個人的にずっと能町の>>331が引っかかってたんだが
>>331の回答にもなってると感じた加賀ブログのこのくだり

ぼくは笑ってしまうこと自体は別に悪い事ではなくて
(「笑い」というものは根源的に暴力性を備えたものなのだと思います)、
むしろその笑いを通してなんらかのリテラシーが得られれば、
それこそもっとおもしろいことなんじゃないかと思うのです。
そもそもリテラシーというのは高いとか低いとかではなくて、
それぞれ違うリテラシーが存在するということなのではないでしょうか。
「笑えないでいる人間」を、一方的に「空気が読めない」とか「リテラシーが低い」とかいった
同調圧力で否定してしまうことこそが問題なのであって、
「自分はこんなにおもしろいと思っているのに、どうしてこの人は笑えないでいるんだろう?」
もしくは「この人は本当に笑っているんだろうか?」といった想像を巡らせて考え始めた時に、
人間はもっとやさしくなれるのだろうと思います。