ハリウッドで、『ガンダム』の実写映画化が発表されました。制作は“レジェンダリーフィルム”という、『パシフィック・リム』とかを手掛けているところです。

 このニュースについて、ネットでは、かつてのプレイステーション版アドベンチャーゲーム『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』の再来になるんじゃないかと騒がれております。
(パネルを見せる。実際のゲームの画面)
http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/1/3/1351aa1c.png 
これはマニアの間で“ケツアゴシャア”と呼ばれているものなんですけど。外人の俳優さんが、ガンダムキャラのコスプレをするという、実写作品なんですけど、なんか、吹き替えだけは原作と同じ声優の池田秀一さんなんですよね(笑)。
 まあ、過去に、こんな悪夢のようなゲームがあったんですよ。

 このゲーム自体は、元々はバンダイの作った“ピピンアットマーク”用のゲームとして作られたそうなんですけど。
 バンダイが、わざわざ「コンピューターを開発して売ろう!」とか、トチ狂ったようなことを考えて、そんなハードを出したことがあったんですよ。
 ……いや、本当言えば、僕はこのピピンについて、あんまり悪口を言えないんですけど。
 実は、バンダイのピピンを作った事業部というのは、『オネアミスの翼』に金を出してくれた事業部と全く同じだから、僕が何を言っても「左手が右手を笑う」みたいになっちゃうんですけども。
 でも、正直、僕ら自身からしたら、「俺らの映画に4億しかくれなかったのに、何十億も掛けてあんなの作りやがった!」って思ってたんですよね(笑)。

 まあ、実写版のガンダムとしては、バンダイがピピン用に作り、後にプレイステーション用ソフトになったゲームがありました。
 で、これの再来になるんじゃないかということで、ネット業界では、ちょっとザワザワとしています。