地下室のヘンな穴-Incroyable mais vrai-
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どんどん時間加算してるけどそんな加算してたら旦那の年齢おかしいだろアホかよw
もっと現地のライターの記事やレビュー見た方がいいよw頭悪過ぎw 現地レビュー知らんので訳しておくれ
それぐらい出来るんでしょ? 監督のインタビューならまだしも現地のライターの記事を盲信するのが不思議 今日見た映画もトンネルくぐると時間が進んでく映画だったなw 旦那も最後のダイジェストでどんどん老け込んでってたけどちゃんと見てたんだろうか 現地ガーとか以前に普通にパンフに幻覚匂わせてるけどここの人達ってパンフも買えない半地下民なの? こういう意味ありげでオチをちゃんとつけない、皆さん考察して下さいね!っていうのが見え見えの映画あんまり好きじゃない
ところどころ笑ったから嫌いってわけでもないが 飲まず食わずとか言ってるやつは勘違いしてるだろ。
進む時間が12時間x3650=5年として、本人の体感は別。
下りる時間を仮に1分としたら、1分x3650=61時間程度。
ずっと連続してやったら行方不明者になってしまうから、そっちの方がネックだね。
12時間ってのが絶妙な不便さだ。 幻覚ってことにするならわざわざ入ってるりんごのシーン問題を処理するのが必須だな 新ピカで初日初回に観賞したのにずっと規制で書き込めずにいた
猫が可愛い映画だった 時間としては短い作品で、後半のピッチの上がり方と云うか、まとまりの無さは、もしかしたら、制作サイドも、当初の、このユニークなアイディアのテーマに、ストーリーや内容が追いつかなかったのかなんて考えてしまった。
12時間進んで、3日若返る。
もしかしたら、アインシュタインの相対性理論がヒントなのかななんて考えたりした。
光の速度で進めば、時間はゆっくり進むと云うやつだ。
これを少しいじった感じかなんて思ったのだ。
(以下ネタバレ)
だが、途中で、もしかしたら、この地下室のアナは、女性のヴァギナのメタファーなのかなんて考えたりもした。
日本で人工ペニスにしたアランの友人の男が現れたからだ。
(ちょっとの間。下世話になります。申し訳ありません。)
出し入れするピストン運動をしたら、時間はあっという間に経つような気がするけれども、快楽というか達成感というか、それは確かに若返った感覚にもなる。
ただ、でも、それは相手のことが大好きな場合だ。
しかし、これはあっけなく違うなあと云うことになる。
それは、人工ペニスがあっけなく壊れることもそうだが、地下室の穴に頻繁に出入りするのは妻のマリーの方だからだ。
当初は若さを追求することが目的で、夫アランにも一緒に若返ろうと提案するが、それは拒絶される。
きっとアランは、その結果として性交渉を求められても、実はマリーのことを昔ほど好きじゃないから嫌なのではないのかと…😁
そして、マリーは若さを取り戻した結果、セックスとは異なる承認欲求に目覚め、しかし、若い時にさほど注目されていなかったことからも分かるように、結局、世間から期待したほど注目されることもなく、自己崩壊が始まってしまうのだ。
結果的に思うのは、人間の際限のない欲求に対する怖さと、年齢相応の、もし若返るとしても、それは普段の運動や食事、様々な価値観や興味、ストレスの軽減とか、文化的生活なんかを見直した結果としての若返りであるべきなのだと云うことだろう。
サミュエル・ウルマンの「青春の詩」を思い出した。 あの超絶イケメンだったブノワ・マジメルが腹の出た中年のおっさんになってしまったなんて時は残酷よ
10年前で既にいかついおっさんになってたからこうなるのは残当かもだが >>114
こういった長い感想気持ち悪いからやめて、しかも内容つまらないし >>116が短くて面白い感想文を書いてくれるってよ 見てきた。土曜というのに観客俺含めて2人w
あらすじだけ読んでたらSFっぽいのかと思ったらこれはフランス得意の艶笑コメディで思ってたよりかなり良かった
笑いのネタは地下室の穴でなく上司の電子ペニス。最後燃え上がったとこで声出して笑ったわ >>117
3日老けて12時間戻れる方がとんでもなくメリットあるな >>118
そいつは「国名荒らし」っていうアレな奴なんでスルーしてくれ ブノワ・マジメルの腹は特殊メイクかと思ってたけど違うのか
>>116
どっかのコピペじゃね 『ラバー』や『ディア・スキン』などホラー作で知ってた(でも観てない)カンタン・デュプュー監督の作品。
タイトルどおり、後味ヘンテコな映画を観たな〜…という感じ。
前に発表されたコメディ作『勤務につけ!』が面白かったので鑑賞。
物語は仲よさそうな夫婦が新居を購入しようと物件を業者に紹介されるところから。
一通り内覧が終わり、最後にこの物件の目玉を見せたいという業者に見せてもらったものは地下室の床にある扉。
その扉からつながるダクトを通ると不思議な現象が起こると言われ、恐る恐る試してみる夫婦。
それは奇妙な若返りのダクトだった。
最初は登場人物がこのヘンテコ設定を自然に受け入れてしまうのにコミカルさを感じてたんですけど、これってもしかしてホラーなんじゃないかって(ホラーじゃないけど)思えるところもあります。
ダクトに一緒に入った🍎が衝撃的な事に…。
登場人物は若さに取り憑かれた変な人たちが多くて…。
若返りのために穴に潜ることに取り憑かれた妻、電子操作のペ○○に取り憑かれた会社社長など。
彼らに振り回されながらも主人公のマインド全く変わらなさすぎて尊敬。
電子操作にちなんでる(?)のか、劇伴がスペースインベーダーみたいなピコピコ電子音なのもふざけてる。
しかし、12時間進んで3日若返るってあまりにも効率が悪すぎる!
しかも12時間ほどのまとまった時間を大量に割くなんて仕事や家庭で働く現代人には無理な話ですよね。
でもきっとその若さに一番取り憑かれやすいのもやっぱり現代人だったりして。 序盤の放置されてた車が前の住人に何かあってという展開が来るのかと思ったら何もなかったな
レストアするしないで人物の性格の描写か 入ると12時間進み、3日間分若返る謎の穴がある家を買った夫婦の話
穴を遡ったらとか、穴を塞いだらって話を展開させるのかと思ったら
全く関係ない電子ち◯ぽの話で盛り上げてきたぜ。
穴の設定と電子ち◯ぽを思いついたけど特に話は膨らませられないから
とりあえず映像化しとくぜって雰囲気を感じとった。
しょうもない話をだらだらやって、
話が動く部分(実はここもしょうもない)をダイジェストで済ます手法なんてあるんか!?誰か名前付けてくれ!
誰もが変な穴より電子ち◯ぽに関心がいってしまうだろうが、
どことなく某RPGっぽいBGMも注目。
体感12時間消費して、3日分老け込むだろうがそれでもよければ映画館で鑑賞すべし。 面白かった!!!!!!
電子ちんこに大爆笑。電子機器とシモというイメージで日本製なんだ〜と思った。
あと、珍しくちゃんと日本語話すキャストが出てきたのに驚いた。
基本ギャグテイストなんだけど、そのベールの向こうには、「生活」の苦さがあって、そこがよかった。
マイホームの購入のため、中古住宅を見にきた夫婦。その家の地下には、不思議な穴が。穴を通ると、何故か家の2階に出てきて、しかも12時間経過しており、さらに、肉体は3日若返るというのだ。
二人は穴に懐疑的ではあったが、気に入った物件だったので購入することに。
引っ越してきた初日。何故か妻は穴が気になって仕方がなく、一人で穴に入る。そして妻は穴を降り、若返るということに取り憑かれてしまうのであった。来る日も来る日も穴を降りては若返り、穴を降りては若返り、夫とはすれ違うことが増えていくのだった。
途中で、夫の会社の社長兼友人が出てくるんだけど、これもある意味下半身に取り憑かれた男で、すごいくだらなかった。
側から見ていれば、若さに取り憑かれた女も、ちんこの勃ちに取り憑かれた男も、馬鹿馬鹿しかて滑稽で、そんなこと気にしてても、生活なんて出来ないのになと思う反面、誰もが直面する問題だから苦くもあり。
時間も映画にしては短めだから、サクッと見れて面白かった。 設定はおもしろいんだけどなあ
若返る穴も電子ペニスも悲惨な結末を迎えるのは結局自然に逆らうのはやめましょうというありきたりでしかなくなんか普通
もっとひねりがほしい 特に見たいものもなかったので適当に決めて劇場へ入った。
冒頭から?な感じ。地下室の穴の仕組みがわからぬまま話は進み穴の虜になった人物の成れの果てはこれまた不思議。何がどうなってそうなるやら全くわからないがなんだが惹かれる。
またメインとはまた別でおかしなことがおきておりとんでも日本技術で電子ペ○スをつけた人物も・・・いつの間にか本編終わってるのであんま深く考えて見るものではないかな。
超くだらないけどなんだが癖になる。けどこれがフランスNo.1ヒットになるのもなんだろな笑
結構好き嫌い激しい作品かなと思う。
内容的にはホラーぽいですがあんま怖くない、なにごとも程々にですね 噛めば噛むほど味がするヘンテコ映画。
表面上はかなりヘンテコな映画なので
思考を停止してしまいそうになるけど、
老いへの恐怖、ズレていく価値観などを、
割と分かり易い形で描いている作品です。
極限までコメディに近づける設定なので
面白おかしくラスト直前まで見れます。
そして…
思いがけないホラー要素も楽しめますし、
細かい描写を思い出していくと、
観た後に思いがけない哀しみが込み上げる
スルメイカ的な作品でもあります。
ヘンテコ映画が好きな方はぜひ!笑 現代ドリアン・グレイの肖像と日本から来たロボットペニスの話。シュールなコメディに間違いないが、登場人物が取り憑かれていることが日常的過ぎて、なんとも言えない痛々しさとダークなリアリティ感がクセになる。
カンタン・デュピューの作品は「設定は面白いけど、展開は微妙」という印象が強いけど、今回は納得が行く結末で、長さも70分弱でちょうどよかった。バッハをビンテージシンセでアレンジしているサントラもなんだかグロテスク過ぎて狂っている・・・ タイトルとジャケに惹かれ 急遽の鑑賞。
全体的に淡い色彩な画の中に
新居のビビッドな壁が映えます。
ゲームみたいに可愛いインストの作中曲や
作中何度も出て来るレコードの音源等に
センスの良さを感じていましたが。
2組の夫婦が抱える秘密から始まり
タイトルの地下室より 社長の秘密の方が
強烈過ぎて頭に残ってしまいますw
各登場人物の色々なすったもんだも
風呂敷を広げたままで回収が無く
ちょっと思ったよりもな感じでした。
その後を描く後半の巻きも凄いですねw
いつの間にか犬を飼うアラン。
妻に対する心情の変化が表されてる感。 短くて、風刺的で、印象に残るフランス映画。時間が経っても、度々思い出す。
年を取ることに過度に抗うことに囚われると自滅する、みたいな映画だった。着想はなんとなく面白かった。旦那さんがどちらの誘惑にも乗らず、淡々と受けいている様子が愛だったのだろうか。夫婦というのは謎である。 エロしか頭にないフランス人。
MOVIX京都で予告見てシュールなSF?ファンタジー?って感じで面白そうだと思った作品。
この物件(家)の目玉は地下室、って話し。
タイトルにもなってるし、予告でも言ってたのでネタバレでは無いと思いますが、地下室に穴があってそこに入ると時間が進むんです。
更に若返る。
時間進むのに若返るってちょっと意味分かりませんよね。
とある夫婦が人生初めて家を買おうとする。
不動産屋に連れて行かれた家は2人で住むには広すぎる物件だったのだが、この家の目玉は地下室だと不動産屋は言う。
正直地下室に興味の無い無い夫婦は嫌々地下室を見にいくと…、って話し。
てっきり夫婦が偶然見つけて若返りを知った周りの人とゴタゴタの話しかと思ってたら、不動産屋は知っててススメてくるんです。
本当にメリットのあるものなら独り占めしますよね。
そう言う常識的な判断が出来なくなるくらい若返りって魅力的?
①入った後蓋を閉めないと動かない。
②地下から入ったのに出口は2階の天井。
③出てくると12時間時間が進んでいる。
④同時に3日分若返る。
12時間失うけど3日若返るってやってみたくなりますよね。
でも3日では見た目は殆ど変わらないから何度もやってみたくなる中毒性。
流石『ラバー』や『ディアスキン』のカンタン・デュピュー監督、今回も絶妙にくだらないけど人間の心理を付いた作品でした。
仕事にクタクタで穴に興味の無い夫、若返る事に必死で家事を放置で穴に入り続ける妻、日本で手術をして自由自在に操れる電子ち◯こになった夫の上司(社長)etc.と出てくる人たち皆んな個性的。
主人公の旦那だけは理性的だったけど、後の人はすぐおっぱい揉んだり、ち◯こ擦ったり、何かと下の話しに持っていく。
韓国映画の警察がポンコツなのと同じくらい、フランス映画の男女はすぐエロに走る。
実は若返るのは表面上だけで時間が進んでるので身体の中は老化してるんです。
例えば腐ったリンゴを持って入ると表面上は綺麗になるんですが、中身は腐敗が進んでる。
穴のメリットとデメリットが絶妙のバランスだったのと同じく、作品自体も面白いとくだらないの絶妙のバランスでした。 これ観てた時の話し。
ボクはいつも最後列に座るんですが、予約した時点でボクだけだったんです。
なのでど真ん中を取ったんですが、劇場に行ってみると入口の通路側にご夫婦が座ってたので邪魔にならないように反対側の通路から席に着いたんです。
しばらくするとちょっとデブい男性がボクの隣りに座るんです。
ガラガラなのに何故隣の席取るんやろ?と思ってたらポップコーンむしゃむしゃ食べてゲップまでする。
鬱陶しいなぁ、と思ってたらポップコーン食べ終わったら「すいません」とボクの前を横切って出ていっちゃいました。
一体何がしたかったんや? 郊外のモダニズム風一軒家を下見にきた夫婦は、不動産屋からこの家の一番のウリだという地下室にあるマンホール様の穴を紹介される。乗り気がしないながらも促されて穴に入った夫婦は穴を出てみると12時間が経過していることを知る。さらに、この穴を通ると3日若返るという。購入を決めて移り住んだ翌朝、妻は穴に入ってみようと夫を誘うが・・・
突拍子もない設定で物語がどう展開するのか興味深い作品ではあるのですが、物語はたぶん大方の予想通りとはいかない展開を見せます。
妻は穴に入りたがり、夫はあまり乗り気でない。
妻は穴を何度も通り抜けることで若返ることを切望しているのですが、3日若返るというだけで目に見えて変化が分かるようになるには、相当の回数をこなす必要がある。
一回穴に入ると12時間経過するので、必然的に夫婦が時間を共にする機会は激減してしまうことに。
夫婦のすれ違いの大きさは物語が進むにつれ顕著になっていきます。
一方で、夫の会社の社長夫妻はプライベートでも仲が良く、あるとき社長は驚くべき事実を打ち明ける。
75分と短い映画なので、社長の体験はナイショにしておきますが、怪しげな日本の先端技術を駆使して年齢を超越したある種の“若さ”を手にしようとする。
穴に入る主人公の妻と社長の謎はいわば凹凸の関係でリンクしているともとれる。 物語のテイストは紛れもなくコメディなのですが、後半に行くに従って帯びてくる重い雰囲気は、永遠の若さを求める代償の大きさを示唆している、とも感じるところ。
音楽は管弦楽組曲第2番のフィナーレなどすべてバッハの音楽を電子的にアレンジしたものを使い、メロディックでシンプルな音型ながらどこか無機質的で哀愁を帯びた独特の雰囲気がこのシュールな作品のイメージを更に強調してみせます。
こうした雰囲気は意外にも物語のクライマックスとでもいうべき箇所での大胆な編集によって更に強調され、エピローグへと進むのですが、このあたりの展開は、人によって大きく評価の割れるところではないかと思います。
この作品が75分とコンパクトにまとまっているのも、こうした技法を使っているからなのですが、物足りないと感じたり、オチが弱いと感じる人もいるかもしれない。
エピローグで語られる内容はそのクライマックスを観れば、必然と思える帰結であり、そうであるならば、クライマックスの演出はこのような編集でも製作者の意図は充分伝わっているといえます。
むしろ正統的に時間を割いて90分くらいに引き延ばしたところで、作品全体の印象は変わらないでしょう。
最後の場面での夫の言葉を聞くと、このさりげないながらもピンポイントでテーマの中央に刺さる絶妙の閉じ方が、非常に良く考えられた結果なのだと確信できるのでした。
終わってみると、人の欲望の際限のなさ、身の程を知ることの重要性、といったものを痛感せずにはいられない教訓度の強いメッセージを感じるわけですが、というものの、当初の軽いコメディの雰囲気から予想もしない、受け取るには非常に重いテーマが、決して楽しいとはいえない後味となって残るところなど、これまた人を選ぶ要素には違いないと思うのでした。 「入ると時間が12時間進み身体が3日若返る穴」に翻弄される夫婦のSF…かと思いきや、そんなトンデモ設定をも吹き飛ばすおバカガジェットが唐突に出てきて苦笑。74分という尺も納得の異常な省略編集含め、不思議な映画体験だったな…。
この内容で邦題これなの?と思って原題調べたら直訳で『信じられないけど、真実』みたいな感じらしく、宣伝の人達の苦労が伺える…。コロナ禍で『オールド』や『X』など「肉体の老化というホラー」を題材にした作品が増えてるのは興味深い。
・ヘンな穴よりもヘンな例のアレ、齢26歳にして色々な意味で肉体の衰えを感じ始めた自分にとっては全く他人事ではなかった…… 星新一のショートショートを映画にしたような作品だ。あるいは「笑ゥせぇるすまん」か。
アイデアはひとつだけ。地下室の穴に入って出たら12時間後になっていて、その代わりに3日間若返るというものだ。この設定について考えながらの鑑賞となった。
若返るという言葉がミソで、身体機能や脳の働きも含めて若返るのであれば言うことはない。12時間後になるなら、起床時間の12時間前に穴に入れば、次の日は睡眠不足ではあるが、日常生活を壊さずに済むし、身体は若返っている。3日間に一度、睡眠不足の日を過ごせば、いつまでも歳を取らずに過ごせることになる。
しかしそんなふうな堅実な投資家みたいな対応をしてしまうと物語にならない。ここは人間の欲望丸出しでストーリーを進めるのが王道だ。その結果がハッピーエンドにならないことは目に見えている。星新一のショートショートにも「笑ゥせぇるすまん」にもハッピーエンドはないのだ。
本作品は夫の勤務先の社長の仰天のエピソードを絡めて、徹底的に人間を笑い飛ばす。そして若返るという言葉が必ずしも言葉通りではないことが明かされる。それによって巻き起こされる悲惨な場面は早送りで済ます。これはちょっと有り難かった。
エンディング曲がバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」であるところがいい。ひねりが効いている。
「彼女のいない部屋」「デリシュ!」それに本作品と、2日間で立て続けに3本のフランス映画を観たが、どの作品も人間性に対する掘り下げがある。鑑賞時間だけ楽しめればいいというハリウッドの娯楽作も悪くはないが、余韻が残るフランス映画は、やっぱりいいものだ。 ジェラールが穴に絡んでこないのがフランス映画らしいというか、もっとエンタメにするルートは沢山あったろうけどこのストーリー。アラン、ジェラールも穴に入る理由があるのに入らないのが「アート映画でしょ?」感。
不動産業者も中途半端に再登場するからタチ悪い。何も広がらんのかい。穴の説明とか裏側をやらないなら全員が穴にのめり込んで破滅ルート、ジェラールを穴に入れないなら不動産業者に近づいて穴を探るルートの方がエンタメ的に盛り上がった気がする。
アランはいい奴だけど、物語の主人公としては全く役割を果たしていない。リアルなのかも分からない。
それはそれとして電子ペニスのくだりは全部面白かった。終始ヘンな穴を活用しきっていない感じ。想像した方向に進まず終わった。
日本はよく洋画で技術国として出てくるけど、こんなことまでさせられるとは笑 愚行記録御伽話として非常に良かった。
一応SFっぽいプロットとして、「穴の下に降りると時間が経って若返る」というコンセプトがあるが、穴の仕組みを解明したりするよりは「使用→効果」という図式のみがコンクルードされているだけなのでファンタジーとしての括りの方が合っているのでは。
逆走するとどうなるかをやって欲しかったのだけれどそんなこともなく、単純に自然の法則に逆らう分だけ罰を受ける話になってた。
後半20分ほどある音楽のみで破滅を描くシークエンスが非常に良かった。
クラシックで明るい寓話感あるテーマ曲をナイズしておいた効果がキッチリある。ノレる。
仲の破局していく様の解像度が高い一方、陽気なスコアでアンビバレンスさが際立つ。
基礎的な文法だが効果的。
音楽のみの進行なので詩的でもある。
ルッキズム(と少しだけマッチョイズム)へのカウンター映画として教訓は得ることができる。ラストカットは清々しくもグロくもある。
見た目ばかりが清潔になり中身が腐っていくというモチーフ通り、映画全体もルックに対しての中身のドロリとした質感がある。面白い。 小品然とした不思議設定は、そのうち『おとなの事情』みたいにリメイクされそうな雰囲気。
電子ペニス手術やら、無駄な車の大爆発やら、なーんか仏独特のいじわるさが小気味よくて嫌いになれない1本。
ワンカット女学生を映しただけなのに、若さへの渇望を手放せない妻の深層を表現するなど、演出力のある監督なのだと思う。後半部の大胆な省略話法はそういった技量を活かした見事なものだと捉えるべきか…めんどくさくなって放り投げたと捉えるべきか…判断が付きかねる。 え!?そこで終わるの!?
何か微妙にホラーな気がした。
でも、全て社長の下ネタがかっさらっていった。
意味ありげな放置された古い車とか、地下室を気にするニャンコとか、全部置きっぱなしだよ 久々の、
つまらなすぎて感想も言いたくない映画でした。
スミマセン
電動○○○を自慢する話はただただ、
下品なだけ。
こんな内容に日本を出さないでほしいし、
爆発とかが起こるのかも不明。
題名の家に住むカップルについても
よくもまぁ夫婦で居続けられるなぁ、、と😱💦
一体、何が言いたいのか?何がやりたかったのか?
もしや
皆さん、高望みをせず
現実、現状をちゃんと見つめて
地に足をつけて生きていきましょうね、
って事かしら?😓
あと
廃車寸前の車に何か意味ありました?? ずっと観たかったデュピュー新作。穴以上に棒の話。人体発火改めチン体発火あります。ふつーに面白いし笑えたんだけど、ホラーでもコメディでもなく、これって結局どう見るのが正解なんだろ?みたいな考えがチラついてしまい、でもそんなこと考える時点でこっちの負けなんだろうなという謎の敗北感あった。タイムループもので余計な設定を削ぎ落としたような本作ではあるが旦那が奥さんに向かって「適当な時制にすると話がややこしくなってくるから」みたいなメタっぽい台詞があってちょっとがっかり。どうせやるならフルチ『クロック』みたいにとことん何も説明されないままノリと雰囲気一本で全て事を運んで欲しかった…。フィルマークスの表記的にも一応はコメディの括りに入るんだろうけど、若返りの反動で起こる作用のような痛そーな描写があると、いつかミッドサマーのアリ・アスターのような扱いを受けそうで、それだけが気がかりで仕方ない。 小品然とした不思議設定は、そのうち『おとなの事情』みたいにリメイクされそうな雰囲気。
電子ペニス手術やら、無駄な車の大爆発やら、なーんか仏独特のいじわるさが小気味よくて嫌いになれない1本。
ワンカット女学生を映しただけなのに、若さへの渇望を手放せない妻の深層を表現するなど、演出力のある監督なのだと思う。後半部の大胆な省略話法はそういった技量を活かした見事なものだと捉えるべきか…めんどくさくなって放り投げたと捉えるべきか…判断が付きかねる。 面白さの瞬間最大風速が設定を読んだ時であるのは否めないけど、つまらなくは無かった。
むしろ、もしかしたらマジでつまらないかも...と最悪の想像をしてた時のことを考えるとそんな心配は要らなかったくらいには面白い。あと<80分っていう短さが良い。
ただ、映画館で観る必要は無かった。ここは想像通り。
"この穴に入ったら12時間経過するけど3日若返る"どういうこと?なんでそんな設定にしたの!?という発想力の勝利。
しかも文字だけ読んでも細かいこと考えると良くわからん感じが絶妙。
映像観ることで、そういう感じね!みたいな状況に納得感はあるけど、"どういうことは聞かないで"のセリフ通り、説明完全放棄の清々しさは正しい判断。
あとなにが面白いって、こんなにインパクトある設定のくせに、映画見ると"電子ペニス"の存在感がデカすぎるところ 笑
なんだよそれ!しかもなんで手術は日本なんだよ!日本ってそんな性の先進国だったのか...🤣
前半はなにをそんな勿体ぶるんだってくらいなかなか要件に入らないくせに、後半は全部ダイジェストでお送りする采配も中々のセンス。
"12時間"と"3日"の数字も絶対値として多少の前後は許されると思うけど、結構良い塩梅の設定値だと思う。1年若返ろうとしたら大体2ヶ月経過か...
作品内で女性が求めるのは若さで男が求めるのは元気な下半身、それぞれ外見として象徴的なものなのかもしれないけど、結局中身が伴わない皮肉。
やりたいのはこんなところなんだろうけど、結局ふざけたいのか、下半身大炎上は笑った。
劇場を出て、なにも変わらず純粋に74分過ぎていることにちょっとだけ安心することが出来た。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています