アイダよ、何処へ? Quo vadis, Aida?
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1995年、夏。セルビア人勢力によって占拠されたボスニア・ヘルツェゴヴィナの町、スレブレニツァ。
2万5千人もの住人たちが保護を求めて国連基地に集まっていた。
国連平和維持軍で通訳として働くアイダは交渉の中で極めて重要な情報を得ることに。
セルビア人勢力の動きがエスカレートし基地までも占拠しようとする中、アイダは逃げてきた同胞を、
そしてその中にいる夫と息子たちを守ることができるのだろうか―。
https://aida-movie.com/ 素晴らしすぎる。傑作かどうかってことじゃない。平易さが逆に怖い。
分断の印もほとんど見せない。その瞬間は全く写さないところが
プロミシングヤンクウーマン思い出した。wikiで予習せずにどう
恐ろしいか、に飲み込まれよう。シンゴジ級の危機映画であり
ネトウヨにも左翼にも受ける。ワクチンについても連想した。
頼りない事の恐ろしさ。力があることの恐ろしさ。
wikiはまだ見てないが見るなら復習のために。 おいおい他に見たやついねーのかよ
何も感じなかったの? アイダは高校教師じゃなかったっけ
国連軍基地にはじめに乗り込んできた隊長が
アイダの家に住んでたし
交渉役のひとりの経理の女性は生き延びたんかね
旦那のかわりに民間人代表になったんかな?
セルビア軍幹部と同級生とも言ってたな
髪型コンテストは回想だとすぐわかったけど市長が居るから
しかし人気ねえな。エンタメ性低いとこんなもんなんかね?
めちゃおもろいのに 一人でも!と言ったあとに兄貴がチラッと映って「俺じゃないんだろうな」と悟っていたのが印象的だった トークショーで研究者の方が話されてたけど、スレブレニツァには民兵がいてほとんどが戦わずに森へ逃げた。その多くは後にセルビア兵に殺された
確かに住民虐殺はあったが、民兵たちはセーフゾーンから出て攻撃したりしていたので、国連を一方的に責めるのは筋違いの部分もあると
もちろん完全包囲されてたし補給もなかったから実際に何もできなかったんだが これは誰が悪いとは言ってないでしょ
当然のことをしてんのよ
純朴な少年のようなオランダ人兵士を
抱えて、帰還のことばかり考えてる
オランダ軍が当事者ほど切迫感をもって
対応はできないのは当然ってだけ。
大佐がダメダメなのは間違いないがw
内乱がおきて殺しあってるときに
効率的に殺すのは当然。
国連がわるく描かれすぎてるという
専門家は責任回避してる当時の国連と同じ
ってとこかね。
やられた側の主張を批判すんのはまさに
プロミシングヤンクウーマンなんよね
その辺は分かってるんだろうか
混乱状態では柔軟かつ強行でなければ
命は守れないってことじゃね
そんな機能は国連には無いってこった
東欧の火薬庫に対して難易度高すぎ
内戦が終わったとは聞かないシリアは
どうなっているんだろうか この紛争を書いた、戦争広告代理店という傑作ルポも読んでほしいな。
戦闘力でセルビアに劣るボスニア側は、あらゆる手練手管で国際世論を味方につける戦略を実行した。
セルビア側による住民虐殺を、エスニッククリーニングと名付けたのは、広告上の大傑作だった。
印象に残ったのは、小児科の入院患者が多く居る病院の隣に砲台を設けてセルビア軍に砲撃したこと。
相手の報復砲撃が病院に撃ち込まれるとすかさず撮影して、それを海外マスコミに流して放映してもらう。 宣伝が成功したと言われても
旧ユーゴ紛争の悪役がどこという印象は無い
混乱で無法地帯になったくらいのイメージ
この作品は悪役のレッテル貼りに
寄与してるとは思えんのだけど
どこが悪かに短絡するのは作品への冒涜だろ
マジ混乱では国連は役に立たんだけで
充分じゃないの? 欧州ではセルビア完全悪ってのが「正史」みたいね。最後に出てきた被害者数も倍近く盛られてるが、その調査報告が禁書扱いになっていると>>13の人が話してた。調査したのは日本人とか第三者だがセルビア側の依頼によるからだと
もちろん虐殺自体は事実だと強調されていたが 近年の歴史修正主義と同時進行してるみたいで
何が真実か全くわからんな
だから混乱状態では国連は役に立たんでよいのじゃないの? アイダ役の人はセルビア人で敵の将軍役の人と現実では夫婦なんだってw
3民族が陣地合戦した内戦だけど見た目も言語もほぼ同じで
カトリック正教イスラムの違いだけなんだって
まあこれも諸説ありそうだよな
日本韓国中国が似てないとかね。ブータン人と日本人はガチで似てるけど
この監督はボーダー二つの世界のアリアッバシとTVシリーズものだかを
共同監督するって、選ぶ人は趣味ええわあ >>7
最後、お遊戯会に虐殺に参加してた人間たちも普通の人として来て
虐殺したのは異常者の集団でなく、
普通の近くの人が戦争だと殺人者になる怖さとか暗示してたのかなと 暗示というより現実だろうねえ
太平洋戦争での帝国陸軍が民衆に仕掛けた
プロパガンダに乗っちゃった人は
戦後に手のひら返して言うこと変えるのに
耐えられず引退した人も居るようだし
民族対立の心情はシンプルだよ
やらなきゃやられる状況では
そんなに後悔するほどではないわ
50歩100歩。将軍は最近になって
終身刑確定したってよ
ツイッターに書いてる人いたけど
この事件後オランダは内閣総辞職してんだって
結構責任取っててえらいなあと
民主主義が機能してる感じ
他に理由もあったかもだけど
あと映画では意図的に省略されてるけど
オランダ軍にはイスラム差別があったらしい
すなわち現代の十字軍としてキリスト教勢力に
加担してたわけだ。歴史的に根深いそこを描くと
それしか見えなくなるから省略は
いい判断で感心する。歴史的しがらみだけじゃない
構造的な問題が浮かび上がる オランダ軍、映画だと泣く泣く住民渡して苦悩してるけど
世論が激高したのは住民を引き渡してそんな虐殺起きてるのに
引揚決まるときハイネケン飲んで馬鹿騒ぎしてるとか映像晒されたとかもあるだろうなぁ
あと、アイダが元のマンションの部屋に住む事を決めたとき、既に部屋に住んでた人が
「危険よ」と考え直すよう伝えてたシーンを見て
「ボスニアが一応勝った形で、スレブレニツァでセルビア人は少数派になったんじゃねぇの?」と
鑑賞後に調べたら、スレブレニツァて戦後は虐殺で人口構成変わって
ボスニア人よりセルビア人がはるかに多い地域になってしまってるのね セルビア側でアイダの元教え子だった兵士が
アイダが国連施設の外でようとしたときに必死に止めてるの見て
人間性を失わないセルビア側の登場人物も出して救いがあるようにしたんだなぁと思った
最初に出てきたときはアイダに対して、
アイダの息子が元気にしてるかとか
質問してきたから、やべぇやつかと思ったのは内緒だ >>7
あれは現実で当時の事件関係者を保護者達に混ぜて参加させて今の状況を表してたり、
過去の髪型コンテストの回想でいろんな人種や登場人物が出てた分の対比かなと 当時の実際の談合の映像あったけど国連軍の人そっくりすぎ
https://youtu.be/idf_sdeVpO4 映画序盤の会議で出てきたピアノ演奏家云々って本当にあった発言なんだな
21:45あたりで出てくる 今年に入ってからもヨーロッパ映画賞作品賞取ったりオバマの今年のベスト映画の一本に選ばれたりしてる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています