教誨師(きょうかいし)【大杉漣主演】
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死刑囚6人との対話が始まる。
教誨師とは、 受刑者の心の救済につとめ、
彼らが改心できるよう 導く人。
なぜ、生きるのか−−。“死”の側からとらえた強烈な“生”の物語
大杉漣、最初のプロデュース作にして最後の出演作
なぜ、生きるのか。
映画『教誨師』公式サイト
http://kyoukaishi-movie.com/
2018年10月6日(土) 公開
大杉 漣
玉置玲央 烏丸せつこ 五頭岳夫 小川 登 / 古舘寛治 ・ 光石 研
監督・ 脚本:佐向 大
エグゼクティブプロデューサー:大杉 漣 狩野洋平 押田興将 キャスト
佐伯保 (牧師、半年前に着任した教誨師) ……… 大杉漣
高宮真司 (自己中心的な若者) …………………… 玉置玲央
野口今日子 (おしゃべりな関西の中年女) ……… 烏丸せつこ
進藤正一 (お人よしのホームレス) ……………… 五頭岳夫
小川一 (家族思いで気の弱い父親) ……………… 小川登
鈴木貴裕 (心を開かない無口な男) ……………… 古舘寛治
吉田睦夫 (気のいいヤクザの組長) ……………… 光石研 観に行きたいけど劇場数少な過ぎて映画のチケット代と交通費が同じくらい掛かるから円盤待ちになりそう 二時間弱の映画で6人分捌くのけっこう大変じゃないの? 22館って少なすぎだろ
亡くなった直後はどこも取り上げてたけどもうNHKしか興味無いらしい 順次拡大公開って奴だろ
上映劇場は今よりも増えるよ安心しな 俺が明日言おうと思ってたことをフライングしやがって 池袋の死刑囚の皆様の挨拶券ゲット
若い女性ばっかりだけど、漣さんモテモテだったんだな
希林さんの先行上映観てから帰ってきます 2時からの回、自分含めて5人しか居なかった
今日開始なのに何でや 宣伝しなさすぎ
観ようと思ってた俺ですらすっかり忘れてた ひどい映画やった
何にも感じるところがなかった
映画はレビューを見てから行かないといけないな 古舘さん、 光石さんの弾けた演技のおかげで全然重たい雰囲気にはならなかった、名優!
大杉さんも実は真っ黒な過去を引きずっていて、単に反省して懺悔しろみたいにならないのもいい
舞台挨拶も真面目で楽しかった、朝から並んだ価値があった、漣さんありがとう いつもの犯罪者を甘やかす映画 でも大杉漣なら見ようかなあ まだみてないが、
教誨師が囚人と接見するのって
死刑間際に限定なの 上映館少な過ぎて港北のイオンシネマまで行く羽目になったわ
爺さんは何やって捕まったのかよく分からなかった 6人から接見の度に死刑で一人ずつ減っていくのかと思ってたら途中のおばちゃん再登場で間違いに気付いた 漣兄さん、北野武作品では、警官や極道の役ばかりだったが
もし生きていたら、こういう役柄の映画にもっと出て欲しかった。 素に近い蓮さんなら「かぐらめ」とか「風のたより」とかで会えるよ
二階堂ふみのお尻の上でゆっくりお休みください(ー人ー)
>>27
難しい書類に名前書かされたら死刑になっちゃった、じゃ駄目?
新宿バス放火事件がモデルだと思う
烏丸せつ子のモデルは多分あの人だけど、面倒くさいことになるからぼやかしたね スクリーン数少な過ぎ
好評で数増えないかと期待してたけど>>20見ると無理っぽいな
レンタル待ちになりそうだ 見事に年配ばかり
待ち合いが幼稚園だった分、異世界感が凄かった 大阪は昨日の2回目立ち見出たよ
もっと知られて観て欲しいね 楽しみ…というような映画ではないが、次の休み観に行く予定だよ >>30
終盤は何故かロシアンたこ焼きみたいな様相の迫力を感じた
生き延びた人と死にはぐった人の後日談がないのは観客に任せたんだな
前橋、長崎、和歌山、新宿、相模原ときて、最後は本人がモデル(監督談)とわ・・・ 犯罪者を甘やかす映画じゃないよ。
最初はそう見えなくもなかったけど、だんだん死刑囚のサイコパスが描かれた映画なのかなと思うようになった。
最後の方はかなり壮絶だったぞ。
ここからはネタバレになるから読みたくない奴は注意。
烏丸オバサンが言ってたハゲ看守は妄想の中の創作の人物。
善良そうな父親や気のいいヤクザは死刑を免れるために再審を狙って作り話をしていた。
大量虐殺をして自分は正しいと信じて何もかも悟りきってた風な若者は自分の死刑執行の時にビビりまくり。
ストーカーをして女とその家族を殺した男は謎の思考過程を経て、最後に「自分が殺した者を許して」晴れやかな気分になる。
文字が読めないホームレス爺さんが洗礼を受けようと思ったのは、自己正当化のためだったーー
教誨師・大杉漣はいったい自分はこれまで何のために何をやって来たのかと思い茫然と立ち尽くしておわり。 佐伯は死刑囚をわかりたいと思ったけど、結局誰ひとりわかれないまま終わった >>38
ホームレスじいさんそうなんかな?
字書けるようになってあれ書いたってことは… 現実の事件をモデルにしたような感じだが、まだ刑が確定していない事件とか危ういところ有るな 布団屋のオヤジの独白のとこ意識遠のいちゃって聞きそびれたんだけど、誰か解説してくれませんか? イエス・キリストの物語を聞いて「自分が間違っていた。悔い改めよう」とはならずに
「間違っているのはシャバの奴らなんだ。俺は間違ってないんだ」となるんだから教誨師もやってらんねえわ。
もし、大杉漣が生きていて続編があれば、ベテラン教誨師となってリベンジみたいなことになっていたのかな。 >>38
サイコパスどころか、全員人間くさい人間だって描いてたやん
何でそんな見方になるの?
寂しかったり、死に際の人間の自己防衛反応ばっかやん
サイコパスみたいな理解不能なものはひとつもなかった
サイコパスなら汗ひとつ滲ませず自己正当を朗々と語りながら死刑台に立つ
誰にでもあり得る弱さ故の奇行を嫌悪してサイコパスのレッテル貼ってるだけやん 人のいいように見えたあの人にも苦しみと闇がって痛ましいシーンだと思ったんだがなあアレ
そうとっちゃうのか
>>43
事実ならば犯行時心身喪失で減刑案件
漣さん再審請求をすすめるも布団屋諦観 >>44
はあ?
キリストの教えを度外視してまで
あるがままあいつに寄り添うことを選んだ彼を見てもそんな解釈なん? この映画でいろいろ勘違いしちゃう人が出るのは仕方がないかな
漣さんはディベートの勝ち負け争ってる訳ではないし
ハゲ頭があんなに大写しなのに気付かないし
虚言癖は入ってるけど基本的に相手を楽しませようとしてる迷惑なオバチャン
あの中で一番肝が座ってるね >>43
息子の友達からもらったバットを返しに行ったら貧乏人呼ばわりされて気が付いたら血溜まりが クリスチャントゥデイ
♯死刑囚 が映画のラストで佐伯牧師に短いメッセージを書き残す。(中略)そのメッセージは、「○○教」というような歴史的宗教遺産の蓄積から生み出された教理や教義の対極に位置するものである。
しかしこれに向き合う生き方こそ、真の「宗教性」といえるだろう。(本文より)
https://www.christiantoday.co.jp/articles/26093/20181004/movie-kyokaishi-review.htm
↑
漣さんの事務所がリツイしてたよ 実際には大して仲良くもない人を親友と言っちゃったり
いもしない金持ちの彼氏を自慢してしまうお喋りな虚言癖メンヘラの人っているんで
あのおばちゃんは結構リアルに感じた
事実をベースに妄想や願望を付け足して話を盛るから嘘つきの自覚が薄い
キリストの処刑の話に拒否反応を示すのはあのおばちゃんなりの死刑への恐怖に見えたが >>47
お前は人間理解もキリスト教理解も浅すぎ。
あの程度でキリスト教を度外視して寄り添うなんてのは、大杉漣牧師のキリスト教理解や修行が足りなかったとまず考えるべき。
すぐにキリスト教の枠にこだわらないとかなんとか言ってたら、宗教者の教誨活動自体が成り立たないじゃないか。
世界宗教をなめすぎだ。
今回の死刑囚が大杉漣牧師を選択したのはまだぺーぺーの教誨師でやり込めやすいと考えたからだと解釈するのが自然だろう。
お前は犯罪者もなめすぎなんだよ。
大阪の逃亡犯を見てみろ。
あんななめたことまでやってたんだぞ。
最後は間抜けだったがな。
人間臭いなんて甘っちょろいこと言ってるなよ。
経験豊かな教誨師ならまた全然違った展開になってたことはあり得る。
でなきゃこういう活動が昔から今まで続いてるわけがない。 >>51
ラストそういう解釈なんだ
「あなたがたの中で罪のない人から石を投げなさい」を受けてのメッセージだと思ったんだがな ホームレスには小学校レベルの学力も無かったので
メッセージを書くにあたって教誨師が教えたひらがなと聖書の言葉でしか
自分の気持ちを表現できなかったと自分は解釈した
キリスト教的に正しいベテラン教誨師が死刑囚を説教で理想的な信者に導き
改心させ立派に死刑を迎えさせるって話ではないっしょ
そういう話の方がすっきり観られる人がいるのはわかるけども 最初「私なんかが許されていいのでしょうか」と言っていたでしょ
蓮さんに習った平仮名で聖書の一節を自分なりに一生懸命書いたんだよ
そして1番大切にしていたグラビアのページと共に漣さんに託した と思った
で、質問「あのグラビアの子は誰だっけ?」エンドロールにも名前出てきたのに
俺の記憶だと佐野ひなこになってる・・・ >>54
51は変だな。
少しでも聖書を読んだことがあればホームレスジジイのケースでは、その「石を投げなさい」のエピソードを思い浮かべるはずだ。
宗派にこだわらない云々は自己中の若者のケースに当てはまらないとおかしい。
映画を見てる途中で居眠りでもしてたんじゃないか。 対極に位置と言うのは過程のこと
長い歴史の中で沢山の宗教家によってもたらされた教義
文盲のおじさんが文字を習いながら行き着いた許し
それより寝てないなら、あの子の名前を思い出して >>57
「みんなが罪人なんですよ」っていうセリフにもつながると思うんだよね
>>58
えー
救いを曲解し独善に行きついた、と解釈してるように思えるんだけどなあ
真の宗教性はこれに向き合えって言ってるし
クリスチャントゥデイにメールでも書いてみるか 社会的責任は問われないものの主人公自身が間接的に義父と兄の死を招いた罪人で
殺人犯の人生や罪に寄り添い許しを乞わなきゃいけないのは自分もそうだから、だよね
死刑囚と紙一重の人生だった生い立ちの主人公にしている時点で
生意気な罪人を上から目線で論破してスカッとスッキリな話にする気はないと思う >>58
こっちだね〜
バットの人の家族への思いがちょっと理解仕切れなかったので新所沢でもう一度観てくる
女の子の名前はそれまで待ってて 誰がどんな犯罪を犯したかは大体想像できたが、ホームレス爺さんだけはよく判らない
敢えて判らないようにしたんだろうが、そこはもう少し掘り下げて欲しかった >>32に既出
あの犯人は死刑になるつもりでいたけど減刑されてその後に自殺している
だから大杉さんは彼に洗礼を受ける役を与えて救ったんじゃないかな 減刑と自殺・・・
意識して完全オリジナルキャラの布団屋とお兄さんのエピソードにしてるなら、なんか凄い
「それ言った方がいいですよ」でシチューのCMが頭の中をぐるんぐるんしたのは内緒 「沈黙」でもキチジローみたいなどうしようもないクズが出てきたし
悪人正機説もあるし、教えを説いても救いようがなさそうな人間をどう救済するかや
その時代の法律で裁かれる犯罪者だけが罪人なのかは古くからのテーマなのかな 今日見てきた
>>38
>善良そうな父親や気のいいヤクザは死刑を免れるために再審を狙って作り話をしていた。
ヤクザは作り話だけど父親の方は本当だろ
死刑免れるなら再審請求なり裁判で話してる >>38はほとんど的外れでツッコミまくられてる
それより貴方の感想を 大杉さん遺作は遺作なんだけど声だけなら「世界一と呼ばれた映画館」(ナレーション)が待機してるんだな
スバル座で予告流してた
なお昨日の夜の回、スバル座にしては入ってた
希林さんと相まって追悼鑑賞とおぼしき中高年多かった
革命思想の青年は舞台の人なんだね、それっぽい雰囲気出てた 上映館60までは行くみたいね
シネコンほとんどないけど 大杉さんは川栄李奈のお父さん役が来週から始まる
「恋のしずく」広島の造り酒屋の話 >>67
いい映画で引き込まれたが期待値を上げすぎたので少しがっかり
出てきた俳優が全員名演
特に烏丸せつこってこんなに上手かったのってびっくりした 見てきた。会話劇で6人も出てくるんでものすごく頭を使って疲れた。
変な話予算もそんなかかってないだろうからまあこのくらいの売れ方でもなんとか
なるのではないだろうか。
具体的な事件を思い出させる死刑囚が何人かいるんだよね。
文盲じいさんが字を覚えるところは(死刑囚じゃないけど)石川一雄さんかなあ。 革命の彼みたいなの相手にしてたら疲弊するな、健康な人でも
てかかなりステレオタイプな感じだったけど実際ああいう奴ばっかりなんだろうか 死刑囚を観察した本としては中公新書「死刑囚の記録」があって、これは精神科医という結構特殊な人のした観察
虚言癖とかはいろんな人がするらしいので、刑務官は慣れっこなんだろうと思う
拘禁反応とかいろいろあるので普通の人たちの世界とは違う部分はあるんだろう 古舘のパートのアレ、鳥肌たったw
ホラーのつもりなく見た映画でああいうの出てくるとドキッとするわ 思っていたより良い映画だった。
個人的にはヤクザの何気ない
「せっかくシャバにいるんだから人生楽しまなきゃ」
とかいうセリフが心に残った。
終わり方も良かった。 >>77
台詞で言ってたな
罪の意識に耐えられなくなり所内でって >>78
ありがとうございます。
ちょっと寝不足で5分くらいウトウトしてしまったので見過ごしてました。 背景も地味で代わり映えしないからね
会話劇はえてしてそんなもの 今日 愛知で見たけど20人くらい入ってた ほとんどが年配の方ばっかりだったが
青年役の人 柄本佑に似てたな
あと切り抜きの女性は春菜めぐみっていう子だったよ 肌が真っ白っていうのは加工だったりもするんだが
あれだけ折り目つけて大事にしてもらえたらモデルも嬉しいだろう ありがとうありがとう
漢字2文字に平仮名3文字だから、ほぼほぼ俺の記憶通りだったな
お爺ちゃんに差し入れだ
https://books.rakuten.co.jp/rb/15441296/ 子供時代のシーンは余計だったと思う。
あと兄ちゃんが面会室に出てくるのもいらなかったな。 >>82 >84
劇中の架空のグラビアアイドルではなく、実在の人物だったんだ!
びっくりだわ! 大杉さん存命時の構想では三部作にしたかったそうだから、どんな展開にしたかったのか興味深い あの死刑執行シーンだと植松に対する名誉毀損にならないのだろうか。 >>90
おばさんは林真須美だろ
時々顔がめっちゃ似てた >>90,92
林真須美に見えるけど犯行内容だと尼崎事件の角田美代子だと思う >>93
じゃあその二人のイメージを重ねて作ったキャラじゃね >>91
モデルを明らかにしてる訳じゃないしそういう議論にすらならないと思う 最後のホームレスじいさんの文字はただ聖書をなぞって書いただけなのかじいさんの心からの叫びなのか気になる気になるぅ〜 聖書の引用だとわからなくてポカーンな人もいるんだろうな
あのラストはズシンときた 人生の最後に言葉を手にした人間にあれを書かれたら聖職者はたまらないな >>90
ヤクザは前橋スナックの矢野かな
ヤクザ、別の殺人ほのめかすとか
ストーカー殺人と金属バット殺人は似たようなのいくつかあるんで特定できない気がする ついこないだまでひらがなすらおぼつかなかったホームレスがいきなり聖書の意味を理解できるとは到底思えないからやっぱりホームレス自身の言葉かなあ
だとしたら柔和な感じで佐伯牧師に接していて根は優しそうに見えても心の奥底では社会に対する深く強い怨みを抱いていたのだと思ったらなんともやるせなくなるな ホームレスの犯した罪が最後まで明かされないのは「ホームレス(社会的弱者)を殺したのは社会」というメッセージの暗喩なのかな? >>100
>ついこないだまでひらがなすらおぼつかなかったホームレスがいきなり聖書の意味を理解できるとは到底思えないからやっぱりホームレス自身の言葉かなあ
クリスチャンなら「聖霊が降りたんだよ」で通じる所なんだが
主人公が牧師の設定とはいえ、あれだけキリスト教色を強く出してくるとは思わなかった
おばちゃんが最後まで牧師と神父を混同したままだったのも、
最後、牧師の日常が出てくるけど教会のシーンなくて嫁と車乗ってるだけなのも巧い演出 >>102
これを機に神父と牧師を検索する人多数とみた
まあ俺も昔何かの映画見てから調べたクチだけど むしろキリスト教徒特有の「神様信じりゃオールオッケー!」という概念を全面的に否定しているようにも見える この映画の丁寧だな、って思ったところは死刑執行の際初めての執行で刑務官がまごついてるところだよな
普通の映画やドラマなら死刑執行シーンは刑務官も粛々とやってるだけだけどあんな狼狽した刑務官を描写することで人が人を殺すことのリアルさ、危うさを表現している しかしキリスト教をあそこまで無力に描いたのは評価分かれるところだよな
じいちゃんが洗礼受けたのが唯一の救いだが >>106
死刑囚役のあの演技もすごかったよね
言うのも野暮だけど、教誨師にしがみつく所と無理やり引き剥がされる所が切なすぎた
「最期なんだからハグくらいさせてやれよ」と思うけど、互いに離れるタイミングが掴めないだろうとか、
教誨の時も執行の時も教誨師は決して死刑囚に触れてはならない規則があるのかな?とか色々考えた >>106
まごつきといえば、執行日が決まったことを佐伯に伝えに来た時、湯飲みを持ち上げたら茶托にくっついておっとっとって瞬間があって、テンパり具合を上手く表していた
あれは演出じゃなく偶然ぽいけど >>105
神様を信じた人が自分で自分を救うんだよ、甘ったれるな
キリスト教をモチーフとした映画といえば「淵に立つ」・・・救われんかったが・・・ >>111
「対象者は・・・・」の次にストーカー男が映るからてっきり彼かと思ってたな
個人的には六人の中で一番不可解だったし >>112
淵に立つもクリスチャンの優しさにつけこんだようなところがあったな >>100
個人的な解釈としては、あれは正一さんの素直な、素朴な疑問だったのかなと思った
それまでの対話の中でも、物の名前のこととか、美しいと思うことも人によって違うとか、
ある意味哲学的なことを素朴に疑問に感じる人だったし、
ふと同じように、罪を裁くということについても感じることがあったのかなと
そこに深い怨みや問い詰める気持ちはなかったんじゃないかと
でも問われた佐伯には重く鋭く突き付けられた言葉のように感じたのだろう
会話で問いかけられたのではないし真意がわからないから余計に >>108
ハグじゃなくて何か佐伯に囁いてたろ
何を言ったかは明かされなかったけど その後佐伯が高宮に対する感謝を口にしてたからありがとうと囁いたんだと思ってる 鬼平であったな
「良い子が真似しないようにカッコ悪く死んでくれ」と頼んだのが 高宮の「あれ?」はどういう意味合いでいったんだろうか なるほどねえ
高宮がクズのまま死んだのか、人間になってたのか問われるところだね
あれ?俺の人生ってこんなんでよかったっけ・・・ 死に際に色んな思いが込み上げてくるんだろうな
ID:XGCw3dV2
じいさんじゃなくこの人が社会に敵意むき出しな気がするわ >>113
劇中のヤクザのおっさんがいうとおり支援者いなくて死を受容している人から執行されていくかんじなので
布団屋じゃないかな?と思った
住田紘一みたいに自分から死刑希望しないと若者はあんま執行されないんだよね。意外だなと思ったが
そんなこと考える俺おかしいよな >>123
去年は関光彦さんが執行されて話題になったけど
犯行当時十代だったというだけで、執行されたのは四十代だから若者とは言えんけど
でも長期収監者の多い死刑囚の中では比較的若手だわな
誰をいつ執行するかは法務大臣が決めることだし、恐らく家族や支援者がいるいない、死を受け入れているいないなどは全く関係ないと思う
法務大臣がそこまで全員分の資料をよく読みこんで状況を把握した上で誰を執行するか選んで書類に判を押しているとも思えない
ヤクザのおっさんは「年寄りや身寄りのない人から執行」と思いこんでたってことだろうけどね >>124
その関さん死刑になるのに20年くらいかかったわけで
確定した順に粛々と執行すればいいとも思うんだけど 5chとかネット見てると高宮みたいなのたくさんいるよね >>96
>>97
久しぶりに最後の最後でズシンと来るというかものすごくインパクトを与える作品に出会ったわ
どちらかと言うとゾッとしたっていう風な感じの方が正直なところ
この進藤正一さんっていうジイさん…これは冤罪で死刑判決喰らった人をモデルにしてるんだろうと。
例えば名張毒ぶどう酒事件の奥西勝さんや袴田事件の袴田巌さんとか…
最初俺も観てるうちに性格的にも何でこんな人が死刑判決喰らったの?みたいな印象を受けたし、死刑に至る詳細に触れるような雰囲気でも無かったところでもしかして冤罪事件⁈と思ったわ
そして識字能力ほぼゼロのじいさんが最後に教誨師に渡したグラビアに書いたメッセージ…
「あなたがのうち、だれが私に罪があるとせめるのか? わたしが真理を語るのに、なぜあなたがたはわたしを信じないのか?」
『ヨハネによる福音書 第8章46節』
これを見てやはり…と確信したわ
今まで読み書き出来なかったのにこの一節を寄り抜いて渡すっていうのが本当に凄まじい話
過去においてはグリーンマイルを連想させるエピソードでもあるねぇこの作品は 最後にズシンとくる感じ、「告発」見た後もこんな感じだったな、と思い出した
「グリーンマイル」読み終えた後も確かに似たような感じだった >>127
顔の見えない相手に匿名で喚く輩は大勢いるけど、対面で声に出して主張できる奴がどれだけいるか 承認欲求が強いだけ
そだねーしてもらえるまで何度も同じ話を繰り返す >>128
俺も冤罪だと思った
自分の名前しか書けなくて何のことかわからないままにサインしたら借金肩代わりさせられた、
っていうエピソードがそれを暗示してるんだろうな
上の方でも書いてる人いたけど
この映画は主人公が牧師というだけで表向きはキリスト教色をそんなに強く出していないが(出してしまうと動員数減ったりとか色々問題ありそうなので)、
その実、聖書の素養が相当ないと、つまり聖書的なものの見方が身に着いてる人じゃないと理解が難しいかも知れない
そんなことない、キリスト教なんか知らないけど深い感銘を受けたという人は生まれつき文学的・宗教的センスのある人だろう >>133
後段
聖書知らなくてもそれなりに消化できるけど(たぶん大多数の観客がこれ、俺も)、聖書知ってたらより深く理解できるって感じかね
ある意味巧妙な作り >>134
佐伯が宗教観捨ててまで高宮と向き合おうとするあたり宗教詳しくなくてもラストは理解できそうだね
そこまで集中力持つかどうかの勝負だけど >>135
俺は集中しすぎて奥さんの車の中でやっと息つけたw
何気ない夫婦の会話に救われた 2度目観たら印象ががらりと変わった人がいた
高宮
最初はディベートに勝つことで自分の存在感を見せ付けようとしてたのに
回を重ねる毎にたんだん弱気になって死刑の是非論とか始めちゃって
腰を抜かしつつ囁いたのは「死にたくない」じゃないのか?
思わず「貴方のことが知ることが出来て感謝します」 佐伯
吉田には酒飲んでないと言いながら嫁に身体壊すよと言われるほどの大酒
兄の死の償いのために教誨を始めた風だけど、実は・・・
兄の霊が出てきてニヤニヤしてるのは、それを見透かしているからじゃないのか
グラビアに書かれた進藤のメッセージを素直に受け取れたのか否や 今日子ちゃん
この人のキャラは何人かの事件の犯人、容疑者、または噂されてる人を掛け合わせたキメラじゃないかな
改めて烏丸さんの凄さを思い知らされた >>1
この映画も素晴らしそうですが、
「事実も小説・フィクションよりも奇なり」です。
そして、人生そのものが真の娯楽・快適モードになれる知識がそこに有ります。
【神・救済の存在証明】
2000年の少し前頃に発刊され、アメリカで異例のベストセラーになり、日本でもベストセラー、
いまや30数カ国語以上に翻訳されて読まれ続けているニール・ドナルド・ウォルシュ氏の『神との対話』シリーズ。
もし本当に「神の存在と恩寵」を確信したいなら、まず正しい「神の理解」が必要です。
そして、その「正しい理解・認識」によって「神の存在の確信」と「安心感ある人生」が可能になります。
事実、この知識の有る無しほど大きな「幸福格差」はないと思います。
すぐには信じがたい話だとは思いますが「運命は全て必然・完璧・(深い意味で)成功のみ」とのことです。
また「我々の魂は永遠に不死」です。
そして、世の多くの宗教は同じ一つの神からのメッセンジャーにより発生したものとのことです。
一見、少し怪しい題名の本ですが、誰にも身近な共通の一つの神様です。
これらの事を「知るだけ」でも人生の絶望が無くなり、最大の財産を手に入れたことになると思いますし、
知ると知らないでは人生の楽さに大きな差が出ます。
人生の価値観や優先順位も確実に大きく変わると思います。
そして「魂は不死であること」を「医学的な奇跡・検証」で証明した『喜びから人生を生きる!(臨死体験が教えてくれたこと)』という世界45か国でのベストセラー本も紹介しています。
もちろん無料です。
《10分ほどで読めて分かる『神との対話』》
https://conversationswithgod.wixsite.com/kamitonotaiwa-matome >>45
サイコパスだらけだろ。
古舘は徹頭徹尾罪の意識なんかまるでないし、
大量虐殺の若者だって、自分の理屈に疑いを持ってない。でも自分が死ぬのは怖いというだけの話。
>サイコパスなら汗ひとつ滲ませず自己正当を朗々と語りながら死刑台に立つ
そんなもん、お前がサイコパスを間違って決めつけてるだけ。 >>68
大杉の遺作はバイプレイヤーズじゃねーの? 明後日スバル座でティーチイン(トークショー?)
行けないけど 高宮の最後の言葉は「嘘つき」かなーとなんとなく思った ねえ、教えて。
最初にカレンダーが倒れたのは誰のどのシーンだった? >>142
サイコパスって違和感あるな
自分が正しい!または強い!と思い込み、周りに主張しなきゃ
精神が崩壊する弱い人間という描かれ方だったと思うけど
少なくとも
死刑囚は、普通に生きてる人間には理解不能な
残虐非道な畜生であり死んで当たり前な奴らなんですよという
描かれ方ではなかったよ
わけわからないまま落とし穴にはまっちゃた、みたいな
途方にくれた感があった
そこがかえって怖かった >>149
>死刑囚は、普通に生きてる人間には理解不能な
残虐非道な畜生であり死んで当たり前な奴らなんですよという
描かれ方ではなかったよ
わけわからないまま落とし穴にはまっちゃた、
は?
古舘も連続殺人犯も、
普通の人間には理解不能な畜生だろ。
そいつらは、殺す気がなかったのに、
間違って殺人をしてしまったのか?
違うだろ。
自分の信念に基づいての殺人だ。
世間と逸脱した、自分の中だけのルールで
人まで殺せるから恐ろしいんだわ。
それをサイコパスって言うんだよ。 >>146
怖いでも助けてでもいいんだけど
大杉さんが「そういうの判って僕満足」と思うのが肝 布団屋はサイコパスとは違うな
犯した罪に違いはないけど >>151
何を言ったかはわからないけれどきっと心からの本音が出たんだろうね >>155
自分は米津玄師に似てるかなーと思った
暗さが
漣さんが答えに詰まって下を向いたときに
満足そうに浮かべた悪魔的な笑みとか
その後の会話の応酬で
くるくる変わる表情に魅せられた
この人次にどんな顔見せてくれるのかなって たぶん劇団のエースなんだろうね
インタビュー記事見たら漣さんを慕ってて漣さんも目をかけてたみたい
手鏡を贈られて大切に使っているとか
このメンバーでまたやりましょうと声をかけられてたとか 自分は若い頃のエンケンに似てると思った
でも割と特徴的な顔立ちなのに、その時々の表情によっていろんな人に似て見える
自分も今まで知らなかった役者さんだと思ったけど、真田丸で織田信忠演じてたと知ってあの人か!ってなった
出番わずかだったけどすごくハマってた印象
このインタビュー記事なかなか良い
https://jisin.jp/entertainment/interview/1677289/ 舞台で玉置玲央見たことあるけど
ものすごく身体能力高かった
声もよく出て上手い人だと思ったけど、あんまり表に出てこないね
だがそれがいい 光石研の話もしようぜ
無様で目を背けたくなるようなキャラを
人間味たっぷりに演じてて安定の研さん凄い 刑務官を怒鳴ったりしつつもどこか人情味が溢れてしまうらしくない組長
ちなみに前出のインタビューによると漣さんから手鏡を贈られたもう一人は研さん >>160
冒頭で賛美歌覚えて熱唱してたのも全て佐伯を利用して審理をやり直しさせる打算だったのかね
出てきた死刑囚は誰一人罪を悔いていないんだな
最後の高宮以外 わざとだと思うが、会話劇だからステディーカメラだけでOKなのに
意識的に手持ちカメラ使ってブレブレの画面を作っていたのが気になった
最後、室内から初めて解放された車内場面で飲酒量の多さや
さりげなく煙草を吸おうする所はオンとオフの使い分けの俗物を感じた >>164
ぶれた画は佐伯だけなら死刑囚側の心の揺れともとれるけど、死刑囚の顔もぶれてたからなあ
ずっと照明しか明かりがなかったから夜か窓のない部屋なのかと思ったけど最後の烏丸だけ外の日の光が差し込んでたし
細かい演出の意図するところはわからないな >>165
カイジとか動揺してる本人もブレブレになるやん 烏丸せつこ、めちゃめちゃリアルで怖かった
喋りながらこちらの反応を見て距離を詰めたり突き放したり
自分のペースに巻き込もうとする会話術
ああいうおばちゃんいるわ、こわいわー 漣さん牧師似合わなかったなw
少しも悟れていない不安定さ、それが
「私はあなたを知りたい、あなたの側にいる」という
メッセージの尊さに結びついている >>149
君もサイコパスかも知れんから気をつけて。 関西のおばちゃんがこの映画見たら烏丸せつこに親近感持つんだろうか 関西のおばちゃんだけど別に親近感とかはない
ドラマとかに出てくるそこいらにいてそうな関西のおばちゃんの典型でもあるし
だけどやっぱり壊れてるというか普通の人ではない違和感みたいなのがあって
そのバランスが何とも怖いなと思った 豹変ぶりが怖かったな
キリストの話してる時だったからなおさら 高宮が喋れば喋るほどネットでイキってるやつやネトウヨかよ…と思ってネット媒体で見るならスルーできるが大真面目に語った挙句○人までするんだから目も当てられない
玉置の顔の作りもあってぴったりだと思った
烏丸さんは元ロマンポルノ?とかのセクシー系だっけ?
ああいうおばちゃんやらせたら似合いすぎだわ
古舘は最初結婚反対されて向こうの両親とかを…?と思ったら警察とかって言われてストーカーかよと 教誨師て執行に立ち会うんだね
それは、キツいだろうなぁ 高宮の最後の教誨で
高宮「メリークリスマス、にはまだ早いか」
佐伯「いえ、メリークリスマス」
のあと微かに高宮が笑みを浮かべたんだよね
何故高宮があんな振りをしたのか、少しは世間に迎合してみようと思ったのか、佐伯の熱意を受け入れた瞬間なのか
それまでの流れからして異質だったけど好きな場面 >>176
わかる
それまでは攻撃的な高宮の言葉に押されぎみで返す言葉がなかったり、感情が出てしまったり
そんな佐伯があの日は何を言っても揺らがなくて、そのことに戸惑いや苛つきを感じつつも何かほぐれる部分があったように感じた
メリークリスマス、その後の笑みはいつもの嘲笑みたいなのではなく柔らかな感じがした
もし次の教誨がいつも通りにあったら、高宮の態度に変化はあったのかな
いきなりは変わらなくても、その後も教誨を重ねる中で何か変わったのだろうか
佐伯はこれが最後だという思いがあったからこそ腹を決めて心をぶつけられたのだろうけど
ちょっと、それからの高宮というものを見てみたかったなと思う あそこのやり取りでてっきり次に執行されるのは俺だと気付いたんだと思った
だからまだ早いけどクリスマスまでは生きてねえから今言っとくわ的な事かと もしかして今までの人生で口にしたことなかったんじゃないか、メリークリスマスって
そんな風にも思った
想像はかきたてられるね >>178
年末に誰か執行されるというのは光石研が勝手に思ってる噂レベルの話だろうし、
そう言って騒いでるのが聞こえたり、所内の雰囲気で何となく本当に近々あるのかもと気付いたとして
それがいつ行われるか、クリスマス前なのかどうかはわからないと思う
いつもと違う佐伯の態度で何か気付いたかもとは思ったけど、いつもの高宮なら「何?オレ執行されるの?」とか突っこみそうなのに、
攻撃色が弱くなったというのがどういう心境だったのか、想像しきれないけど知りたくなる 高宮が執行前に倒れこんで教誨師に囁いた言葉が
ハラ軍曹ばりに「メリークリスマス」だったらと想像した 見てきた
ここまで重いとは思ってなかった。
高宮の執行シーン、自分が高宮になったような感覚に襲われて辛かった。
あれだけたくさんの人間に囲まれていながら誰に助けを求めてもどうにもならないんだと思ったら怖すぎて発狂しそうだった。軽くトラウマ。
正一(ホームレス)役の五頭さん、初めて見たけどすごい。
野口のシーンで登場する女性警官のリアクションが大きくてちょっと笑った。
回想シーンが微妙だった。殺された男の息子役の子はなんか良かった。
他の役者さんに比べて漣さんの話し方がちょっとオーバーに感じたけど、最後の車中の会話シーンとのギャップが出て良かったのか
2回くらい見ようと思ってたけど気持ちが沈んで無理かも。
もう漣さんいないんだと思うとやっぱり悲しい。
長く書いてごめんなさい。 >>183
長々書いてしまったので怒られると思ってたw
ありがとうございます
落ち込みますよね
映画館出てからしばらくポカーンとしてしまった
死刑については本で読んだりしてたけど、映像になるとさらに衝撃が…執行シーンが夢に出そうで怖い >>182
わかる
高宮の最後のシーンは完全に彼に同調してこっちの心拍数も上がった
ずっと黙ってた鈴木が語り始めたらそんな内容なのかよって
佐伯の心中を察すると虚しい気持ちになった
漣さんが動いて話してるのが
もうこの人はどこにもいないんだって思うと辛かった
落ち込むのすごいわかる 俺は落ち込むというのではなかったけど、圧倒はされたな
2時間弱があっという間
これが最後の主演とか奇跡のような巡り合わせ
相手に寄り添う役が漣さんらしくてよかった
最後は神の元に召されるようで、行かないでーと心の中で叫んだ 設定で唸ったのは文盲のじいさん
一応小中教育が義務であるこの国で機会を逸してしまった存在
昔の映画だと結構描かれてたけど今のこの時代にまだいるっていう
もっと早く(死刑になるほどの罪を犯す前に)佐伯みたいに教えてくれる人間に出会っていたら、違う人生になったのではないか
そんなことを思ったよ >>187
ホームレスは知的障害とかもあって漢字が読めない人は割といるみたい
支援団体が出してるホームレス向けの啓発資料には漢字に全てルビが振ってある
初めて実物を見た時、「やはり漢字が読めない人もいるのだな」と衝撃だったと同時に、
「でも、現代日本では、ホームレスといえどさすがに平仮名が読めない人はいないのだろうな」とも思った こんちは
未だ引きずってるのでまた来てしまった
>>185
ありがとう
鈴木には驚いた
幽霊が出てきたときは「え!?なんじゃこりゃ」って感じしたけど
なんかそれがきっかけで幽霊を恐れる日々を送るかと思ったら全然違って驚いたし、佐伯の心中を察すると…って気持ちわかります 鈴木はあんなで反省もなく自分勝手に救われた気持ちになってるし
小川さんの話を聞いても何もしてあげられないし
心を開いてくれてるようでも野口は妄想話、吉田の抱える恐怖にも気付けず
進藤からは重い一文を渡され
執行の場に及んでそれまで見せなかった姿を見せる高宮にもしてやれることはない
やりきれないし虚しいね
どう転んだって最後は命を奪うわけだし
「教誨師」って本の渡邉さんはアルコール依存症だったとか
佐伯が実は大酒飲んでるというのも、そういうの参考にした設定なのかな >>89
> 大杉さん存命時の構想では三部作にしたかったそうだから、どんな展開にしたかったのか興味深い
そうだったのか…見たかった
>>190
なんかほんと、その通りだ
罪は決して許されることじゃない
だからこそ死刑になった
反省している人もいれば、しない人もいる
実際に対峙してるのは死刑囚だけだけど
被害者の思いも背負ってる
考え出すとどうしていいかわからん
あと教誨師って本、自分も気になった
都築響一の本が好きなんだけど
よく死刑囚の書いた詩とかエピソードが出てくる
もし興味がある方は読んでみてほしい
どうにもならない気持ちになるから元気なときに
小川役の小川さんって普段は会社員だと見終わってから知って驚いた
すごい良かった あのたどたどしい話し方の独白
たぶん玉置さんに注目が集ることが特に多いと思うけど、他の俳優さんもすごかった
五頭さんはいろんな作品にちょい役で出てるみたいだけど、今回みたいに主要メンバーとして出てる作品が見てみたい
名バイプレーヤーが名バイプレーヤーと対峙するって意味でもこの映画はすごい豪華だった
関係ないけど烏丸さんの肌のプリプリ感すごい
いろいろ書いてごめん
ちょっと落ち着いた 佐向監督が脚本書いてて漣さんも出てる「休暇」って映画も見たあとしばらく引きずったわ
自分の信条から在任中死刑執行しなかった大臣もいるけど、
現場で関わる人はどんな思いがあろうと、執行命令が来て担当者になったら従うしかないんだよなぁ
きっと被害者家族にもいろんな考えの人がいて、犯人には生きて考え続けて欲しいという人もいるし、
自分の家族は理不尽に殺されて、殺した奴が生き続けてることが許せないという人もいる
でもそう思う人も、死刑執行されていくらかでも気が晴れたり満足なのかというとそうではないだろうし >>191
一応三部作っていうのは舞台挨拶時の監督の発言からね
https://eiga.com/news/20181006/9/
多分にリップサービスというか冗談交じりだったんだろうけど、自分の遺作にって覚悟はうかが
える出来だったら続編も見たかった気はするね こんにちは
また来てしまった
>>192
> 現場で関わる人はどんな思いがあろうと、執行命令が来て担当者になったら従うしかないんだよなぁ
本当にその通りですね
執行シーンは執行される側と執行する側、両方の気持ちになって愕然とした
どんな罪を犯したか知っていても、仕事中だけ顔を合わせるだけの関係であっても、同じ時間を過ごしていたら何かしら感情を持つ相手も出来るかもしれない
なんの感情も無い相手だとしても、執行に立ち上ったら重いものを背負う気がする
もし自分だったらと考えると、かなり精神にくる
大臣がどんな考えで命令を出しているのかわからないからなんとも言えないし、大臣の中にも苦渋の決断で決定した人もいるかもしれないけど、やっぱり一番辛いのはあの場に居合わせる人たちだろうね
> でもそう思う人も、死刑執行されていくらかでも気が晴れたり満足なのかというとそうではないだろうし
そうだね。
今まで死刑ってどうなんだろう?とは思っても、犯した罪について考えるとはっきりと死刑制度反対!とも思えなかった
教誨師を見たら反対する気持ちもわかった
でもそれは当事者じゃないから思えることなのかな…とか考えるともう頭がごっちゃごっちゃ
あと、もし冤罪だったらと思うと取り返しつかないどころの話じゃないよなとも思った 怖い
>>193
ありがとう!読んだ
遺作にすると冗談で言われたとしても監督は辛かろうね
3部作の話を聞いてから映画を思い出すと、確かにここからが始まりとも取れるエンディングだったような気もする
あの無音のエンディングよかった
というか終始音楽は無かったけど、それがよかったな
長々と失礼しました 死刑廃止論者だった人が法相になって、執行時に立ち会ったこともあったね
刑場の公開をしたのも同じ人だったはず
どんな心情でそういう選択をされたのかよく知らないけど、
拒否するでもなく、判を押すだけでもなく、実際の現場を見ようという覚悟はすごいなと思う
死にたいから人殺したとかわけわからない人もいるじゃない?
そういう人を死刑にしても望みを叶えたみたいになるなぁとか
実際どうなんだろうね、早く死なせてって思ってた人でもやっぱりその時には恐怖で苦しむのかな
それでも人間死んだらそこで全部終わりだから、
何十年もいつ執行されるかわからず狭い部屋で生きること思ったら、救いでもあるのかなと思ったり
それでは罰にならないのではとも思ったり
本当に、考えるほど頭ごちゃごちゃになる
刑務官の心理的負担を減らすために執行ボタンは3つあって、3人同時に押すらしい
どのボタンで起動したのかわからないようになってて、自分が押したから…って一人が背負い込まないように >>195
>というか終始音楽は無かったけど、それがよかったな
この激しくつらいドラマをいち傍観者として
ずっと静かな気持ちで観られたのは
騒がしいBGMが無かったせいだったんだな
あなたのレスで気付けたよ 贅沢な映画だよなあ。音楽なし、会議室以外ほぼなし。役者だけで見せるという。 カメラも人もほとんど動きなくて、会話劇の舞台のお芝居見てる感じだった
テストもなくほぼ一発撮りだったらしいし 色々見所はあるが、
トータルで作品としては面白くはないよな。
1人1人のストーリーが中途半端。 報知映画賞で作品賞&主演男優賞ノミネート
男優賞はひょっとしたらひょっとするかなぁ 意見は意見として尊重しようよ
自分は201とは正反対の意見だが 敢えて説明しないし各人に明確な変化みたいのがあるわけじゃないからね
それを中途半端と感じてしまう人がいても仕方ないかなとは思う
ドラマのスレとか見てても起承転結とか丁寧な説明的描写とか、わかりやすさを求める人ってけっこう多い気がする >>205
確かにわかりにくいと思った。
でも、別にわかりにくくてもいいんだよ。作り手の意図さえ伝われば。
結局教誨師って何なの?としか思えんし、
こんなドキュメンタリーみたいな作り方を役者でする意味は何なんだろう?としか感じられんかった。 >>205
それは演出力によって変わってくるな。
その塩梅が上手いのが是枝、下手なのが松本人志や実写での押井守だと思う。 台詞で全部説明してくれる映画が多いからね
特に邦画は 2サスで刑事たちがホワイトボードを使って議論するのは頭の悪い視聴者に説明してんだわ この映画に関して言えば、教誨師一人に死刑囚6人、それ以上の情報はいらないな
それぞれがどんな罪を犯したかは蛇足でしかない 解らないと怒ったり蛇足だと騒いだり、文句言ってないと死んじゃうのか こういうのにありがちな犯罪現場再現シーンやエンディングの曲がないのがよかった
もしかしたら予算の都合とかもあるのかもだが密室劇だからこその魅力があった 観ようと思ったけど朝の9時の時間帯で日で1回しか上映がない
せめて夕方にもう1回ぐらいやってくれたらなぁ
休みの日の朝9時なんてさすがに寝てるわ >>215
なんで今頃になってやっと動き出してる分際でそんな文句垂れてるの?もっと選択肢のある時期はあったろ。 ようやく上映始まった街の人かも知れないし、最初から不便な時間1回だけってところもあるよ >>216
先週の日曜にサイトチェックしたときは上映リストになかったので
うちの地域は先週の中頃以降からの上映なんだよ
悪いのはイオンシネマ まあ全ての映画が全国一斉公開じゃないからね
東京基準だと何を今さらと思っても地元での公開を待ちわびてた人もいるだろうし
予定していた上映計画の合間に入れてくれる映画館もあるから ちなみにメイン館の有楽町スバル座は上映期間延長再延長で来て木曜で終わり このスレ見て円盤出たら借りようと思った
自分はカトリックで、こういう仕事をしてる神父にあったこともあるから余計に 古館「コンコルゲン」寛治がやつれたカルロス・ゴーンさんに見えてしまった。
あと、光石研はポスト大杉漣になれそうな感じ。
>>222 浜松はまだもうちょっとの間やってるよ! >>223
光石研はポスト大杉漣になれそうな感じ。
ん〜〜、二人とも大好きな役者さんだけど、
タイプが違うんじゃないかなあ
漣さんと比較すると研さんは器用で巧い感じ
いろいろな役できるけど印象はややライトみたいな >>223 >>226
自分は日本の俳優さんのことは疎くてなんにも知らんのだけど、「この二人の役柄が逆だったらどうなってただろ?」というのはふと思った
でも、正に>>226の言う「いろいろな役できるけど印象はややライト」という感じなのかなと >>223
バイプレイヤーズ6人組(※)はそれぞれ個性はあるけど互換性があるって言えばある。
なんたってバイプレイヤーだから。
(※ドラマ「バイプレイヤーズ」主演の遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研) 大杉さんの事務所が解散したね
別に所属してる皆さんがいなくなる訳じゃないのに
なんとなく寂しい 第八回死刑映画週間(2019.2/16〜2/22)の上映作品にエントリーされてるよ〜
渋谷ユーロスペースだよ〜
地味に良作やるイベント 茨城では今日から上映が始まった
隣県だが県内の上映館より近いので行きたいんだけど上映時間とスケジュールが微妙に合わなくて行けるとしても2週間後だ >>230
おー!気になる
死刑にスポット当てるってすごいコアな映画週間だな
第八回ってことは今までに7回もやってるんだ
知らなかった…悔しい 死刑映画週間ってあるんだ。葛城事件みて思ったんだけど、若い無差別殺人がぼさぼさ髪なのは何かモデルとか
いるのかな。
国会がそろそろ終わるんで死刑あるかもなあと思う今日この頃。悩んでいる教誨師いるのではと思う 今年は13人も執行したし、大臣は代わったけどさすがにもうないんじゃないかなと思ってる
あの執行より後に「休暇」とかこの映画見たから、改めて現場の負担考えるときついなーって思ったよ
一人だけでもしんどいだろうに東京なんて3人ずつだったし
前日に飲み会参加してた大臣の神経が本当に信じられない 今のうちにやっておかないと来年は代替わり、再来年オリンピックと死刑しづらい行事続くということもありできればやっておきたいと考えてそう
やるとすればあと1週間くらい(来年になるとまた国会始まる)
いつ当たるかわからないロシアンルーレットみたいなもんですね。これを場合によっては何十年やる。 毎日、いつもと違う時間の足音や物音にビクついて過ごしてるとか言うもんね
看守の態度の微妙な変化とか >>235
オウム事件の連中を執行したのはまさにそうだろうね
一般人の感覚としてはチャッチャとやっちゃえばいいのにと思うけどそういうもんでもないよね >>237
死刑囚毎年増えていくから執行しないわけにはいかないだろうし。教誨師も刑務官も苦悩続くよね。 >>237
>一般人の感覚としてはチャッチャとやっちゃえばいいのにと思うけど
いやそうとは限らんでしょ
「一般人が」じゃなくて「あなたが」そう思ってるの
もう少し死刑廃止の国内世論・国際世論も学んでから言ってほしいな
世界的に見れば日本の方が異常なわけだし >>239
世界的に日本が異常といえるほど死刑廃止国多いかな
矛盾はらんだ制度だなと映画見て思ったがかといって廃止がいいのかはわからない なんで世界に合わせなきゃいけないの
日本はそうやって来たんだからこれからも死刑していけばいいでしょ
世論も日本は死刑賛成が多数なんだし >>241
世論については反対してなければ賛成にカウントされる風潮な気が
たぶん一番多い世論は「わからない」だと思う うん、考えれば考えるほどわからない、答えが出せない
被害者関係者の気持ちやある程度の犯罪抑制のためにも死刑っていう判決は必要かもと思うし
判決が下った以上執行されるのも仕方ないとも思うけど
やっぱり人を殺しちゃいけませんってことで殺すということに矛盾は感じるし
死んだら終わり、死刑にして何になるのかって気持ちもある
死刑にして欲しくて人殺すなんてわけわからん加害者にとっては望み通りの救済だし、それって刑罰なのか?とか… やっと観れた
よく分かんない部分もあったけど凄い映画なのは伝わったよ
眠くなりそうな映画だかコーヒー持ち込んだけど結局見入っちゃって一滴も飲まなかったや
終わって一気飲みしてちょっと気持ち悪くなった 刑の執行であっても、実際に執り行う現場の人にとっては人の命を奪うことに変わりはない 現場の人の精神的負担を言ってるんだよ
執行ボタンを押す係になった人は、自分が命を奪ったという意識に苛まれたりするそうだから そんなの刑務官を志した者なら職務の内だろ
言い訳にならない >>240
先進国では日本が唯一の存置国と言ってもいい
アメリカも二十くらいの州で廃止または執行停止されているし、2016年に執行したのは南部の五州のみ
韓国でも二十年くらい執行停止されているし、意外なことに中南米でも殆どが廃止している
アフリカも廃止または執行停止が半分か三分の二くらいあるね
>>242
そうだよ
「死刑も止むを得ない 80.3%」「死刑は廃止すべき 9.7%」「わからない・一概に言えない 9.9.%」
が2014年の内閣府世論調査の結果なんだけど、但し、「死刑も止むを得ない」の意見に賛成した人には追加質問がされ、
現在も将来も死刑廃止に反対する人は約46%と半数を切った
ちなみに死刑を廃止した多くの国では、死刑廃止を実現した時、世論の過半数は廃止に反対だった
>>245
死刑を殺人だと思ってない人ってまだいるのか・・・・ >>240
2016年のデータだと、
法律上の死刑廃止国:111ヶ国
十年以上死刑執行をしていない死刑停止国:30ヶ国
死刑存置国:57ヶ国 >>254
殺人であり、刑罰である
人を殺す刑罰じゃないですか >>254
今の日本の法律では「殺人罪」には当たらないけれども(刑罰だから)、行為としては紛れもなく「殺人」であるということね
生きてる者のいのちを奪うのですから殺人ですよね
近代民主国家は「刑罰」の名の下に「殺人」を認めてよいかどうかが問われている
多くの国が「No」を出している >>255
死をもって罪を償ってるわけだから殺人じゃないよ >>257
理屈になってない
たとえどんな人であっても、どんな理由や大義名分があっても、生きてる人のいのちを奪うのだから殺人だよ >>258
理屈になってないのはそっち
重罪を死をもって償う最大の刑罰として死刑が制定されてるのに殺人だからダメとか意味がわからない 殺人だからダメなんて誰も言ってないと思うけど?
そういう単純なことじゃないから難しい、だから>>252のような調査結果が出るんだろう 厳罰ってのも否定はしないけど
ただ5chは
うちの子がいじめられています!
ってちょっと冷静じゃない母親が
テレホン人生相談に出てきたら
やたらスレッドの人たちが
ドライだったな
もうちょっと母親が静かな感じだと
いじめっ子を酷いにあわせろとか
教師批判になるんだろうけどな・・・ >>259
重罪を残りの人生の全ての時間をもって償う最大の刑罰として終身刑が制定されればよくないかな
「人を殺してはいけない」という最低のルールを守れなかった人も殺さない。なぜなら「人を殺してはいけない」から
どんな人であっても、誰にも殺す権利はない
近代民主国家であれば尚のこと、誰かを殺す権利(正当性、英語だとright)を誰かに認めてはならないんだよ 横からごめん
死刑反対派の人は例えば老老介護の末の殺人と快楽殺人の殺人は同じ殺人だと考える?
もちろん与えられる刑罰も変わるわけなんだけどそういう差すら人間が判断するわけだよね
そもそもその基準って分かる人いる?
元を辿れば許容されるものかどうかだと思ってるんだけど
人間が罰するわけだからそこには感情があると思うの
だからわたしは死刑を望む
どっちにしろ矛盾はなくならいないよね
終身刑だったとして償ってるってどう証明するんだろう
誰もが罪の意識を持てるなんて思えない
殺人に限らず何か過ちを犯したとき、人は自己肯定しなきゃ生きてられないとおもうんだけど >>263
俺は死刑には完全に反対です
でも、例えばあなたの言う快楽殺人者(個人的にはいじめ自殺とかホームレス撲殺とかが一番腹が立つ)や、
個人的な関わりを持った人で、自分の人生をめちゃくちゃにしたのに何の法的・道義的罪を問われることもなく、社会的に大成功を収めている人間のことは、
「死んでほしい」「誰かに殺されたらいい」「押すとそいつが死ぬスイッチがあったら押すだろうな」と思うことはあります
殺人事件の被害者遺族もきっと多くがそうだと思うし、その感情を持つこと自体は自然なことだと思う
でも、それをシステムとして認めてしまうということとはまた別なんだと思う
その感情を実行に移してしまうシステムを国家・社会として持つことはやはり間違いなんだと思う 自分が一番キツいだろうなーって思うのは、いつか来る死刑が執行される日を待つ死刑囚としての日々
終身刑だと殺されはしない安心感はあって、
その生活に慣れてしまえば一生食べ物も住むとこもあって罰にならないんじゃないかと
もちろん耐えられない人もいるんだろうけども、刑務所に戻りたくて犯罪重ねる人もいるぐらいだから
なので死刑判決で執行までの時間は長いのが一番の厳罰かなと思う >>264
んー、内容が違う殺人に刑罰の差がある以上死刑というシステムもありじゃないかと思ってしまうなわたしは
殺人に対する償いって何なんだろう 自分でも何言ってるんだろうって感じだな
ちゃんと伝わってるんだろうか
殺人という結果は同じでも内容の違いで罪の重さに違いを設けているなら死刑をそのまま殺人として扱わないって感じかな
最終的に感情が罪の重さを決めるならどうしたってシステムとして必要だと感じる
終身刑を最高刑罰だとするなら反対派が養えって意見があると思うんだけど、わたしは賛成派がボタン押せって意見が出たとしたらそれでもいいと思ってる
浅いかな
実際その番が来たら出来ないのかな
そもそも死刑になるような輩の大半は償う素質があるの?
罪と向き合ったとしても自分可愛いな思考になって自己憐憫に浸るだけだと思っちゃうわ
人を殺して生きることを選択出来てる時点で自分を肯定してる
死んで償えるものでもないんだけど >>266
>「人を殺してはいけない」という最低のルールを守れなかった人も殺さない。なぜなら「人を殺してはいけない」から
>どんな人であっても、誰にも殺す権利はない
>近代民主国家であれば尚のこと、誰かを殺す権利(正当性、英語だとright)を誰かに認めてはならないんだよ >>267-268
>自分でも何言ってるんだろうって感じだな
>ちゃんと伝わってるんだろうか
いや、言いたいことはちゃんと伝わるし、わかります
実際問題として、日本では死刑廃止はまだなかなか難しいと思います
乱暴に言えば、「言い訳するな!みんなに迷惑をかけたことを腹切って謝れ」
「その代わり、死んだ人はもう神仏になったのだからいつまでも善悪を論わない」
という、日本人特有のメンタリティがあるせいというのかな
この辺り、一神教の国でもある欧米とはまた全然違ってますよね
靖国問題とかとも繋がっていると個人的には思う >>270
繰り返し野蛮だって言われてるような気がして耳が痛い
その通りだけど
でも自分で言うようにわたしはボタンを押すことがあっても自分を肯定して生き続ける
現に過去の過ちも何だかんだ蓋をしたり未熟さを思いながら肯定してる
それだけ人間てズルいし自分かわいい生き物だと思う
だから死刑囚もそうだと思う
そこに償いなんてないと思う
聞くに堪えない事件があるけどそれの罰が絞首刑って軽くない?
罪と罰の均衡がとれてない
人間てどうしようもない生き物なんだよ 死刑を殺人って言うのは懲役を監禁って言うのとおんなじくらいナンセンス 世界がそうだから日本もそうする
なんてのは大分乱暴な意見だと思う 議論に横ヤリ入れさせてもらうよ。
これは死刑の是非の問題であって実は死刑だけの問題じゃないんだよな。
例えば今はゴーン逮捕後の処遇がヨーロッパ先進国から日本に対して批判のネタになってる。
刑事政策全般の話なんだよ。
いや、民主主義全般の問題とも言える。
つまり、俺たちは塀の向こうで何が行われてるかほとんど知らない。
すべてどこで何をしてるか分からない「偉い人」に任せっきり。
何も知らないで、死刑はなんとなくダメとかいいとか言ってる。
これではちゃんとした議論にならない。
死刑の実態を熟知、熟慮した上で賛成するならそれもありなんだろう。
しかし、その熟知、熟慮をやった欧米では結果的に死刑廃止に傾いてるってことなんだよ。
別に海外のやり方に盲従しろって話ではない。 こうやって映画とかがきっかけになって、いろんな意見聞いたり言ったり出来るのはいいことだなと思う >>274
俺は「何も知らないで、死刑はなんとなくダメと言ってる」人間ではないよ
それだけ断っておけば、全部あなたの言う通りだと思う
>>275
何年か後に死刑映画週間にセレクトされるだろうな〜と思っていたので、
まさかもう早上映されるとはとても嬉しい 早く円盤欲しいんだけど年明けに公開する箱もあるからまだまだ先だな
音タコとかもう円盤発売なのに >>272
「ぼくは、ぼくは、絶対に殺します」
誰の台詞か知ってるかな
少なくとも彼にとっては、死刑は自分ができない復讐殺人を国家に代行してもらう手続きに過ぎないんだよ 地元で来年の上映決定した
今日車で映画館の近く通ったら見覚えのあるポスターが見えたのでまさかと近づいたら教誨師と書いてあったよ
でも先週見てきたんだけどねw 名画座でも末長く上映されてくんだろうな
大杉漣出演作の特集上映とかいずれどこかがやりそう 酒田のグリーン・ハウスより古いという上越の高田世界館で上映してるね
来年は深谷の酒蔵でやるから、そっちに観にいく >>281
高田世界館でみてきました
クリスマスイブだし、その直前にカメラを止めるなやってたので結構空いてるかなと思ったけど
結構幅広い年代の人がたくさんいて驚いた >>286
山口県光市母子殺害事件の被害者遺族・本村洋さん
犯人の福田孝行に死刑判決を出させる闘いの真っ只中、ジャーナリストの門田隆将氏に語った言葉 本村さんの発言はいろいろ変わるから・・・批判してるわけじゃないぞ 2月16日(土)から渋谷ユーロスペースで死刑映画週間始まるよー
16日(土) 13:30
19日(火) 16:00
21日(木) 16:00
22日(金) 11:00
以上の日程・時程だよー
16日の上映終了後は佐伯大監督のトークもあるよ
これ一回きりなので興味ある人はお見逃しなく もう一度教誨師を見ることができました
最初見たときは死刑執行シーンでかなりのダメージを受けて何日も引きずったけど、今回は冷静に見ることができた
やっぱり思うことは漣さんが亡くなったのが惜しいってことだった
漣さんのアップからのタイトル表示、そして歩き出すラストシーンはやっぱりここからが始まりって感じに見えた
あと、やっぱり五頭さん良かった!!!名前のない役だけじゃなく色んな五頭さんが見たい
純多摩良樹こと横須賀線爆破事件の犯人の日記をちょうど読んでいたので、また色々と死刑について考えていたけど、やっぱり自分ははっきりとした答えが出せない
また長々と書いてごめん 劇場に行かなきゃって思ってたけど、近所(でもないけど)のミニシアターの上映期間中は仕事が忙しくて見に行けなかった
漸くwowowで見れた
少しだけ死んだ兄や死亡した被害者が出てきたシーンがあったけど、基本的には殆ど小手先を使わずに正面から教誨師を描いた作品に思えた
まあ、教誨師も死刑囚同様ピンキリだろうから、ああいう人ばかりじゃないはずだけど、多くの人がイメージしてる教誨師ってあんな感じだろなって思わされた
教誨師が役に立ってるんだか、役に立ってないんだか、よく分からない
いろんな立場の人から見て、つまり社会からしてみれば、あんまり役に立ってもらっても困るし、全く役に立たなくても困る
その辺を確信犯的に誤魔化すように描いたんだと思うけど実際問題、教誨師ってリアルでも死刑に関する問題、死刑に関わる人たちを誤魔化すための存在だよなぁって
じゃあ、教誨師自身は誰かに誤魔化してもらえるのか??
拘置所を出て帰宅するシーンでそこを描いてたんだと思う
キリスト教を信じるってことはその時点で誤魔化してるとも言えるわけだけど、ちゃんと信じてない場合=ビジネスとしてやってるならどうなの?みたいなのも含んでたのかな
しかしその場合は詐欺師みたいなものだから誤魔化す必要なんてないのか等等
いろいろ考えさせてくれる良い映画だった 執行シーンはいつも通りの理屈並べて平然としていて欲しかったな
あと烏丸せつこが秀逸
全体では何を言いたいのかよくわからん映画 >>297
原作は引き込まれるように一気に読んだよ
映画はキリスト教で原作は仏教の違いはあるけど
犯した罪の償いとして突然命を奪われる死刑囚の
最後の慰めとして立ち会う苦悩と悲哀は十分に伝わった
原作で印象に残ったのが
冗談のつもりの他愛ない世間話が
死刑囚の心を閉ざし最後に立ち会えなかったエピソード
「彼らは全身でこちらの話を聞いている、
一言もおろそかにしてはいけない」
たいへんな仕事だよ しかもボランティア
それで、世間からは決して評価されない仕事 主題歌決める前に大杉さん亡くなったからそのまま?
音楽がほぼなかったような 死刑執行のニュースを聞くとこの映画の映像が蘇るとともに
5ちゃんでもヤフーでも当然、もっとやれ、税金云々…そんな意見が多いことに複雑な気分になる
どんな人間であれ、人間の手によって命を奪うということ、それに携わる人間がいるということを真面目に考えれば
そんなこと軽々しく言えない、言ってはいけないと思うんだけどな
自分も別に死刑絶対反対とは言えないけど…
漣さんの思いをもっと聞いてみたかったな
この映画をやってみて思ったこと、感じたこと、その後の死刑執行のニュースに思ったこととか ここでなら真面目に言わなくていいんだ
っていう人たちが周囲に合わせて騒ぐだけであって
事件の内容によっては180度言うこと変わるからな
それはそれで嘆かわしいが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています