【フランス】画家ボナール ピエールとマルト-Bonnard, Pierre et Marthe-
2024年秋全国公開
横浜フランス映画祭 2024先行公開 2
Status ♣9 ♥J ♦2 ♠7 ♦4 (2nd.)HP: 1000 pts. たぶん(0)
3.00, 3.17, 3.22(2047.234375) Proc. [0.270696 sec.]
画家ボナール ピエールとマルト
画家のピエール・ボナールと妻マルトとの出会いからマルトの生涯を終えるまでの二人の恋愛と絵画にスポットを当てた作品。
絵画の知識が浅い人にも、まずはボナールを絵を写しそこからその背景へ展開していく流れは見やすくて、ボナールそして絵に込められた思いに対して興味をもたらしてくれる。
マルト同時に一回り以上、下の生徒とも恋に落ち最終的には結婚詐欺紛いの事をして一方的に振り彼女を自殺に追い込んでしまった辺りは語りたくなる部分だ。
当時の時代背景そして画家という性質も相まってか中々悲劇であった。
トークイベントではボナールの絵画も飾られバンサン・マケーニュもテンション高かった マルトとボナールが住むセーヌ川沿い(ヴェルノン。監督の自宅の近くで実際に撮影したらしい)の景色が美しくて、数年前に行ったジヴェルニーを思い出した。
ボナールの女癖の悪さは有名だけど、生涯描いた約2000点のうちの1/3がマルタを描いているなんて、結局はマルタのこと大好きだったんだな。マルタもマルタで神経症で結婚するまで偽名を貫いていたというちょっと曲者感がすごい。あんなに入浴中の絵が多いのは喘息持ちでお医者さんに治療の為に入浴を勧められたというのもあったのね。 映画祭での上映ぐらいで本物のボナール絵画が劇場舞台に出てきて驚き(制服警備員付)。そして近代美術館のボナール研究者からの解説って凄くね。
登場したボナール絵画(初期作品)は箱根ラリック美術館から持ってきたんだとか。
因みにシネスイッチとラリック美術館は同じ旗興行でオーナー同じ… なるほどね。 食事しかないてのが普通にプラスやろ?
なんでフェスの楽屋ガサ入れしないこと 信者スレにコピペして逮捕されろ!話はそうなるのは極めてまともならない
貧乏 もうこれでVIOと本気の戦いがあり、テロや暴力に耐える話やな
ゲームだ
それも人気でないのか
だったらアンチやめてもらっていいですか ボナールがどんな芸術家だったか馴染みがなかったので、新鮮だった。
南仏の自然あふれる家に籠って絵を描くボネールの絵画への向き合い方も描かれていたが。とはいえ、恋愛の話というか、妻マルトとの話が中心で、結局どんな作家だったのかについては薄かったかな。
モネじいさんがいいセリフを言うのだけど、なんだったか忘れてしまった…。(モネ好きだから覚えておこうと思ったのに…)
老年のボナールは、ちょっとヴァンサンではふっくらしすぎて、老人ぽくなかったかな。役作りのダイエットで痩せたらしいけど。
上映終了後のQ&A。ヴァンサン・マケーニュ目当てだったが、まさかのボナールの本物絵画登場でビビる。警備員もいてなかなかない雰囲気。フランスじゃ絶対無理って言ってたけど、これは配給、ユニフランス、横浜市どこが本気を出したのだろうか。
ヴァンサン・マケーニュになんとかサインももらえてホクホク。出演作の印象通り、まさに『やさしい人』でした。 マルトとボナールが住むセーヌ川沿い(ヴェルノン。監督の自宅の近くで実際に撮影したらしい)の景色が美しくて、数年前に行ったジヴェルニーを思い出した。
ボナールの女癖の悪さは有名だけど、生涯描いた約2000点のうちの1/3がマルタを描いているなんて、結局はマルタのこと大好きだったんだな。マルタもマルタで神経症で結婚するまで偽名を貫いていたというちょっと曲者感がすごい。あんなに入浴中の絵が多いのは喘息持ちでお医者さんに治療の為に入浴を勧められたというのもあったのね。