教誨師(きょうかいし)【大杉漣主演】
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死刑囚6人との対話が始まる。
教誨師とは、 受刑者の心の救済につとめ、
彼らが改心できるよう 導く人。
なぜ、生きるのか−−。“死”の側からとらえた強烈な“生”の物語
大杉漣、最初のプロデュース作にして最後の出演作
なぜ、生きるのか。
映画『教誨師』公式サイト
http://kyoukaishi-movie.com/
2018年10月6日(土) 公開
大杉 漣
玉置玲央 烏丸せつこ 五頭岳夫 小川 登 / 古舘寛治 ・ 光石 研
監督・ 脚本:佐向 大
エグゼクティブプロデューサー:大杉 漣 狩野洋平 押田興将 >>240
先進国では日本が唯一の存置国と言ってもいい
アメリカも二十くらいの州で廃止または執行停止されているし、2016年に執行したのは南部の五州のみ
韓国でも二十年くらい執行停止されているし、意外なことに中南米でも殆どが廃止している
アフリカも廃止または執行停止が半分か三分の二くらいあるね
>>242
そうだよ
「死刑も止むを得ない 80.3%」「死刑は廃止すべき 9.7%」「わからない・一概に言えない 9.9.%」
が2014年の内閣府世論調査の結果なんだけど、但し、「死刑も止むを得ない」の意見に賛成した人には追加質問がされ、
現在も将来も死刑廃止に反対する人は約46%と半数を切った
ちなみに死刑を廃止した多くの国では、死刑廃止を実現した時、世論の過半数は廃止に反対だった
>>245
死刑を殺人だと思ってない人ってまだいるのか・・・・ >>240
2016年のデータだと、
法律上の死刑廃止国:111ヶ国
十年以上死刑執行をしていない死刑停止国:30ヶ国
死刑存置国:57ヶ国 >>254
殺人であり、刑罰である
人を殺す刑罰じゃないですか >>254
今の日本の法律では「殺人罪」には当たらないけれども(刑罰だから)、行為としては紛れもなく「殺人」であるということね
生きてる者のいのちを奪うのですから殺人ですよね
近代民主国家は「刑罰」の名の下に「殺人」を認めてよいかどうかが問われている
多くの国が「No」を出している >>255
死をもって罪を償ってるわけだから殺人じゃないよ >>257
理屈になってない
たとえどんな人であっても、どんな理由や大義名分があっても、生きてる人のいのちを奪うのだから殺人だよ >>258
理屈になってないのはそっち
重罪を死をもって償う最大の刑罰として死刑が制定されてるのに殺人だからダメとか意味がわからない 殺人だからダメなんて誰も言ってないと思うけど?
そういう単純なことじゃないから難しい、だから>>252のような調査結果が出るんだろう 厳罰ってのも否定はしないけど
ただ5chは
うちの子がいじめられています!
ってちょっと冷静じゃない母親が
テレホン人生相談に出てきたら
やたらスレッドの人たちが
ドライだったな
もうちょっと母親が静かな感じだと
いじめっ子を酷いにあわせろとか
教師批判になるんだろうけどな・・・ >>259
重罪を残りの人生の全ての時間をもって償う最大の刑罰として終身刑が制定されればよくないかな
「人を殺してはいけない」という最低のルールを守れなかった人も殺さない。なぜなら「人を殺してはいけない」から
どんな人であっても、誰にも殺す権利はない
近代民主国家であれば尚のこと、誰かを殺す権利(正当性、英語だとright)を誰かに認めてはならないんだよ 横からごめん
死刑反対派の人は例えば老老介護の末の殺人と快楽殺人の殺人は同じ殺人だと考える?
もちろん与えられる刑罰も変わるわけなんだけどそういう差すら人間が判断するわけだよね
そもそもその基準って分かる人いる?
元を辿れば許容されるものかどうかだと思ってるんだけど
人間が罰するわけだからそこには感情があると思うの
だからわたしは死刑を望む
どっちにしろ矛盾はなくならいないよね
終身刑だったとして償ってるってどう証明するんだろう
誰もが罪の意識を持てるなんて思えない
殺人に限らず何か過ちを犯したとき、人は自己肯定しなきゃ生きてられないとおもうんだけど >>263
俺は死刑には完全に反対です
でも、例えばあなたの言う快楽殺人者(個人的にはいじめ自殺とかホームレス撲殺とかが一番腹が立つ)や、
個人的な関わりを持った人で、自分の人生をめちゃくちゃにしたのに何の法的・道義的罪を問われることもなく、社会的に大成功を収めている人間のことは、
「死んでほしい」「誰かに殺されたらいい」「押すとそいつが死ぬスイッチがあったら押すだろうな」と思うことはあります
殺人事件の被害者遺族もきっと多くがそうだと思うし、その感情を持つこと自体は自然なことだと思う
でも、それをシステムとして認めてしまうということとはまた別なんだと思う
その感情を実行に移してしまうシステムを国家・社会として持つことはやはり間違いなんだと思う 自分が一番キツいだろうなーって思うのは、いつか来る死刑が執行される日を待つ死刑囚としての日々
終身刑だと殺されはしない安心感はあって、
その生活に慣れてしまえば一生食べ物も住むとこもあって罰にならないんじゃないかと
もちろん耐えられない人もいるんだろうけども、刑務所に戻りたくて犯罪重ねる人もいるぐらいだから
なので死刑判決で執行までの時間は長いのが一番の厳罰かなと思う >>264
んー、内容が違う殺人に刑罰の差がある以上死刑というシステムもありじゃないかと思ってしまうなわたしは
殺人に対する償いって何なんだろう 自分でも何言ってるんだろうって感じだな
ちゃんと伝わってるんだろうか
殺人という結果は同じでも内容の違いで罪の重さに違いを設けているなら死刑をそのまま殺人として扱わないって感じかな
最終的に感情が罪の重さを決めるならどうしたってシステムとして必要だと感じる
終身刑を最高刑罰だとするなら反対派が養えって意見があると思うんだけど、わたしは賛成派がボタン押せって意見が出たとしたらそれでもいいと思ってる
浅いかな
実際その番が来たら出来ないのかな
そもそも死刑になるような輩の大半は償う素質があるの?
罪と向き合ったとしても自分可愛いな思考になって自己憐憫に浸るだけだと思っちゃうわ
人を殺して生きることを選択出来てる時点で自分を肯定してる
死んで償えるものでもないんだけど >>266
>「人を殺してはいけない」という最低のルールを守れなかった人も殺さない。なぜなら「人を殺してはいけない」から
>どんな人であっても、誰にも殺す権利はない
>近代民主国家であれば尚のこと、誰かを殺す権利(正当性、英語だとright)を誰かに認めてはならないんだよ >>267-268
>自分でも何言ってるんだろうって感じだな
>ちゃんと伝わってるんだろうか
いや、言いたいことはちゃんと伝わるし、わかります
実際問題として、日本では死刑廃止はまだなかなか難しいと思います
乱暴に言えば、「言い訳するな!みんなに迷惑をかけたことを腹切って謝れ」
「その代わり、死んだ人はもう神仏になったのだからいつまでも善悪を論わない」
という、日本人特有のメンタリティがあるせいというのかな
この辺り、一神教の国でもある欧米とはまた全然違ってますよね
靖国問題とかとも繋がっていると個人的には思う >>270
繰り返し野蛮だって言われてるような気がして耳が痛い
その通りだけど
でも自分で言うようにわたしはボタンを押すことがあっても自分を肯定して生き続ける
現に過去の過ちも何だかんだ蓋をしたり未熟さを思いながら肯定してる
それだけ人間てズルいし自分かわいい生き物だと思う
だから死刑囚もそうだと思う
そこに償いなんてないと思う
聞くに堪えない事件があるけどそれの罰が絞首刑って軽くない?
罪と罰の均衡がとれてない
人間てどうしようもない生き物なんだよ 死刑を殺人って言うのは懲役を監禁って言うのとおんなじくらいナンセンス 世界がそうだから日本もそうする
なんてのは大分乱暴な意見だと思う 議論に横ヤリ入れさせてもらうよ。
これは死刑の是非の問題であって実は死刑だけの問題じゃないんだよな。
例えば今はゴーン逮捕後の処遇がヨーロッパ先進国から日本に対して批判のネタになってる。
刑事政策全般の話なんだよ。
いや、民主主義全般の問題とも言える。
つまり、俺たちは塀の向こうで何が行われてるかほとんど知らない。
すべてどこで何をしてるか分からない「偉い人」に任せっきり。
何も知らないで、死刑はなんとなくダメとかいいとか言ってる。
これではちゃんとした議論にならない。
死刑の実態を熟知、熟慮した上で賛成するならそれもありなんだろう。
しかし、その熟知、熟慮をやった欧米では結果的に死刑廃止に傾いてるってことなんだよ。
別に海外のやり方に盲従しろって話ではない。 こうやって映画とかがきっかけになって、いろんな意見聞いたり言ったり出来るのはいいことだなと思う >>274
俺は「何も知らないで、死刑はなんとなくダメと言ってる」人間ではないよ
それだけ断っておけば、全部あなたの言う通りだと思う
>>275
何年か後に死刑映画週間にセレクトされるだろうな〜と思っていたので、
まさかもう早上映されるとはとても嬉しい 早く円盤欲しいんだけど年明けに公開する箱もあるからまだまだ先だな
音タコとかもう円盤発売なのに >>272
「ぼくは、ぼくは、絶対に殺します」
誰の台詞か知ってるかな
少なくとも彼にとっては、死刑は自分ができない復讐殺人を国家に代行してもらう手続きに過ぎないんだよ 地元で来年の上映決定した
今日車で映画館の近く通ったら見覚えのあるポスターが見えたのでまさかと近づいたら教誨師と書いてあったよ
でも先週見てきたんだけどねw 名画座でも末長く上映されてくんだろうな
大杉漣出演作の特集上映とかいずれどこかがやりそう 酒田のグリーン・ハウスより古いという上越の高田世界館で上映してるね
来年は深谷の酒蔵でやるから、そっちに観にいく >>281
高田世界館でみてきました
クリスマスイブだし、その直前にカメラを止めるなやってたので結構空いてるかなと思ったけど
結構幅広い年代の人がたくさんいて驚いた >>286
山口県光市母子殺害事件の被害者遺族・本村洋さん
犯人の福田孝行に死刑判決を出させる闘いの真っ只中、ジャーナリストの門田隆将氏に語った言葉 本村さんの発言はいろいろ変わるから・・・批判してるわけじゃないぞ 2月16日(土)から渋谷ユーロスペースで死刑映画週間始まるよー
16日(土) 13:30
19日(火) 16:00
21日(木) 16:00
22日(金) 11:00
以上の日程・時程だよー
16日の上映終了後は佐伯大監督のトークもあるよ
これ一回きりなので興味ある人はお見逃しなく もう一度教誨師を見ることができました
最初見たときは死刑執行シーンでかなりのダメージを受けて何日も引きずったけど、今回は冷静に見ることができた
やっぱり思うことは漣さんが亡くなったのが惜しいってことだった
漣さんのアップからのタイトル表示、そして歩き出すラストシーンはやっぱりここからが始まりって感じに見えた
あと、やっぱり五頭さん良かった!!!名前のない役だけじゃなく色んな五頭さんが見たい
純多摩良樹こと横須賀線爆破事件の犯人の日記をちょうど読んでいたので、また色々と死刑について考えていたけど、やっぱり自分ははっきりとした答えが出せない
また長々と書いてごめん 劇場に行かなきゃって思ってたけど、近所(でもないけど)のミニシアターの上映期間中は仕事が忙しくて見に行けなかった
漸くwowowで見れた
少しだけ死んだ兄や死亡した被害者が出てきたシーンがあったけど、基本的には殆ど小手先を使わずに正面から教誨師を描いた作品に思えた
まあ、教誨師も死刑囚同様ピンキリだろうから、ああいう人ばかりじゃないはずだけど、多くの人がイメージしてる教誨師ってあんな感じだろなって思わされた
教誨師が役に立ってるんだか、役に立ってないんだか、よく分からない
いろんな立場の人から見て、つまり社会からしてみれば、あんまり役に立ってもらっても困るし、全く役に立たなくても困る
その辺を確信犯的に誤魔化すように描いたんだと思うけど実際問題、教誨師ってリアルでも死刑に関する問題、死刑に関わる人たちを誤魔化すための存在だよなぁって
じゃあ、教誨師自身は誰かに誤魔化してもらえるのか??
拘置所を出て帰宅するシーンでそこを描いてたんだと思う
キリスト教を信じるってことはその時点で誤魔化してるとも言えるわけだけど、ちゃんと信じてない場合=ビジネスとしてやってるならどうなの?みたいなのも含んでたのかな
しかしその場合は詐欺師みたいなものだから誤魔化す必要なんてないのか等等
いろいろ考えさせてくれる良い映画だった 執行シーンはいつも通りの理屈並べて平然としていて欲しかったな
あと烏丸せつこが秀逸
全体では何を言いたいのかよくわからん映画 >>297
原作は引き込まれるように一気に読んだよ
映画はキリスト教で原作は仏教の違いはあるけど
犯した罪の償いとして突然命を奪われる死刑囚の
最後の慰めとして立ち会う苦悩と悲哀は十分に伝わった
原作で印象に残ったのが
冗談のつもりの他愛ない世間話が
死刑囚の心を閉ざし最後に立ち会えなかったエピソード
「彼らは全身でこちらの話を聞いている、
一言もおろそかにしてはいけない」
たいへんな仕事だよ しかもボランティア
それで、世間からは決して評価されない仕事 主題歌決める前に大杉さん亡くなったからそのまま?
音楽がほぼなかったような 死刑執行のニュースを聞くとこの映画の映像が蘇るとともに
5ちゃんでもヤフーでも当然、もっとやれ、税金云々…そんな意見が多いことに複雑な気分になる
どんな人間であれ、人間の手によって命を奪うということ、それに携わる人間がいるということを真面目に考えれば
そんなこと軽々しく言えない、言ってはいけないと思うんだけどな
自分も別に死刑絶対反対とは言えないけど…
漣さんの思いをもっと聞いてみたかったな
この映画をやってみて思ったこと、感じたこと、その後の死刑執行のニュースに思ったこととか ここでなら真面目に言わなくていいんだ
っていう人たちが周囲に合わせて騒ぐだけであって
事件の内容によっては180度言うこと変わるからな
それはそれで嘆かわしいが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています