【阪本順治】 冬薔薇 ふゆそうび 【伊藤健太郎 小林薫 余貴美子】
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学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみながら、友人たちから金をせびってダラダラと中途半端に生きる渡口淳。
埋立て用の土砂を船で運ぶ海運業を営む彼の両親は、時代とともに減っていく仕事や後継者不足に頭を悩ませながらも、なんとか日々をやり過ごしていた。
淳はそんな両親の仕事に興味を示すこともなく、親子の会話もほとんどない状態だった。
劇場公開日 2022年6月3日 PG12
オフィシャルサイト
https://www.fuyusoubi.jp/
特報
https://youtu.be/enknKcRoRAk
劇場情報
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=fuyusoubi
監督 阪本順治
渡口淳 伊藤健太郎
渡口義一 小林薫
渡口道子 余貴美子
中本裕治 眞木蔵人
美崎輝 永山絢斗
君原玄 毎熊克哉
中本貴史 坂東龍汰
智花 河合優実
友利洋之 佐久本宝
澤地多恵 和田光沙
近藤次郎 笠松伴助
永原健三 伊武雅刀
沖島達雄 石橋蓮司 阪本順治
伊藤健太郎は、笑顔を絶やさない賑やかなやつだが、それはもしかしたら虚像かもしれず、
実像は、心に捻れをかかえ、戸惑いのまま生きている青年だ、と。 小林薫
若い時の出口の無い袋小路ってみなの中にもあるンじゃないのかな
ボクはたまたまと云うか、役者業の道に入りましたけど、別の道を歩んでいたらと思うと、淳達が遠いところの住人でもなく、とっても身近な存在に思えてきました 余貴美子
全員がちょっとずつ誤解しながら生きている、そんな人達の物語。
解っちゃいるけど、生きるって大変! 伊藤を起用してた祭りって企画した奴ら呪われそう
義経役・伊藤健太郎さん「参加でき嬉しい」 東下り行列に多くの観客 春の藤原まつり/岩手・平泉町
https://news.ibc.co.jp/item_46441.html >>6
デメキンで今をときめく今田美桜ちゃんと共演して勘違いしたイトケンが今田美桜ちゃん率いる!!!!!今更一軍になれるわけないからなwwwwwwwwwwwwww 映画には全く興味無いけど
興収がどうなるかは興味有るわ >>10
別スレでは月刊河合優実と言われてる
公開日なのに客が5人
内容はザ・阪本順治という他なく、好きな人は好きだろう
真木蔵人と健太郎で映画を撮れるのは、この監督だけ この映画の主人公は働くお船さんと乗組員の爺さまたち、これは間違いない
んで毎熊さんと河合優実のために観にいった俺は大満足
和田光沙さんのモデルが黒木瞳だと思えばあのセリフも効いてくる
伊藤健太郎オタやってる人より、むしろ熱烈なアンチが観にいくべき
キーになる毎熊克哉と和田光沙、2人とも河合優実との教練歴があるんだよな ここ何作かふしぎな領域に行ってる監督
これも大して何も起こらないのに退屈しなかった
変わった演出力だな
もしかしてこれが本当のドキュメンタリータッチ 不思議よねえ
でも、これが現実に近いんじゃないかな
早速もう1回観てくる
伊藤健太郎、阪本順治監督だけの舞台挨拶 2022/06/03
https://youtu.be/Q8MsMz2_bmA
冒頭のMCがあり得ないほどハイテンション過ぎて思わず閉じてしまった
後で、ゆっくり見直す 毎熊さんの使う武器はワザとそうしたのかしら?
「生きちゃった」で殺されたときの
気になってそこを集中して観てたら、やっぱり同じだった
直接本人に会って聞いてみたい 河合優実目当てで観たけど伊藤健太郎演じる主人公が救いようがなく幼稚でクズ過ぎる。 >主人公が救いようがなく幼稚でクズ過ぎる。
浅くて幼稚な感想だな
人間なんて映画の主人公みたいに、そう簡単に変われるもんじゃねえ
父も母も息子も叔父も従兄弟も・・・ クズは死ぬまでクズってのを描きたかったの?
ラストカット見ても変わる気更々無いとしか思えんわ。 >>28
それぞれに変われるチャンスは1・2度はあった
後はお前が考えろ
無理なら、やめとけ 人間はそう簡単に変われないし変わらない。
それはその通りだけど、変わろうともがくところにドラマが生まれるんじゃないの?
この主人公は一切もがかない。空きあらば他者に依存して何とかして貰おうとしてるだけじゃん。 観て来た
監督は伊藤健太郎自身の事を照らし合わせてんのかという位のクズっぷりな話だった あんなオバサンがいいのか
しかも弁護士という地雷
明らかに腹ダルダルで俺は起たなかった 傑作!口当たりの良いまとめ方なんてしない辺りが素晴らしい
クズはどこまで行っても徹底的にクズという救いのなさがいい >>35
わざと同情引こうとアプローチしてるから金目当て。 これ原案は芥川龍之介「蜘蛛の糸」か
見事に糸を登り切ったのは玄と智花、幸せになって欲しいと思わせる
>>29
父親のチャンスが一番多かったかな
息子があれだけ助けてくれサインを出しているのに
肝心なときに逃げ回ったり、上っ面だけの説教をしたり
母親は怪物化した息子をただただ恐れるだけ
淳君は毎熊克哉にヒモとしての心得を教えてもらっておけば助かった
〇〇しようと思ったの「思った」だけで終わってしまうアルアル
現実世界でヒモっぽいのは伊藤健太郎だけど 同級生の所に無事就職してめでたしめでたしと思いきや
こっちから一方的に断れた上に更に店でトラブルやらかすというのは
残酷と堪えるべきか自業自得と捉えるべきか >>40
観客は同級生ルートが無いと分かって観てる
本作の副題は「人はいかにしてヤ○○に堕ちるのか」だな >>41
同級生ルートなんてあるわけないよな
ああいう部分でも他人の都合とか一切考える能力がないクズっぷりがよくわかる
そのくせプライドだけは高く、何かあってと自分が正しく相手が間違ってる思い込んだり
でも、ものすごくリアル
きっとこういう奴はいるだろう 監督はコロナ鬱からの復帰第一作と言ってるけど
その間に醸造された奇妙な倦怠感が漂ってる感じで
なんだか妙に面白い
ドライブマイカーなんて言ってる場合じゃない
批評家たちはこの映画をこそ発見して見せないと てか、ドラレコサイトであそこまであっさり顔が映ってるてるんだから、永山や毎熊が捕まるのは時間の問題だろう。
それを黙ってるどころか犯人とツルンでた伊藤は完全に実家から縁を切られるし、叔父に殺されるところまで読めてしまう
とにかく余貴美子の血筋が「頭に血が上ったら何するかわからない」ということだけは執拗に描かれていたし >>43
確かにそうか
店内で怒鳴ってて「うるさいから外でやれよ」と注意されたら「こっちは生きるか死ぬか何だぞ!」って逆ギレして(その際返しが「だったら救急車でも呼んどけよ!」と言ったのはちょっと笑ってしまった)
乱闘騒ぎになったもんな、未だに自分の事しか考えずに何にも変わってない証拠か
所で結局金払わずに立ち去ったよね、良かったのかなアレ バスの時間待ちでああいう店を選んだ時点で・・・
>>39
淳は卑屈に生きていく術も知らないからヒヒモにも慣れないんだよな
騎乗位しか出来ない設定も致命的だし(映画「愛なのに」参照)
でも1番卑怯だったのは父ちゃんか 映画の物語として主人公が人との出会いを通して成長することで救いやカタルシスが生まれるものだが、今作は主人公が成長しないまま終わる稀有な作品
変わらないありのままの自分を必要としてくれる人との出会いは救いなのかそれとも 毎熊克哉、和田光沙、河合優実と注目してる役者多くて楽しめた 去年プライベートの友人全部切ったから、観ててたまらなかった。 主人公の自己中なクズっぷりがリアル
こういう奴いるよ >>51
飲み会とか旅行で縛られていた友人関係をコロナのせいにして断捨離したら
なんとスッキリ!
元々映画や音楽の趣味は合わなかったし、旅行だって有名どころしか行けなかったし
あの爺さまたちも船を下りたらバラバラになりそうな気がする >>49
監督さんは伊藤健太郎を連れ回して舞台挨拶をしているけど
むしろ、こっちの3人の話を聞きたい 伊藤健太郎の復帰作品として用意されたものにしては脚本が弱い。あれでは主人公がしょーもないクズにしか見えない。
結局ラストは元に戻ってしまう脆弱な精神性に萎えた。 伊藤健太郎のファンのおばさま達は
両親の愛の力で立ち直れる映画と信じて観に行ったのだろうが
監督さんの名前を見落としたか、そもそも知らないのかな
永山絢斗の使い方も監督さんらしい 真木蔵人とイトケンの共演に草、ニヤニヤしながら観た
30年前に不祥事を起こした真木に手を差し伸べ使い続けたのが阪本順治
ヤンチャな役者がホントに好きなんだろうな
ホントにブレない監督だわ >>55
クズはクズでしかないという映画だからね
どれだけ周りが手を差し伸ばしても >>58
そんな男を復帰作で演じる伊藤健太郎が不憫でならない。 >>60
本人のイメージと被せてより強化される良いキャスティングじゃん
「トップガン」のアイスマンと同じ >>60
ヴァル・キルマーのアイスマン役は例えにならんだろ。
『トップガン』にはリスペクトを感じるが、伊藤健太郎謹慎明けの復帰作にクズなだけの男役って悪印象の上塗りだろ。
阪本順治は少なくともどうしようもないクズだけど這い上がろうともがく姿を描くべきだったと思うよ。 >>62
咽頭がんの男に咽頭がんの役をやらせる
クズ男にクズ役やらせる
中の人本人のイメージを役にも反映させてる点で同じじゃん
リスペクトがないのは伊藤の実像がクズだからなのは仕方ないし
クズを美化して描くことをしなかったのがこの作品の真摯に現実も向き合ってる美点だぞ
馬鹿でもわかるベタな感動作見たいなら瀬々の臭いお涙頂戴映画でも見ればいい >>62
一緒に観に行った家族も同じような感想だった
救いがないってことを言いたいのか?それはひどすぎやしないかってね 私の伊藤健太郎さまをこんな悪役にしやがってーーー! きーーーーっ!
みたいな感想は本人に迷惑だと思うよ >どれだけ周りが手を差し伸ばしても
これは観てないか、爆睡してたのかな >>57
健太郎の起用はプロデューサーの意向
監督はそれまで健太郎の演技は観たことなかったらしい
とパンフに書かれたた 今回は武部由実子さんの名前が入ってないんだよな
木下直哉さんの意向だろ
>>57さんはそんなこと知ってると思う 詳しく知らないけど伊藤健太郎は当て書きだと思って見てた というかこれ近年のヤクザものだよね「ヤクザが頑張って改心しようとしてもうカタギになれずにヤクザとして生きてくしかない」という感じの
去年の「ヤクザと家族」が正しくそんな感じの話だった、まああっちはヤクザだろうが思わず同情しちゃうがこっちは本気で改心する気無かったという救いようがないだが >>72
ヤクザを美化して描くより、クズをクズとして描いた方がよっぽどリアリティあるし誠実だと思うよ なぜか避けられて育てられ
事故に関して自分に責任ないのに「兄の命日だから手をあわせろ」
家・事務所に帰れば「何しに来た?金の無心か?」みたいな態度
それで「自業自得」「改心しろ」じゃ、まさに要らない子だな
思い出したのは『前科者』の若葉竜也の境遇
犬や猫だって、もっと愛情を注がれて育てられますわ >>76
同じようなこと観ていて俺も感じている
主人公・淳がどうしようもない奴だと断罪するのは簡単だ
でも淳が5歳くらい?の頃、長男が事故で亡くなった後、
淳が甘えるのを遠ざけて、今はそれどころじゃないからと
両親は共に避けて放って来たと、両親の会話に出てきたよな
そうなった理由が、何度か見たんだけど今も理解できねえ
残った次男を事故などに遭わないように大切に育てようと
どうして思わなかったんだろう
公開中に今後も何度か通って、本編を観て考えるつもり 子供がクズになるのは親にも責任があるよね
この親でこの子供は仕方ない >>78と断罪するのは簡単
淳が船酔いしちゃうのは、兄の事故の後は船に乗せることはなかったんだろうな
後継者?させたいのか?させたくないのか?何もかも中途半端・・・ 結局は自分でどうにかするしかない
毒親に育てられても真っ当に生きてる人間だっているからね
親が悪い社会が悪いと言ったところで誰もクズに救ってはくれない 船には神棚が設置されて、主に海系の神社のお札を収めてある
横の写真は淳の兄のもの
ゴーイングメリー号の先っぽも、ある意味ご神体 >>80
写真は兄弟が写っているもの
兄も弟も両方大事に思ってる
ということでしょ >>83
ありがとうございます
それより深い意味はありそうだと思ったが(鑑賞時思ったが)そのままなのね 2人写っていたのね、失礼
問題は「神棚をちゃんと見たの?」みたいな言い方
「私たちは貴方を大事にしてるけど、気が付いてないないのは貴方」
選別が「これで何か食べて」の1000円札
この夫婦の諦めに何があったのか・・・・・・ >>85
結局夫婦も変わってなかったんだなと思った >>86
賄のときの話題
冒頭と最後と、父ちゃんの台詞の語尾が一緒だからね
痛烈に人生を反省しているのは石橋蓮司さん演じる、たっちゃん 鑑賞後の後味はあまり良くはないがラストシーン含めて思い出して考察したくなる映画だった
見て良かったわ いくらそんなに仲良くなかったにせよ従兄弟を殺したやつの風下に立つとか男として最悪にもほどがある 自分を馬鹿にした上に、ちょっと憧れていた智花に手を出した奴だよ 息子の不祥事を「ヤクザを使って示談にした」叔父は
息子を殺した犯人もヤクザ使って見つけ出して血祭りにあげるのだろう あの船は何をする船なの?
魚類捕獲戦じゃないよね? 予告編だと「第十八渡口丸」が働いているとこ映ってないんだね
初代は18隻以上の船を持っていたってこと?
単に18がラッキーナンバー? 藤田元司・堀内恒夫あたりの巨人ファン? 永山は血のつながってない妹河合を女として愛しちゃってたのが隠し切れてなかったと気付かされ、しかも逃げられたって流れだから
この先どう狂ってもおかしくないな 映画を観れば乗組員の爺さま達が説明してくれる
湾岸エリアの埋め立て工事に使われてた
各所工場地帯とかお台場とかディズニーランドとか >>72
ヤクザほど覚悟決まってないけどな
いわゆる半グレ >>98
今はヤクザとか暴力団とか時代遅れらしいよ組員も高齢化が止まんないし
なので近年は警察的には寧ろそういう半グレを警戒してるとか 河合優実とくっつくチンピラがもうちょい元から悪に合ってないって
描けば最後は救いになったかな
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