FALL フォール-Fall-
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まぁアルバトロス配給だし、きちんとここの配給の作品観てればハードルが勝手に定められる
そのハードルは大幅に超える面白さではあったけどな
細かい設定にケチつける奴は映画見慣れてないニワカ
こんなのただただ楽しもんだ勝ち 28、49、92、149、242、341
嘘吐きゴミカス一覧
>>163はどっかのレビューの
改変コピペか? ロック・クライミング中の事故で夫を亡くして引きこもりになってしまった女性が主人公。彼女の親友で危険行為の動画を投稿して広告収入で旅を続ける女。彼女に連れ出され、取り壊しが決まった地上600mの鉄塔に登る事になった主人公…はたして2人は無事に地上に戻れるのか?ってお話しです。
所謂ワンシチュスリラーで、ジャンルとしては大好物なんですが…そもそも取り壊しが決まったボロボロの鉄塔に登るって行為自体に共感度ゼロで…(  ̄_ ̄)
てかこれ完全に迷惑系YouTuberと同じですよね?自分、迷惑系YouTuberは元より過激な発言や行動でネット票をあつめる炎上商法とかやってるヤツ等が大嫌いなので(誰とは言いませんが…あの人とかあの人の事です)ここでいきなりテンションダウン。フィクションなんだからそこに腹立ててどうすんの?とも思いますが、やっぱり気分よろしくないです。
鉄塔に登るシーンは確かに心臓バクバク。自分が高所恐怖症ではないものの、大して高くない場所でも手すりとか壁とか無い場所がすごく怖くて…ここはもう席を立とうかと思ったくらい(^_^;)
狭い鉄塔の上だけで、登場人物二人だけで展開するんだけど、きちんと観客が退屈しない様にいろいろイベントが起こります。演出は大したもんだと思うけど…やっぱり「そもそもなんでそこ登った?」って思いが最後まで払拭できず(;´Д`)
ラストのオチ(落ちではない)はちょっと意外でびっくりしたので、そこは加点。
てかアメリカって本当にこんな鉄塔あんの?よく強風で倒れないよね(  ̄_ ̄) クライマーはパラシュート背負って登るのはチキンとかダサいとかそういうのあるの? >>403
それは種類によるだろ
大半はつけないしそもそも重い >>404
死ぬ生きるかで重いを理由につけないの!? >>403
崖から転げ落ちるときにパラシュートなんて開かないよ。
ベースジャンプは崖などから勢いよく飛び出さないとパラシュートが引っかかって危険だし。
準備万端で崖パラシュートやっても死ぬ事故多い。 でも今回のテレビ塔にかんしてはパラシュートつけようや!!!! >>407
ていうかもしものトラブルの時のために一人くらい下で待機させておこう! >>408
確かに!!!!!
もう一人誘ってな!!!!! 錆び付いて老朽化したテレビ塔も怖いけど
指引っかかる位の凹みしかない断崖絶壁登る方が怖いだろ
よくやるよな
洞窟探検の人もだけど
入ったはいいけど
釣針の反しみたいになってる穴で
戻れないとか考えないのかな
怖くてみれんわ 彼らは脳が恐怖を感じにくくなってるんだよ
ドキュメンタリー映画のフリーソロとアルピニストはおすすめ 高所恐怖症なので劇場で観た映画の中でトップクラスに怖かった作品
この手のソリッドシチュエーション映画によくありがちな「浮気したしない」の痴話喧嘩だったり「海底47m」でも観た反則などんでん返しだったりと既視感がある演出が結構あるけど
伏線とか丁寧に貼られてるし、目玉の高所を使ったハラハラシーンとかめちゃくちゃ怖かったしかなり満足出来る作品でした
身近な物を使いまくったり驚きの食糧調達方法とかアイデア満載で
塔のてっぺんでの遭難がスタートしてと飽きさせない作りも上手くてよき
この手の遭難映画でお馴染みの襲ってくる動物ちゃん枠のハゲワシが思ったより登場しなかったけどインパクト抜群のシーンが結構あったし
主人公のアホな友達役のマッチョなお姉ちゃんのキャラが素敵でした
正直ホラーとしては遭難する前の塔を登る所やyoutubeでよく見るエクストリームセルフィーを撮る場面がクソ怖かったので
塔のてっぺんで悪あがきする中盤からはあんまり怖くないのが残念
とはいえ
この手のソリッドシチュエーション遭難映画の中ではかなり丁寧に作られてる方なので高所恐怖症の人でホラーが好きな人は映画館に走って観に行きましょう
カクタスジャックとマンカインドの話しをしたんならドゥードラブにも触れて欲しかったなぁ >>403
それは「ベースジャンプ」という別な競技になる
なおアメリカの600メートルテレビ塔からのベースジャンプしたやつは実在する 鉄塔も岩山も登るのもそうだが降りるのも怖くないのかね?
とくに岩山なんて登るとき以上に滑りやすいだろうにさあ おもしろかった。
頂上で遺灰を撒いた後、はしごで地味に降りるより、
派手にバンジージャンプしておいたり、パラシュートで降りながら撮影とかした方が
よりバズらせられそうな気がしたのと、
ハシゴで昇り降りするとき軍手的なものは着けないのかと思った。 ロッククライマーならハシゴが無くても降りられるものじゃないん? >>416
そういうくだらない感想いりません
パラシュートなんか持ってきたらこの作品は成立しないから ぶっちゃけパラシュートも上手く使わないと普通に死ぬし
上手く着地出来ないと足骨折するよ
常時使ってるならともかく、あれでも素人が使えるもんじゃない 600㍍の超高層タワーに取り残された2人の女性を描いたサバイバル・スリラー。
ポスター見ての通りあらすじ読んで通りのスーパーハラハラドキドキ映画。いやぁ、映画観てるだけで手汗ってこんなかくの⁉︎って驚いた。ホラー映画なんかはなんも感じないのに…(笑)
出演者もそう多くない(大半は2人だし)ワンシチュエーションムービー。おそらく低予算だと思うけど、とにかく作り方が上手い。
水・食料、生理現象、そして精神的な問題。テンポが良い‥というか、息もつかせぬ展開に2時間はあっという間だった。
極限状態の中、2人の秘密が明かされるなど“お茶を濁す”寄り道も忘れないし、ドキドキに慣れさせない為か終盤には驚きの展開も待っていた。その辺りを繋げる伏線の回収もGOOD!
美女2人というのも◎(主役の子は『シャザム!』の女子です)。『海底47m』のスタッフとの事だけど、パニックスリラー作らせたら世界一集団なのかも?(笑)
極度の高所恐怖症の方以外にはオススメ!おそらくスマホやTV画面では緊張感低そうで映画館のスクリーンで観るべき作品だと思うので、気になった方で近くで上映してる方は是非ご鑑賞くださいませ〜IMAXおすすめです!! 日本だったらどうなっただろうと考えるが、
まあ誰か点検に来るよな >>421
そもそも日本ならあんな廃墟放置しない
防犯カメラもあって登ってる時点で警察に通報されて不法侵入として逮捕されておしまい 先端の電球を外したら食堂の人が異変に気づきそう。
管理事務所かどこかに通報するとは限らないけど。 こっちは安全な映画館で見てるから
やっぱ映像だけじゃなくて人物がちゃんと怖がってくれるって重要よね?
実際夜になると周りが見えなくなるから思ったほど怖く無い
ロバート・ゼメキスのザウォークって高層ビル間綱渡りの映画があるんだけど
登場人物の誰も怖がらないから全然つまらないひどい映画だった。
まあゼメキスってここ20年くらい絶不調なんだけど。 日曜に新宿行くから夕方TOHOシネマズでやってるマンホールかバルト9でやってるフォールかどっち見ようか迷ってるんだけど
ハラハラ度はどっちが上なん? >>426
両方観られるお小遣いを貰ってないんだよ、察しろよ(笑) >>425
フォール
マンホールは観なくていいやつだった 旦那が転落死した親友を勇気づける為に
「元気出せよ!600mの電波塔から遺灰を撒いて供養しようぜ!配信するからバズらせようぜ!」
って謎のパリピスピリッツに唆されて、良い子は絶対にやっちゃダメな超危険クライミングに挑戦する事になった可哀想な美女のお話。
冒頭から不穏なフラグの連続で、終始手に汗握る緊張感が続いて全く気が抜けませんでした。
高所恐怖症じゃなくても玉ヒュン不可避な展開に、ゾクゾクが止まらない‼︎
地上600mの生存競争、面白かったです。 面白かった
手汗びちょびちょなったわ
ジェフリーモーガン相変わらずかっこいい 海底47mのスタッフだから同じ状況作ったのか
生の鶏肉食って食中毒にならないか心配だったわ あとはハンターがムチムチでそんなに筋肉なさそうなのが気になったくらいか >>426
Tジョイ系は土日じゃ割引もポイントもないんだっけ
じゃあTOHOシネマズでシネマイレージを貯めよう! IMAX3D版があったら凄いだろうな
2Dでも十分面白かったが。 こういった限られた場所のパニック映画は過去にたくさん見てきたけど、高いところというのは、単純にそれだけで怖かったし価値があった。
話しは、ライフオブパイみたいな部分もあって、ストーリーに新しさはなかった。
別に友達の浮気の話しもなくても良いように感じた。
ロープを使って、木を切る時みたいにロープと自分を巻いて足を使って、降りようと思えば降りられないのかな、流石に無理かな
あと、最後の救助されるところは、なんでカットしたのか?
どうやって救助されて、地上に降りる瞬間とか色々見たかったよ。 ヘリ飛んでたし、よくある救助隊員が後ろから抱きかかえ固定して吊り上げだろ あんな高さで梯子反りかえらせるなよ
金たまソワソワしっ放しだろうがよ ヘリの風圧でタワーが揺れて、支えが外れて飛ばされて死ぬかと思ってた 1から10まで描写しないと引っかかる人多いね
アホなテレビドラマとかゲームのやり過ぎか
省略の妙とかあるだろ 救助されるシーンなんて必要か?
見せたいのはそこじゃないだろうどう考えても そういう人は、疾走する親父の車のカットで何も思わないんだろうな。
何かかわいそう。 >>442
なんでジェフリーモーガン使ったか足りない頭で考えてくれ やー、ずっとタマヒュンでしたねー、タマヒュン。そもそも「高所の景色は好きだけど苦手」なのでスルーしたかったけども、中々のワンシチュエーション予告に背中を押されちゃいましたよね。
「グラビティ」までは高度も含めて到達出来なかったけれども、地に足の付く(地に足の付かない)ワンシチュエーションスリラーとしては面白かったのではないでしょうか。ちょっと脳内と行き来し過ぎて食傷気味にはなりましたけども。
YouTuber事情と「はいはい…」な関係は好みが分かれる所ですかな。僕は、携帯(スマホ)とドローンの件で少し冷めちゃって、普段は「ディティールディティール煩いよ!」とか言ってるのにね…汗、ってなっちゃって入り込めない何かが付き纏っちゃいました。
展開的にはとても面白い。 鮫映画で船にあがる寸前に襲われるみたいな
救助のシーンでもう1つ来るかとおもたけど 2回目観てきた
オチ分かって観ても面白かった
これ、スマホとかTVで観るのと映画館で観るのと
全然感想違ってくると思うんだよね スマホで観るならVRゴーグル
至福と地獄が味わえそう ハンターのスニーカーにスマホ入れて落とす時にベッキーが靴も靴下もブラもと言ったのは明らかにハンターに対するモヤっとした感情がそう言わせたと思っていい?
なんか感じ悪い言い方だったんだよね なぜか終盤に泣いてしまった
ベッキー助かって本当に良かった >>451
そういう映画じゃないけどなんか疾患持ちでは? >>452
そうかもしれないから医者行くの付き合ってくれ
お前も行った方が良いだろ? >>450
俺もあのシーンはいろいろ含む物があったんだろうなと感じたな とにかく言いたいのはこれは大きいスクリーンで映画館で見ないとダメな気がする!!
スマホで見たら絶対面白さ半減する
なんでそんなところに!?とはなるんだけども、最悪な状況での助かるためにすべきことを全力でやるところは面白かった
ところどころビックリしたり目を伏せたくなるようなシーンがあるけど、それがあるからこその臨場感が伝わる
極限状態を表現する映画って人間味がよく表れててやっぱり面白い >>454
分かってくれる人がいて嬉しいわ
あれはダンの浮気が分かる前だから「こんな危険な事になったのはお前の責任だ」って事だよな
表情とか絶妙だったと思う めちゃくちゃ面白かったが
冒頭のクライミングの
落ちそうになる所の
何年前の映画だよってレベルの
ショボい合成はなんとかならんかったのかw >>451
わかる。
サメ映画とかで助かってもあまり嬉しくなかったりするけど、この映画は嬉しかったわ。
感情も乗っかってたんだなと思う。 見てきた
これって実際に登って撮影してるわけじゃないよね?
CGになるの? キン●マひゅーーー~ん!!(二人ともついてないけど)
映画観て、こんなに「手汗」かいたの、何年ぶりだろう。
最近は、くだらないスラッシュムービーやグロ映画の観すぎで、首が飛んでも、腕がもげても、もはや半笑いで鷹揚に受け止められる度量(老人力)が身についてしまっていたが、ひさびさに思わず「ひぃぃぃ!」っと目を閉じかけること数度。
幼い頃に、薄目で『サスペリア』や『13金』を観ていたころの「ビビりまくる感覚」というのを思い出させてもらいました。
なにせ僕は、バリバリの高所恐怖症である。
まわりに壁やガラスや金網があれば、東京タワーでもスカイツリーでも登れるし、ある程度、足元に傾斜さえあれば、槍ヶ岳でも穂高でも平気で登頂できるのだが、いざ足元が切り立った断崖になっていると途端にまったく進めなくなる。昔、群馬の妙義山の子どもでも登れる中級ハイキングコースで腰を抜かしかけて、尻尾をまいて逃げ帰ってきたことがある。
それから、錦糸町にあるトリフォニーホールの三階席最前列で、恐怖のあまり指から垂れるくらい手汗をかいて、休憩時間に後ろの席に移らせてもらったこともある。
とにかく、「周囲に支持がない」状態で高いところにいる感覚が、僕はたまらなく怖いのだ。
で、きょう、たとえ映画のスクリーンのなかで起きていることであっても、ちゃんと「手汗」はドバドバ出るのだ、ということを嫌というほど思い知らされました。いやあ、マジ怖かった!!
映画としてどれくらい評価されるべき作品かは、正直よくわからない。
実際、4つも星をつけるような映画ではないのかも。
あきらかに低予算映画だし、作り手も女優もあまり有名な人ではない。
話のつくりも、そんなノリでいいのかな、と思わないことはないし、
ガチのクライマーにあんなぽっちゃり体型の人っているものなのか、とか、
クライミングやってた割にはふたりともタコのない綺麗な手してるな、とか、
1年呑んだくれてた人間が急に鉄塔登りとかやれる筋力あるのか、とか、 いろいろ気にしだすと、けっこう切りがない。
そもそも、こんな塔、物理的に立ってられないだろう、とか、
あれだけ配信で煽ってて更新されなかったら、ふつうに誰か警察に連絡するのでは、とか、
一晩、航空灯が消えてたら大問題だし、それだけでも気づかれるもんじゃないの、とか。
でもやっぱり、なんだかんだいって、「アイディアの勝利」なんだよね。
このワン・アイディアにたどり着けただけで、
もう細部の出来とかどうでもいいというか。
この映画は、僕みたいな「高いところが怖い人間」に、
びっしょり「手汗」をかかせることに成功した。
もうそれで、「勝ち」でいいじゃないか?
僕は、小説や演劇と違って、映画は受け手が「受動的」な状態でも十分楽しめるところに、「娯楽の王者」としての絶対の優位性があると思っている。
要するに、能動的に関わったり、考えたり、集中したりしなくとも、自動的に楽しめるのが映画だ、ということだ。ただ座って観ているだけの観客を、「無理やり」興奮させたり、「強制的に」持っていったりするだけの「働きかける強い力」が、映画にはあると思うのだ。
そして、その際たるものが、「エロス」と「ホラー」なのではないか。
この二つは、「つい硬くなったり」「つい上気したり」「つい目をそむけたり」「つい冷や汗をかいたり」と、われわれ観ている者の「身体」に直接訴えかけてくる、始原的な力を備えている。
それは、とても動物的で、体感的で、本能的な力だ。
だからこそ、僕は無条件に「エロス」と「ホラー」という、一見「下世話」で「低俗」と思われがちなジャンルをひたすら愛し、ひたすら敬うのだ。
逆説的にいえば、こちらがいろいろ考えたり感情移入したりしないと楽しめない高尚な作品よりも、よほどストレートに人間の「根幹」と結びついている「すぐれた」ジャンルだと思っているから。 で、今回の『FALLフォール』は、ここでいう身体への訴求力、影響力、強制力が、ちょっと他では類を見ないくらい強烈だった。そこは、認めざるを得ない。
だって、マジで観ていて手汗がとまらなかったもの。
(となりのオッサンもしきりに揉み手してたから、俺と一緒だったのでは?)
これだけ「根こそぎ持って行ってくれた」映画を
評価せずして、一体なにを評価するというのか。
この圧倒的な「手に汗握る」感覚の前では、
「映画の出来」なんて些末なことだ(笑)。
それに、この映画のアイディアって、実は意外にリアルでもある。
僕にはまったく理解できないけど、「クライマー」という人種は大量に存在するし、
命綱なしでクッソ高い岸壁を登ってしまう「フリーソロ」の猛者も複数存在する。
(映画冒頭と全く同じ、命綱無しのフリークライミングを皆さんガチでやっている)
実際にこういう「デンジャラスD」みたいなインスタ投稿者も存在するわけだし、
映え写真を撮ろうとして、高所から落ちて死んだ配信者も「何人も」存在する。
だから、ここで描かれる無謀な挑戦は、決して絵空事でもなんでもないのだ。
実際に、こんな途方もないことをやってる奴らが、この世の中にはいる。
そう思いながら観ると、余計に映画内のエピソードがリアリティをもって感じられ、怖さが倍増しになるというものだ。
今までも、クライミングの映画や、「高所に登る」映画はいろいろあった。
古くは、クリント・イーストウッドの『アイガー・サンクション』。
あるいは、シルヴェスタ・スタローンの『クリフハンガー』。
ちょっと変わり種だと、地底洞窟に垂直降下してゆく『ディセント』。
あと、ロバート・ゼメキス監督の綱渡り映画『ザ・ウォーク』も同じカテゴリーか。
それから、ここ数年は、フリーソロの神様のような人たちのドキュメンタリーが、『フリーソロ』『人生クライマー』『アルピニスト』と、立て続けに公開されている(高所恐怖症ゆえ、クライマーにシンパシーを持ちえないので僕は観ていないが、 彼らはこの映画の主人公たちと同様、マジで命綱もつけずに数百メートルの断崖絶壁を「手だけ」で登ってしまうのだ)。
これに、インスタ映え中毒の要素(『ザ・サークル』『スプリー』とか)と、「狭いところに閉じ込められる系」(『パニック・ルーム』『リミット』『デビル』とか)が、結びつくと、必然的に『FALLフォール』が生まれてくる。
僕は、単純に高いところが怖いから、単なるクライマーの映画は観ない。
だが、これが「サスペンス」としてフィクションに仕立ててあると、がぜん観る気がわいてくる。
『FALLフォール』は、たしかにフリー・クライミングの「怖さ」に依存した映画だ。
だが一方で、意外にいろいろと考えて作ってある気配もある。
この映画、「サスペンス映画」として、なかなかによく出来ているのだ。
まず、前半に出てきてちょっと「おやっ」と思うようなシーンは、実はほぼすべて、状況解決につながる「伏線」であり、それらはしっかりラストまでにすべてきちんと律儀に「回収」される。
これらの伏線は、バレやすいかどうかはさておき、結構「本格ミステリ」並にねちねちと張り巡らされていて、監督の充実したミステリマインドがうかがわれるのだ。
さらに監督は、「鉄塔登りのアイディア」と、「鉄塔脱出のアイディア」に加えて、「友人」の過去にまつわるとある「秘密」もお話に絡めてくる。さらには……おっと、これは言ったら興ざめだね。
ハンター役がクライマーにしては明らかに小太りに見えるのも、実は物語の設定上、「ベッキーよりは肥って見えないといけない理由」がちゃんとあったり。
なんにせよ、「謎」と「解決」の連鎖によって物語を紡ごうとするミステリ寄りの姿勢は、実にすばらしい。
サスペンス映画として観たとき、この映画が猛烈にずるいと思うのは、鉄塔の最上部にいる、という状況下においては、「ただ立つだけ」「ただ手を放すだけ」で、ちゃんとスリルとサスペンスが生まれてしまうということだ。
だから、なにげないシーン――ふと下を見下ろすとか、二人が位置を入れ替えるとか、両手をふって相手を応援するとか――が、観ていてもう、怖くて怖くて仕方がない(笑)。 >>460
荒野に塔の先っちょの部分だけ作ってそこで撮影したみたい。
メイキング見た感じ10m-20mくらいあるんかな。
後加工で命綱を消してるだけで絵的にはあまり加工してないぽい。 本人たちにとっては、まったく普通のことをやっているだけなのに、ヒロインがよいしょと立ち上がるだけで、あるいは何かをバックパックから取り出すために両手をフリーにするだけで、(少なくとも僕のような高所の怖い)観客はもう気が気ではない。「もっと注意して動けよ!」「それで落ちたらどうするんだよ!?」――何度観ながら、ツッコミを入れたことか。
ヒロインの一挙手一投足で客をビビらせられるサスペンス映画って、実はけっこう凄くないか?
それから、『テルマ&ルイーズ』のような「女性ふたりのバディ・ムーヴィー」として、今日びの映画の風潮としてのフェミニズム的要素もしっかりクリアしている点も如才ない。実際に「命を預け合う」クライマーどうしの絆って、きっと僕たちが考える以上に深く濃密なものなんだろうし、当然、そこから産まれる愛憎のドラマというのも、密度の濃いものになってくるわけで。
だから、敢えて「男女」のペアにせずに、女性どうしに設定して、ふたりの友情を物語の中核に据えたのは、なかなかのいいアイディアだったのでは。
なお、主演の二人は、見た目から漂うオーラはほぼゼロに等しいが、演技としてはとてもよく頑張っていたように思う。特にベッキー役の女優は、目元をチックみたいにひくひくさせるのがとてもうまい(笑)。呑んだくれているときに結構伸びていた爪が、鉄塔登りになったら切りそろえられていたのも芸が細かいなと思いました。
ー ー ー ー
あと一点、とくに指摘しておきたいことが。
そういや、この映画、やたら「鳥」に厳しいよね。
なぜか、やけに「鳥」が「怖いもの」「凶兆」として扱われている。
長年のバーダーである自分としては、「監督、小さいときになにかあったの??」と訊きたくなるくらいの「バードフォビア」ぶりだ。
冒頭でも、鉄塔登りの出だしでも、中盤でも、物語の終盤でも、「鳥」は主人公たちの運命を左右する重要なファクターとして降りかかってきて、彼らはどう鳥に対処するかを問われることになる。 ここでの「鳥」は、ヒッチコックの『鳥』に近い、明快に人類に対して敵対的な存在だ。
(そういえば、この映画の中核には当然、ヒッチコックの『めまい』的な要素もあるわけで、もしかしたら監督は結構なヒッチコキアンなのかもしれない。二人が塔を登っている最中にだんだん弛んでゆくナットとか、まさにヒッチコックの「爆弾理論」そのままだし)
考えてみると、人間は重力には決して抗えない存在なわけで、高所から足を滑らせたら、ただ下へと落ちるほかない。だが鳥は違う。重力に対抗して、自在に空を舞う力を持っている。
鳥からすれば、崖の途中にある洞窟や鉄塔の上は絶対的な「自分たちにとっての聖域」であり、そこに土足で踏み込んでくる人間連中は、ただただ「敵」でしかないだろう。
一方、重力に挑戦してクライミングに命を懸ける人間から見たら、鳥はうらやましくも憎らしい存在に違いない。「お前らは羽があっていいよな、俺だって欲しかったよ」というわけだ。
その意味で、本作における「鳥の意外なくらいの禍々しさ」は、きちんと理由のあるものなのかもしれない。
「聖域」を犯す人間たちに死に物狂いで挑んでくる鳥たちと、それに死に物狂いで立ち向かう人間。
羽のあるものと羽のないもののあいだで起きるつばぜり合い。
高所での生存権を懸けた、究極のサバイバル。
「高所」にチャレンジする人たちにとって、鳥は永遠のライバルなのだ。たぶん。
まあ実際、綿密な登頂計画を立てて壁に挑む人たちにとって、対象物の劣化(岩の崩壊や老朽化した建築の脱落)と並んで一番怖いイレギュラー要素が、まさに「鳥の介入」なのかもしれなくて、「鳥が怖い」「鳥が憎らしい」というのは、クライマーに共通するリアルな認識なのかもしれないが。 >>465
実際には地上10-20mのとこでやってるのか
それでも十分に高いと感じちゃうな 登場人物はほぼ4人だけ。ワンシチュエーションに近い設定なのに、ハラハラドキドキが途切れない。高所恐怖症の私にとっては居心地の悪いことこの上ないけれど、最後まで面白かったです。 ただ、後半でオカルトチックなタネ明かしシーンがあったり、さすがにこれは現実にはあり得ない描写があったり(××の充電など)、少し冷めてしまうところがありました。 それにしてもよくこんな企画実現したな、と思います。人物4人でしかも主要な舞台は畳2枚くらいの場所。プロデューサーにこれじゃ無理だろ、と言われそう。ナイスボディの女の子たちが物語の必然で脱ぎます、と言って説得したのだと思います。たぶん。 107分という近年では短尺ながら、材料がやり過ぎなほどたっぷり放り込まれていて飽きないです。少し減らして (私は、三角関係は無用と思いました) 整理したら傑作になっていたかも知れません。 P.S 他レビュアーの方が、ドローンで携帯下ろせば良かった、と書いていらっしゃいますが、なるほどと思いました。私は、木こりのやり方で階段無くても降りられたのでは?と思いました。 良くも悪くもド直球のパニック映画。パニックといっても航空機墜落とか豪華客船転覆とか超高層ビル火災ではなく、高い鉄塔から降りられなく2人という…なかなかに珍しい、言ってしまえば「プチ・パニック映画」(…そんなジャンルあるのかw)。ただ高所に特化している分、シンプルでストレートに怖さを楽しめます。一応ドラマ部分もあるんですが、やはり限られたアイテムと知恵と勇気で挑む主人公の奮闘劇を楽しみたい一本。…あと意外にセクシーさもオマケ的についてきます。ただ映画としてのスケールは小さいので、評価は低め。 バルト9でマンホールとフォール両方見てきたけど階段外れるとことかスマホ投げるとことか相手に増悪な心理隠してることとかびっくりするくらい共通点ありすぎ! プチ・パニックならド直球のパニック映画じゃえねえじゃん
まあコピペだけど このスレあったんだw
昨日みてきたわ
いろんな意見あるが自分はハンター推しだな
あんな風にはなれないから憧れる
めちゃナイスバディ陽キャ徹底したタフ思考
おもしろいよね
まあ死ぬのは序盤から想像したがね
イライラさせるような展開は狙い通り
でてくる男キャラはクズみたいなのはそうではなくよくある不条理がテーマだと思った >>474
アメリカでは去年の夏に公開してるからね。あとは察し… レビューサイトの感想ってなんでこんな変なものばかりなのか? >>480
別にあなたのことは否定してないのに被害妄想強いなw >>477
でも他のパニック映画でよくあるヒステリックになって状況が悪い方向に…みたいな展開はなくて良かった。
男絡みの問題も女の友情を同じくらい感じたし。
どちらも最適解めざして頑張ってた。 最大の違和感はふたつ
・ハンターはアンテナに落ちたがどう考えてもそこに滞留するわけがなくすぐにスルッと落ちる
・ハンターの内蔵にスマホをいれるのって腹グル巻きとかしない限りどう考えても空中で外にでる >>481
ちがうわwww
別に被害受けたつもりはなく指摘しただけなw 見てきた
最後に親が勝利する映画だった
保守派の勝利 >>486
親はなんも勝負なんてしとらんしwww
へんな論点さしこむなよw お父さんは娘がパートナーや友達に唆されて危険なことをするのに反対だった
これからベッキーはお父さんの言うことを聞いて保守的な人生を歩む 神秘体験をして九死に一生を得たからスピリチュアルな道に進むかも。 塔からの生還の一件はニュースでも広く取り上げられるだろうし
インタビューや講演依頼が殺到しそうだしなあ ドローンは詳しくないけど業務用ならまだしもあんな東急ハンズのホビーコーナーに売ってるオモチャみたいなドローンて
あの強風の場所で安定して飛ばすことできるんか? >>491
オカルト満載のサスペンスだよね
まあエンタメとしておもしろけりゃなんでもござれ >>488
後日談はもういいかなって感じ
これはこれで売り切りがいいよ ドローンに靴ひもでスマホをくくりつけて、塔の真下へ降ろして終わり。
なんで、ドローンなんてものを持たせたんだ。 >>239
>>245
プログラムないって売店で言われたけど
元から作ってないって >>494
ドローンの操作にスマホが必要だから。
この話は最速クリアが
・バッグ回収
→ドローン回収
→スマホ操作でスマホを運ぶ
なので、
製作陣も早めにひとつ目のスマホは手放させたかった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています