アキレスと亀は苦手だが、三又が実際どんなクズだとしても人の好い役者に見えたし、ユーレイに青年期を担当させた事に不満はない。
だけどこれ、芸術家ではなく芸人の話にした方がまだマシだったと思う。たけしが芸人だから(芸人は芸人らしく)そうしろと言ってるのではない。
現実の芸術家の事(そんなの俺も知らない)をキチンと伝えろとも思わない。
しかし仮に、芸人ではない映画監督がこんな内容の漫才師の物語を撮ったなら、たけしは「こんなの頭んなかで考えた嘘っぱち。俺たちの世界を知りもしないで」と速攻で斬り捨てるのではないか?