【フランス】めくらやなぎと眠る女-Saules aveugles, femme endormie-
「横浜フランス映画祭 2024」(24年3月20~24日=横浜みなとみらい21地区)上映作品。
上映時間:109分
配給:ユーロスペース、インターフィルム、ニューディアー
2024年初夏一般劇場公開 2
Status ♠3 ♥10 ♠10 ♦6 ♦10 (2nd.)HP: 1000 pts. たぶん(0)
3.78, 3.45, 3.43(2046.644531) Proc. [0.219089 sec.]
まあ、村上春樹って人に好感を持てないのだがそこには一般的に描く印象だろう海外受けを狙った古い言い方ならバタ臭さ、なんでか知らないがモテる主人公、自身の知識をどこか披露するような姿。これらを感じる。で、特にそんなもん意識しないで観るもんだから女から寄ってくるのなんて映画としてなんの不思議もないしーとか思うのだが、先入観をある程度廃したつもりでいても、結局のところ普通なんです。でもまあ、あっ行李がある!となった辺りは好きです。大体分かっててもあれで良い。
芸術を作ろう!と意図すると当然原作ではなく監督個人のフィルターにて解釈したものになるし、それはタイトルを与えられた作品以外の多数の短編を繋ぎ合わせることでもよくわかる。イメージとして核となる3人各々の普遍的な姿というのもわかる。また、チラシにでも書いてたんだったか、実写から起こしているというのも構図がアニメ的でないのでわかる。
でもまあ、なんかそんだけっす。あと、どうでもいいのだけど主人公が原作者に似てる云々とトークで聞いたが、それより親戚の子かなんかといるとき2人ともジャイアント馬場みたいに見えたんだよな。
取り敢えず、片桐さんとかえるくんにわれわれは救われていたのだそうだから今後の人生楽しんでいきますよ。