に出資できるだけの体力、意欲、余裕のあるスタジオは今はどこにもないだろうし。
なんせヒットすら確実に見込めない監督に今やなっちまったから。 まぁイノセンスの延長、焼き直しに今のテーマいっちょかみで十分だから、大予算と画面構築をつぎ込んだだけのつまらない"攻殻3"を俺は見たかったけどね >>924
個人的には聴衆に、ある程度の予備知識なり付随情報なり、もっと見も蓋も無い言い方になるけど高いレベルの常識や教養を求めてくるもののほうが、楽しく感じるね、その様な作品なら時間あたりの情報密度や楽しさの総量を高められるからw
それと物語の結末の解釈の幅を持たせて、それぞれに好きに解釈させる作品も好きだな、釈然としなくてモヤモヤする気分も含めて、お土産を沢山もらった気分になれてお得感があるw 押井映画は考える意義がある問いが消えてからの方が長いな
正義ってなにとか
虚構ってなにとか
日常ってなにとか
もう相手しているのは高二のガキじゃないんだからさ >>930
それは無理だな。IGの石川が押井に攻殻撮らせる気はないっつってたし。石川のゴーストがそう囁くんだとかw
押井は意欲があるみたいだから、荒牧・神山ペアの攻殻が大ヒットでもすれば、何年後かには見れるかもだけど。
>>933
深いようで案外浅いのが押井だもん。それこそ衒学的と言いますか。禅問答やるにしろ、新しいテーマか切り口が無いとね。
それでもイノセンスの人形に関する考察や引用しまくりのセリフの応酬は面白かったけど。あれだけ引用できるだけでも才能かな。
>>931
興味あるな。どんな作品がある? >>934
931だけど、ビューティフルドリーマー以降に押井守が作ってきたものは、ほとんど該当してるんだけどね
幅広い芸術の分野で、飽きられたり忘れられることも無く、時代を超えて愛され続けているものなら、ほとんど該当していると言えるね >>935
押井作品って高いレベルの知識や教養が求められるのかなぁ。高尚と見せかけたある種のスノビズムが押井の真骨頂だと思ってるんだけど。ちょっと村上春樹に近いかも。それはアカデミー賞とかとは別のスノビズムね。 スノビズムってのは受け取る側にも余裕がなきゃただのいけすかない気取り屋でおわっちゃうから
押井がもてはやされた20世紀末〜0年代と今とじゃ、確実に社会の空気が変わった気がする >>921-922
同意するけど、例外的なP1のクライマックスが良かったなあ。
『西武新宿戦線異常なし』もそうした種類の熱狂はあるし、
この芸風でも少しはあって良い気が。
もう枯れちゃってダメかな。 P1のラストは他のヘッドギアと宇野澤Pの圧力に屈した結果だから本人的には微妙なんじゃ?
押井さん的なP1のラストとは、TNG映画なんじゃないか?皮肉なことではあるが >>937
というより、社会が「お笑い全盛期」になっちゃってるし。テレビとかもバカなもんばっか、安い感動ばっか提供してる。イッテQ、YOUTUBERの映像とかね。
そういう意味ではお手軽、気楽さが尊ばれる時代なんじゃないかな。
アニメにせよ、東浩紀の「動物化するポストモダン」じゃないけど、生理的欲求に忠実になってる。
ガルパン、艦これなんて昔はあり得ないよねw
たしかに社会は変わった。いいとも悪いとも思えないけど。
>>938
うーん、P1だって犯罪者は既に死んでるし、亡霊と闘う虚しさ、みたいなのがあったけどな。
最後の対決だってAIだかプログラムだからね。戦闘シーンもあっけなかったし。
実際、押井も最後の大団円シーンはしゃーなしで描いたって言ってたし、押井の作家性としてわかりやすい興奮とかカタルシスを避ける傾向は間違いなくある。
「西武〜」に関しては見てないからわからない。 >>939
女が意味ありげに不敵に笑う、ってavalonもだったよな。
意味は説明されないw >>939
皮肉過ぎるw
>>940
P1は筋書きの上では帆場に完敗してる後始末だわな。
犬監督は問われりゃそう韜晦するかも分からんが、
最後の一欠片を成仏させて肩で息をする野明に心動かされない奴は少なかろう。
ビューティフルドリーマーのあたるを見ても、
そういう若者の情熱描くのうまい(うまかった)んだよ。 >>942
押井の劇場版3作(P1、P2、TNG)どれも敵に負けているよね 押井作品で主人公が勝利する作品が思い浮かばない
御先祖様は行き倒れ、鋼鉄の猟犬では愛した者に先立たれ、等々 P1を最近見直して、ああこれはロボットゾンビ映画だと思った
停止させても勝手に起動し蘇る
次々と感染して襲ってくる >>931
近年の個人的に好きな映画であるイーストウッドのグラントリノを例にすれば
予備知識として必要なものは「アメリカには白人社会ベースの人種差別がある」という事くらい
ほんのちょっと…ほんのちょっとだけ世間への関心が高きゃ誰でも知ってる知識しか要求されない
他全て必要な情報は映画の中で提示されて物語はその中で進んでいく
ここで重要なのは提示される事
これが押井は提示じゃなく説明になっちゃう
キャラの顔芸、漫画演技だったり
素性の分からんキャラが出てきたら、見てる側はそのキャラの情報が欲しがるわけで、映画内でそこに情報を提供するわけだけど
コイツは頑固者だというキャラの情報を『頑固者の演技』で見せてしまうのが押井。つまり説明してしまう
頑固者はどんな考えで、他とどう関わり、何をどう見て、何をどう感じているかを描いて提示するのが映画というものの醍醐味だと思う
例えばプロップガンが玩具感だしたら、「玩具だ」という情報を提示してしまうわけで、そこを「これは本物の銃」と説明したところで観客は玩具と認識する
押井の映画の銃撃戦に臨場感がないのはその提示で失敗してるからだよ
そういう提示の連なりが映画なのだと思う
その醍醐味をインスタントな予備知識や、選民的フィルタで排除するか誤魔化すかするのは映画の素養が足りないからだよ
だからつまらないし世間にも受けない 監督に映画の素養がありさえすれば世間に受ける映画を撮れるなら
そんな楽な話はないんだがな
あんた世間を高く見積もりすぎてる 20世紀で終わった理想主義だ 受けなかったら映画作り続けられるわけないし、それは需要があるわけで。
それこそ今やってるノーランの映画とか、押井の影響受けてると思うね。
インセプションもそうだけど、ゲームみたいな「興味ないものは絶対見せない」空虚な世界観とか。
ドラクエも肝心な部分は書かないでプレイヤーの想像に委ねる話ばっかだしね。
ガルパンもマリカとシューターを混ぜたような作りだし、ジャンルの境界が無い状況になってる。 >>947
攻殻は米雑誌の「TIME OUT」誌のベストSF100にランクイン(他の日本作品は大友のAKIRAだけ)
スカイクロラはシッチェス・カタロニア映画祭でヤング審査員賞受賞
押井自身もアニメーションへの貢献が認められ、アニメのアカデミー賞と言われるアニー賞でウィンザー・マッケイ賞受賞。
国内でも意外と賞は受賞してる。
少なくとも押井の映画の価値は、賞の形でも国外にも認められてるよ。
米批評サイトrotten tomatoesでも攻殻1、2は、特に1は批評家、観客共に評価高いしね。
押井の完全オリジナル作品なら、avalonは上記サイトでも結構高評価だよ。 >>948
>監督に映画の素養がありさえすれば世間に受ける映画を撮れる
そんなわけない
ただ、映画の素養が高くないといい映画は撮れないよ
どこどこで賞貰ったとか、どこのランキングで入ったとかそんなことはとるに足らないこと
じゃぁ賞取れなかった映画は駄目なのか?なんてないわけで
アヴァロンだって説明カットやたら有って見るに堪えない
表現する手段を持ち合わせてないから安易に説明に走る
キャプションの代替えに映像で説明してる
『描かなきゃ存在しない』アニメの人だから実写でも描くようにそれを『やってしまう』
>>949
最終的には赤にならないとかいう言い訳で続けて来たけど、TNGで赤確定してるし、もう作れないでしょ
ガルムは知らんけど、これもかなり行ってるでしょ だから実写で受けたのアヴァロンしかないのがお察しって話だろ >>951が考える理想的な映画像にあてはまるか否かだけで作品を判断してはいけないよ
アヴァロンに説明カットが多い理由は、押井がアニメ演出家だからという一点だけで
説明できるのか
押井はもともとアニメ演出家ではなく実写畑の人間であることを思い出せ >>951
それはお前の価値観で好みだよ。実際、賞も受賞して評価も高い。少なくとも評価はされてる。あと、ランキングサイトじゃないぞ、批評サイトだぞ?しかも米最大級の。
つまらない、世間に受けない、映画の素養がないと>>947で言うから反例として>>950で賞だの評価サイトの評価を載せた。
これでもつまらないと決めつけ、自論の正当性を主張するなら映画の審美眼はあるかも知らんが偏狭過ぎる。 あと、ランキングで言うなら攻殻はビルボードで1位撮ったぞ。日本でいうオリコンな。
上映時は画質が悪くて、画質いいの見たくて買ったとか裏話もあるらしいが、他にビルボードで1位とれる作品日本であるか? 攻殻のビルボード一位って、作られたものだってのは共有されてない情報なの? 押井の説明カットが多いのは恐らくアニメ畑の人だから
実写撮ったら実写の人じゃないよ
https://www.youtube.com/watch?v=tL43VCBGV0c
これ見て実写の人と?
仮に実写の人としたらかなり拙いよ
程度の差はアレ、上のケルベロスとTNGもガルムも同じ
仮想アニメの実写化
アニメ畑じゃなくても説明カット入れてるく奴はいっぱいいるよ
堤幸彦なんかもそう
だけどあいつは興行では成功させてる
内容神がかってて売上上々=神レベル
糞みたいな内容で売上上々=許される
売上散々だけど内容神がかってる=許される
糞みたいな内容で売上散々=産廃←押井指定席 >>956
ソースある?
あと、あくまでも海外の評価とか認めないんだねアンチって。 >>957
ハッタリと言いがかりだけ並べ立てて
論破した気になってるとしか見えないが。
自分が感じた事を書いてるだけだから、ああ
そうですかとしか返せないけど。 >>957
こっちはアヴァロンの話に限定して、親切にもヒントを与えてやってるんだが
自説に固執する者には何を言っても無駄なようだな
「あ〜俺って最高〜」って言いながらセンズリかいてろ メルマガによれば「立て続けに仕事が決まりつつある」とのことで既に脚本にも入ってる模様 >>956
(´・ω・`)作られた?具体的に書かれたら如何ですか? >>961
情報サンクス。最近実写はコケ続きだけど仕事入るのって、やっぱ押井ブランドってすげーんだな。しばらく干されるかと思ってたんだがw
映画は商業性だけじゃないって事か?
まぁ、アニメ仕事では赤出した事は実はないらしいけど。
業界にファンも多いんだろうな。
今度はどんな路線の話なのかねぇ。 仕事はきちんとするんだって
納期は守るし
できたものが
一部の思惑からは外れてるかもしれないけど 「東京無国籍少女2」がイイ!
ポシャったらしいけど >>964
客「発注したものと仕様違わない?」
押井「キチンと仕事しました!」
客「いや、だから注文と違…」
押井「ちゃんと納期も守りました!」
こういうこと? >>964
言われてみればなんか聞いた事ある。イノセンスは金使いまくったけど、クロラはその半分以下で仕上げたらしいし、そういう信頼はあるんだろうね。
>一部の思惑〜
うん、多分商業性はそんなに期待されてないんじゃないかな。
>>965
東京無国籍少女はラストの銃撃戦くらいしか見所なかったし、押井の趣味全開の作品だったからなーw
そろそろ攻殻、クロラ的な原作付きのが観たいかな。攻殻の名を世界に広めたし、クロラは元々埋もれてたけど押井アニメ化きっかけで原作が結構ヒット(シリーズ累計100万部行ったとか)、そういう役割が合ってると思う。 >>967
>東京無国籍少女はラストの銃撃戦くらいしか見所なかったし
見せ場としては充分だったと思うけど
何分間かに一回はアクションか何か無いと駄目なの? >>970
>何分間かに〜
そういうタイプは押井守ファンやってられないだろ(苦笑
ストーリー自体あってないようなもんだし(昏睡から目覚めるだけ)、戦争の背景自体は全く語られない。
ラストの少女の笑み?も戦地に赴く人間として相応しくないと思う。ゲーム感覚に思えた。
押井のミリオタ的趣味映画でしかないと思うんだよね、自分的には。
あと正直、自分はあんまり純粋な押井守ファンではないかも。小説の灰色の貴婦人は合わなかった、avalonの謎が解けるわけでもなかったし、登場人物がなんかキザ。鋼鉄の番犬は同じ理由で途中であきらめたし。 鋼鉄の番犬w 俺にも読ませろや
お前は使えない このスレでは駄目人間だ >>970
3分に1回はエログロ、ヌード
>>そういうタイプは押井守ファンやってられないだろ
TNGの特攻銃撃戦とかまったくもって不要だよな >>972
あ、鋼鉄の猟犬か。ケルベロスって番犬じゃんよ。。。
>>973
特攻銃撃戦?中盤のやつ? 田口対談も面白いな
今回の韓国関連の話など、現在進行形で水原希子にグダグダ言ってる馬鹿どもが見たら何と言うだろう >>964 >>966
監督、脚本を選ぶのは製作側(プロデューサーら)だろ
企画を立ち上げ、どの監督に、脚本はどうする?と選択権があるのは金をもってる製作側 >>967
>クロラは元々埋もれてたけど押井アニメ化きっかけで原作が結構ヒット
それはない レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。