自分はすごく考えさせられた
登場人物それぞれの人生の背景が、
はっきりだったりそこはかとだったり描かれていて、
それぞれ一人一人のこれまでとこれからに心が行った
兄を事故で失ったことあと、淳を共に遠ざけてしまっていたという
両親の責任は重大だと思った
仕事がどんなに忙しくても金銭的に厳しくても
幼い淳への声掛け目配りをする親であって欲しかった
セリフのどれも無駄がなく意味がある映画ってなかなかない
阪本監督が10日余り集中して書き上げたというこの上質な文学作品
阪本監督の才能恐るべし
見始めて4度目で視界が急に変わって見えて、9回くらいで自分なりの感想が固まった
シナリオも取り寄せて買って読んだのは 初めてだ
伊藤健太郎くん始め全キャストが他にいないでしょと言うくらい
ドはまりの配役 素晴らしかった
見る側の人生経験の経緯とか心理状態等で感じ方や解釈が違ってくる何度か見て考えたくなる傑作