アプローズ、アプローズ!-Un triomphe-
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原題 Un triomphe
製作年 2020年
製作国 フランス
配給 リアリーライクフィルムズ
上映時間 105分 監督
エマニュエル・クールコル
製作
ダニー・ブーン
ロベール・ゲディギャン キャスト
カド・メラッド
ラミネ・シソコ
ソフィアン・カメス
ピエール・ロッタン
マリナ・ハンズ
ロラン・ストケル >>1
https://www.imdb.com/title/tt12444440/
フランス 2020年8月28日
アメリカ 2021年3月10日
韓国 2021年5月2日
日本 2022年7月...
興行成績 272万ドル → 約3億2000万円 2020年カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション、ヨーロッパ映画祭最優秀コメディ作品賞受賞のフランス映画『アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台』が、7月29日(金)より全国公開されることが決定し、ティザーポスターと場面写真が解禁された。
本作は、バイプレイヤーとして俳優の実績を積む傍ら、フィリップ・リオレ監督との共同脚本作品『マドモワゼル』や『灯台守の恋』などで、繊細な心理描写を巧みに描写する筆致が高い評価を得ているエマニュエル・クールコルの監督第二作。ティエリー・カルポニエとの共同脚本となる本作は、1985年、スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンが体験した実話をベースにしている。撮影されたのも実在する刑務所の協力の元に行われた。
何をやってもうまくいかない、人生崖っ淵俳優エチエンヌ。彼にやっとめぐってきた大仕事は、塀の中のワケありクセありならず者たちに演技を教えて更生させること。
彼はサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」を演目と決め、訳あり、癖ありの囚人たちと向き合うこととなる。エチエンヌの情熱は次第に囚人たち、刑務所の管理者たちの心を動かすこととなり、難関だった刑務所の外での公演にこぎつける。彼らの芝居は観客やメディアから予想外の高評価を受け、再演に次ぐ再演を重ね、遂にはあの大劇場、パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。果たして彼らの最終公演は観衆の歓喜の拍手の中で、感動のフィナーレを迎えることができるのだろうか?
コロナ禍の中でリアル開催の中止を余儀なくされた2020年カンヌで、賞を設定しないカンヌレーベルとする公式作品に認定され、その後もフランス公開が延期されていたが、2021年9月にようやく公開されると、ボックスオフィス初登場第二位のビッグヒットを記録。
主演のカド・メラッドは、コメディアン出身の国民的人気俳優。『コーラス』の脇役を演じて注目され、『マイ・ファミリー/遠い絆』でセザール賞助演男優賞を受賞。2008年7月14日には当時のサルコジ大統領の招きで、コンコルド広場で開かれた軍事パレードの「世界人権宣言」前文を読み上げる栄誉ある役を努めている。
映画にとって重要な囚人役の俳優たちは、コメディフランセーズ在籍の俳優など、フランスではまだ知名度の高くない俳優を積極的に起用している。移民や難民、家族、人種、持病、トラウマなど様々なバックボーンを持つ彼らの多様性は、そのまま現代フランス社会の一つの断面を切り取っている。また囚人たちを娑婆へと連れ出すこととなる塀の外での公演が困難な中、主人公のエチエンヌの情熱だけではその実現は叶わなかった。その山を大きく動かしたのが、2人の女性であったことも、この映画の魅力の一つとなっている。
劇中に出てくるサミュエル・ベゲットの「ゴドーを待ちながら」は言わずと知れた不条理劇のスタンダードで、日本でも多くの演出家が取り組んでいる名作。柄本明親子による『柄本家のゴドー』をはじめ、橋本功、石倉三郎など多くの名演出家・名優たちが名舞台を創り出してきている。
圧巻のラスト20分に、観るものすべてが、言葉を失わずにいられない衝撃の感動作だ。 ストーリー
囚人たちの為に演技のワークショップの講師として招かれたのは、決して順風満帆とは言えない人生を歩んできた役者のエチエンヌ。彼はサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を演目と決め、訳あり、癖ありの囚人たちと向き合うこととなる。エチエンヌの情熱は次第に囚人たち、刑務所の管理者たちの心を動かすこととなり、難関だった刑務所の外での公演にこぎつける。しかし思いも寄らぬ行動を取る囚人たちとエチエンヌの関係は、微妙な緊張関係の中に成り立っており、いつ壊れてしまうかもしれない脆さを同時に孕んでいた。それは舞台上でもそのままに表出し、観客にもその緊張感がじわじわと伝染し始める。
ところが彼らの芝居は観客やメディアから予想外の高評価を受け、再演に次ぐ再演を重ね、遂にはあの大劇場、パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く!
果たして彼らの最終公演は観衆の歓喜の拍手の中で、感動のフィナーレを迎えることができるのだろうか?
<受賞暦>
2020年カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション
2020年ヨーロッパ映画賞ヨーロピアンコメディ作品賞受賞
2021年アートフィルムフェスティバル最優秀観客賞受賞
2021年ラボール映画と映画音楽祭金のイビス(映画音楽)賞受賞
2021年カナダ・ヴィクトリア映画祭観客賞受賞
2021年フランス映画祭横浜オフィシャルセレクション
作品タイトル:『アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台』
出演:カド・メラッド([コーラス][オーケストラ・クラス])
タヴィッド・アラヤ / ラミネ・シソコ / ソフィアン・カーム / ピエール・ロッタン / ワビレ・ナビエ / アレクサンドル・メドヴェージェフ / サイド・ベンシナファ / マリナ・ハンズ(世界にひとつの金メダル) / ロラン・ストッカー(セザンヌと過ごした時間)
製作:ダニー・ブーン(ぼくの大切なともだち・俳優)他
監督・脚本:エマニュエル・クールコル(アルゴンヌ戦の落としもの)
共同脚本:ティエリー・カルポニエ(パリ特捜刑事)
撮影:イアン・マリトー(アルゴンヌ戦の落としもの)
音楽:フレッド・アブリル(サウンド・オブ・ノイズ)
主題歌:“I Wish Knew How It Would Feel to Be Free” ニーナ・シモン
宣伝デザイン:内田美由紀(NORA DESIGN)
予告編監督:遠山慎二(RESTA FILMS)
[2022年フランス映画 | 105分 | フランス語 | シネマスコープ 2.29:1 | 5.1ch | DCP・Blu-ray]
配給:リアリーライクフィルムズ 圧巻のラスト20分『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』7月29日(金)全国公開決定 関東
都道府県 劇場名 上映期間 電話番号 ムビチケ
東京 ヒューマントラストシネマ有楽町 7月29日(金)~ 03-6259-8608
東京 新宿ピカデリー 7月29日(金)~ 050-6861-3011
東京 アップリンク吉祥寺 7月29日(金)~ 0422-66-5042
東京 MOVIX昭島 7月29日(金)~ 050-6861-0325
埼玉 MOVIX三郷 7月29日(金)~ 050-6861-4255
栃木 宇都宮ヒカリ座 7月29日(金)~
8月11日(木) 028-633-4445
栃木 小山シネマロブレ 9月2日(金)~
9月15日(木) 050-3196-9000 まぁ実話だから仕方ないにしろ、無知だから劇の中身よく分からないと最後の感動全く起きなかった… 圧巻のラストでは無かったかな。宣伝キャッチコピーでラスト云々を謳うのはやめた方が… リアルにどうしようもない役者達と意外なラストが最高だった!
ベケットの戯曲“ゴドーを待ちながら”も一層深まった気がする。
舞台で一度観てみたい 面白かった
文化を愛する国だから作れる物語
真面目で冷たい日本なら絶対に成立しない気がする モデルになった出来事に対するベケットのコメントがイカしてる 実話が素って知らなかったから
いやいや、ねーよこんな展開って
思いながら見てたw >>21
日本で作ったら「囚人達はどこいったんだ」とか「一度勝手に美容院とかいった連中なのに、ちゃんと管理しないのはどういうことだ」みたいな感想で溢れてまともに作品について語られなさそう 美談になってるけど、あれ、演出家の男はクビで、刑務所の女の人とか左遷だよね。いやいや、ねーよと思った。観客も日本なら激怒、金返せだよ。
アメリカ映画とかなら、脱走したその後の顛末まで含めてもつとドラマチックに仕上げるだろうね。 でもこれ実話で演出家は別に処分食らってないみたいだけどな
刑務長は知らんけど 検事も上から大目玉食らったろうなw
その辺を考えちゃうあたりが国民性の違いなのかね 囚人たちの裸のシーンでブラブラ何本も飛び跳ねてた。 脅されて交代した奴が可哀想過ぎた
何となくオチが読めたけど
それでも面白かったわ 途中まで脱出しない派が殆どだったのになんで心変わりしたのかが気になった 【満席のご案内】
本日8/11(木)『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』13:30の回は満席のため受付を終了致しました。次回15:35/18:25の回も混雑が予想されます。混雑状況をご確認のうえご来場くださいませ。劇場窓口と当館HPにて本日から2日先までのチケットをご予約頂けます。 >>31
検査の連続でどんなに頑張っても何も変わらないから心が折れたんだとおもう 囚人が脱走するのは当たり前
ラスト20分の驚愕とは何? >>33
思うじゃなくてそうだってはっきり描写してたしパンフレットにもそう書いてあったぞ
脱走した事よりも、報われない当時の刑務体制を批判してる 囚人は囚人だし、お芝居頑張ったから殺された人が生き返るわけじゃないしね。 とあるイベントで元囚人がこの映画絶賛してて、日本は檻の中に入れたらそれで終わり。囚人に信頼や自由が他の国に比べて全くないと強い口調で語ってたの見てお前が偉そうにいうなと思ってしまった俺は多分保守的で時代に取り残されてるんだなと痛感した 警備員付けるって言ってたのは別の演劇の時だったのかな
よく簡単に外出られたなと思ったけど気を許しすぎたということか そもそもの価値観が異なってるから日本人には感覚的な理解が難しいってのはありそうだとは思った。
個人の自由とか権利についての捉え方がそもそも違いそう。フランスは公共交通機関もストライキで止まるけど日本だったらそういうことって起きないし、日本人のほうがフランス人より社会そのものとか法律に対して自ら隷属してる感がある。 >>38
黒人刑務官、全裸ダンスの時もニヤニヤだったし、最後も劇場の外見ながらニヤニヤしてるシーンあったから、
囚人達が面白いことになればなんでもいいってスタンスだったのかと思った
ふつうに考えたら管理してなかった刑務官は問題になるけど、フランスだとそこまで強くは責任問われないのかなって。 【満席のご案内】
本日8/11(金)『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』13:40の回は満席のため受付を終了致しました。次回21:15の回も混雑が予想されます。混雑状況をご確認のうえご来場くださいませ。劇場窓口と当館HPにて本日から2日先までのチケットをご予約頂けます。
めちゃくちゃ人気なんだな フランス人役者
何人かハリウッド映画でみたような気がする ヒューマン有楽町やピカは公開してだいぶ経つのに人入りいいの目立つけどリピーター掴んでるのかな 久しぶりにわけもわからず泣いた……。
意図していないのに涙が知らぬ間に溢れて止まらなかった。圧巻。本当に物凄いものを観た。ヤバ過ぎた。珍しく早起き頑張って大阪まで来て本当によかった。観れて本当によかった……。
生きることについての映画は、世の中にたくさんある。不条理劇もたくさんあるし、最近ではドライブ・マイ・カーをはじめ「演劇」や「小説」などの他媒体を用いた映画も増えてきたように思う。
これもその一つ、といって仕舞えばそうなのだが、それでは全く説明がつかない。観たことがない映画だった。いかにも形容し難い。
“良くないこと”だらけだった。嫌だなぁそれ、と思うような場面もたくさん。しかしなぜかそれも受け入れようと努力してしまう。この作品が伝えていることは決して間違えていないのだと、この作品は彼らを美談に変えようとしているのではなく、彼らを用いてこの薄汚れた世界で最も純粋に生きることと文化の関係を伝えようとしてくれているのだと。
どう言語化してもこの作品についてまとめられない。
それはショーシャンクのようでショーシャンクではなく、ブルートピアの最上級互換の真なる映画体験とでもいうべきか。
すごかったです。
理屈ではない何かが体を動かなくさせる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています